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肝が据わ・る🔗🔉

肝が据わ・る 落ち着いていて、めったなことでは動揺しない。 ◇覚悟を決めることは「肝を据える」という。 「すわる」を「座る」と書くのは誤り。

肝が太・い🔗🔉

肝が太・い 度胸があって物に動じない。 「彼は平然と火中に飛び込むほど━」 「肝が大きい」とも言うが、「肝が太い」が標準的。反対の意は、「肝が細い」よりも「肝が小さい」が標準的。

肝に銘めい・じる🔗🔉

肝に銘めい・じる 心にしっかりと刻みつける。肝に銘ずる。 「師の戒めを━」

肝を潰つぶ・す🔗🔉

肝を潰つぶ・す 非常に驚く。びっくり仰天する。

肝を冷や・す🔗🔉

肝を冷や・す 危ない目にあって、ひやりとする。

きも・い🔗🔉

きも・い 〔俗〕気持ち悪い。 「いつもへらへらしていて━」 ◇「気持ち(が)悪い」の略。若者ことば。 多く「キモい」と書く。

きも‐いり【肝り】🔗🔉

きも‐いり【肝り】 中に立って世話をすること。また、その人。 「叔父の━で就職する」 名主。庄屋。 関連語 大分類‖関係‖かんけい 中分類‖なかだち‖なかだち 大分類‖関係‖かんけい 中分類‖世話‖せわ

き‐もう【起毛】🔗🔉

き‐もう【起毛】 名・自サ変織物・編み物などの表面を毛羽立たせること。 「━機」

きも‐すい【肝吸い】━スヒ🔗🔉

きも‐すい【肝吸い】━スヒ ウナギの肝を入れた吸い物。麩や三つ葉などを入れることもある。

きも‐だめし【肝試し(胆試し)】🔗🔉

きも‐だめし【肝試し(胆試し)】 墓場など気味の悪い場所に行かせて度胸があるかどうかを試すこと。

き‐もち【気持ち】🔗🔉

き‐もち【気持ち】 ある物事や人に対していだく心の状態。気がまえ。心情。 「━を落ち着かせる」 「感謝の━でいっぱいだ」 「行きたい━はあるのだが、…」 「━のこもった手紙」 「ほんの━だけですが…」など、贈答の際の謙けんそんのことばとしても使う。 「気持ち」の程度表現は「強い/弱い」や「大きい/小さい」が一般的。まれに「多い/少ない」も用いるが、慣用になじまないものもある。「出馬する━が強い」「参加する━は小さい」「残留より移籍を希望する━のほうが多い」 からだの具合や状況からおこる心の状態。気分。 「飲み過ぎで━が悪くなる」 「温泉につかり、いい━だ」 〔副詞的に〕ほんの少し。こころもち。 「髪を━短めに刈る」 関連語 大分類‖心‖こころ 中分類‖気持ち‖きもち 「気持ち」の敬語表現 〔尊敬語〕 お気持ち「お気持ち、お察し申し上げます」「お気持ちだけありがたく頂戴いたします」 お心「皆様の温かいお心に深く感謝申し上げます」 おぼし召し「格別の思し召し、誠にありがとうございます」「御寄付はほんの思し召しということで結構かと存じます」 〔丁重語〕 微意「謹んで哀悼の微意を述べさせていただきます」 微衷びちゅう「私どもの微衷を何とぞおくみ取りください」 老婆心ろうばしん「老婆心ながら、一言申し上げます」

明鏡国語辞典 ページ 1532