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しか・める【顰める・蹙める】🔗🔉

しか・める【顰める・蹙める】 他下一苦痛や不快のために、まゆのあたりにしわを寄せる。 「向こうずねを打って顔を━」 「顔を━・めて言い訳を聞く」 しか・む(下二)

しか‐も【然も・而も】🔗🔉

しか‐も【然も・而も】 前に述べたことにさらに他のことが加わる意を表す。その上。 「この店は安くて、━味がよい」 前に述べたことと対比的なことが次に続く意を表す。それでもなお。 「糾弾されて、━平然としている」

しから‐し・める【然らしめる】🔗🔉

しから‐し・める【然らしめる】 他下一そうさせる。そのような結果に至らせる。 「かかる倒産も放漫経営の━所であった」 しからし・む(下二)

しからずん‐ば【然らずんば】🔗🔉

しからずん‐ば【然らずんば】 〔古い言い方で〕そうでないならば。さもなくば。 「自由を与えよ、━死を与えよ」

しから‐ば【然らば】🔗🔉

しから‐ば【然らば】 〔古い言い方で〕それならば。そうしたら。 「なお努めよ、━道も開かれよう」

しがらみ【柵・🔗🔉

しがらみ【柵・ 水流をせきとめるために、川の中に打ち並べたくいの横に竹や木の枝を結びつけたもの。 ひきとめるもの。まつわりついて離れないもの。 「世間の━を断ち切る」

しか・り【然り(爾り)】🔗🔉

しか・り【然り(爾り)】 自ラ変〔文〕そうである。そのとおりである。 「名馬も老いれば駄馬にも劣る、英雄豪傑もまた━」 「━と雖いえども(=そうではあるが)」 「━・るが故ゆえに(=そうであるから)」 ◇「しかあり」の転。 終止形を感動詞的にも使う。「━、御明察の通りだ」

しかり‐つ・ける【りつける(り付ける)】🔗🔉

しかり‐つ・ける【りつける(り付ける)】 他下一強くしかる。きびしくしかる。 「頭ごなしに━」 しかりつ・く(下二)

しか・る【る(呵る)】🔗🔉

しか・る【る(呵る)】 他五目下の人の非を認め、それを改めさせようとして厳しく注意する。しっせきする。 「わがままな子供を━」 「部下(の怠慢)を━」 「先生に━・られる」 「まだお若いので敬老の日のお祝いなどというと━・られそうですが、…」 」と「叱」は本来別字(後者は、口を開くさま)だが、常用漢字表では慣用により同字とする。 しかれる 関連語 大分類‖心の動き‖こころのうごき 中分類‖おこる‖おこる

明鏡国語辞典 ページ 2556