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あな‐ぐら【穴蔵(穴倉・窖)】🔗🔉

あな‐ぐら【穴蔵(穴倉・窖)】 物を蓄えるために、穴を掘って地下に作った蔵。 〔俗〕地下室。 「━に住む」

アナグラム[anagram]🔗🔉

アナグラム[anagram] つづりの位置を変えて別の意味の語句をつくること。また、その遊び。「listen」を「silent」とする類。

アナクロ🔗🔉

アナクロ 名・形動時代錯誤であること。 「━な考え」 ◇「アナクロニズム」の略。 ‐さ

アナクロニズム[anachronism]🔗🔉

アナクロニズム[anachronism] 時代錯誤。時代遅れ。アナクロ。 「━に陥る」

あな‐ご【穴子】🔗🔉

あな‐ご【穴子】 近海の砂泥底に分布するアナゴ科の海水魚の総称。体はウナギに似て細長く、うろこ・腹びれがない。マアナゴ・クロアナゴ・ギンアナゴなどは食用。

あな‐ごもり【穴籠もり】🔗🔉

あな‐ごもり【穴籠もり】 名・自サ変動物が土や木の穴にこもって冬を越すこと。 ◇晴れがましいところから離れて暮らす意にも転用する。

あ‐な‐た【方】🔗🔉

あ‐な‐た【方】 〔雅〕遠称の指示代名詞 話し手からも聞き手からも遠い方向・場所を指し示す語。むこう。あちら。かなた。 「山の━」 ある時点を基準にして、それよりずっと以前または以後を指し示す語。ずっと昔。ずっと先。かなた。 「千年の━に舞い戻る」

あ‐な‐た【貴方貴男貴女🔗🔉

あ‐な‐た【貴方貴男貴女 二人称の人代名詞同等以下の相手を指し示す語。軽い敬語として、同等以下の相手に使うほか、妻が夫を親しんでいう場合や名前・身分などの分からない相手に使う傾向が強い。また、公用文で「貴下・貴殿」に代わることばとして使う。 「━はそう言うけど、実際はどうかな」 「〔アンケートなどで〕━はどう思いますか」 「〔公用文で〕━から証人として証言を求めることになりました」 かな書きが一般的だが、手紙などでは漢字書きも好まれる。「貴方」は男女ともに、「貴男」は男性に、「貴女」は女性に使う。漢字で書く場合、表記に支えられて相応の敬意がこもるが、上位者には避けたい。 本来対等または目上の相手への敬語として使ったが、現在ではよそよそしい語感が嫌われ、対等の相手には避けられる傾向がある。 関連語 大分類‖人称‖にんしょう 中分類‖あなた‖あなた 「あなた」の敬語表現 〔尊敬語〕 貴方あなた貴男あなた貴女あなた・あなた様「貴方あなたに差し上げました寸楮すんちょ、早くに御閲読いただけたものと存じます」「末筆ながら、あなた様のご健康とご多幸をお祈り申し上げる次第です」 お宅様たくさま「お宅様には御迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません」 雅兄「雅兄からもよろしくお口添えください」 学兄「学兄の貴重な御意見、ありがたく拝読しました」 貴下「立春の候、貴下ますます御清栄のこととお慶び申し上げます」 貴君きくん「先般某紙にて、貴君の活躍ぶりを拝見しました」 貴兄きけい「貴兄の御厚意に深く感謝いたします」 貴所きしょ「貴所におかれましては益々の御活躍、恐悦至極に存じます」 貴女きじょ「貴女の御尽力に心より感謝申し上げます」 貴台きだい「貴台に(おかれまして)は、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます」 貴殿きでん「貴殿にぜひ御教示を賜りたく、お願い申し上げます」 貴方きほう「貴方には大変ご面倒をおかけいたし、申し訳ございませんでした」 けい「兄の御活躍を楽しみにしております」 賢兄「賢兄もぜひ我が家にお越しください」 賢台「賢台の御協力を切にお願い申し上げる次第です」 仁兄「仁兄のお心遣い、誠にありがたく存じます」 足下そっか「足下の御協力を仰ぎたく、お願いいたします」 尊兄「尊兄もお体をどうぞ大切にお過ごしください」 尊台「尊台にはますます御健勝のこととお慶び申し上げます」 尊堂「尊堂の御健康をこころよりお祈り申し上げます」 大兄たいけい「大兄の変わらぬ御活躍を心から嬉しく存じます」 老兄「久しぶりに老兄にもお目にかかりたく存じます」  *「あなた(様)」「お宅様」以外は、主に手紙などの文章で使う。  *「あなた」は、本来対等または目上の人に対して使ったが、現在は目下の人に使う傾向がある。「あなた様」と「様」を添えても、目上の人には使いにくい。  *本来は、対等または目上の人には「貴殿」「貴方」「賢台」「尊台」「尊堂」を、同等(以下)の人には「貴下」「貴君」「足下」などを使うものだが、今では目下の人を格上げしてそれに使うことも多い。  *「雅兄」「学兄」「貴兄」「兄」「賢兄」「尊兄」は、本来、親しい男性の先輩・友人に対して使うものだが、今では目下の人を格上げしてそれに使うことも多い。  *古い言い方に「御身おんみ」「けい」「尊公そんこう」などがある。

明鏡国語辞典 ページ 160