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くるし・い【苦しい】🔗⭐🔉
くるし・い【苦しい】

形
耐えがたいほど、肉体的につらく感じる。
「私は息切れがして━」
「胸が━」
耐えがたいほど、精神的につらく思うさま。
「今日の試合は━・かった」
「━胸の内を打ち明ける」
物や金銭が不足して困った状態にあるさま。厳しい。
「ローンの返済で家計が━」
立場や状況が困った状態にあるさま。厳しい。
「失政続きで首相の立場は極めて━」
説明などに無理があって、つじつまが合わないさま。
「その説明はいささか━」
「━言い訳をする」
《「苦しゅうない」の形で》差し支えがない。構わない。「苦しゅうない、面を上げよ」
◇古い言い方。
《形容詞の語幹に付いて》その状態が原因で不快に感じる。
「あつ━・おも━・せま━・むさ━」
《「聞く」「見る」「寝る」の連用形に付いて「ぐるしい」の形で》その行為を行うことを不快に感じる。…するのがいやだ。…しにくい。
「見━まねはよせ」
「聞き━話」
「寝━夜」
《主に身体部分を表す語に付いて「ぐるしい」の形で》その部分に苦しさを感じる。
「胸━・心━・息━」
◆
「つらい」と比べて「苦しい」のほうがより直接的でせっぱ詰まった感じがある。
‐げ/‐さ/‐が・る
関連語
大分類‖感覚‖かんかく
中分類‖苦しい‖くるしい















【苦しい時の神頼かみだのみ】🔗⭐🔉
【苦しい時の神頼かみだのみ】
ふだんは不信心の者も、困窮したり災難に出会ったりすると、助けを求めて神仏に祈るということ。
明鏡国語辞典 ページ 1821。