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とおり‐な【通り名】トホリ━🔗🔉

とおり‐な【通り名】トホリ━ 世間一般に通用している名。通称。

とおり‐ぬ・ける【通り抜ける】トホリ━🔗🔉

とおり‐ぬ・ける【通り抜ける】トホリ━ 自下一一方から入って、他方へ通って出る。 「トンネルを━」 通り抜け 関連語 大分類‖移動‖いどう 中分類‖通過‖つうか

とおり‐ま【通り魔】トホリ━🔗🔉

とおり‐ま【通り魔】トホリ━ 通りすがりの家や人に災害を与えて一瞬の間に通り過ぎるという魔物。 通りすがりの人に理由もなく危害を加える者。 関連語 大分類‖魔物‖まもの 中分類‖‖ま

とおり‐みち【通り道】トホリ━🔗🔉

とおり‐みち【通り道】トホリ━ 行き来のために通る道。また、通りすがりの道。 「学校へ行く━」 「台風の━」

とお・る【通る(透る・徹る)】トホル🔗🔉

とお・る【通る(透る・徹る)】トホル 自五 ある経路に沿って(また、ある場所を経由して)先へ進む。 「神輿みこしが商店街を━・った」 「長い廊下を━・って病室に向かう」 「何台もの車が前を━」 「税関を━・って入国する」 促されて外から屋内や室内に入る。 「案内されて客が座敷に━」 「どうぞ奥へお━・りください」 一方から他方へ道筋(特に、交通機関)ができる。 「本州四国間に本四架橋が━・った」 「山頂まで登山電車が━・っている」 「海岸に沿って旧道が━・っている」 ある物が、物の中(特に、中空の部分)をくぐって他方へ抜ける。 「針(の穴)に糸が━」 「袖そでに手が━」 「汚水は下水道を━・って排水される」 「食べ物がのどを━・らない」 光や放射線が物体の中を通り抜ける。透過する。 「X線は人体を━・って乾板に達する」 光・火・熱・液体・気体などが物の内部や裏側まで達する。 「部屋の奥まで光が━ように設計する」 「肉の芯しんまで火が━」 「雨が上着を━・って下着に達する」 「冷気が骨身に━」 声などが遠くまで伝わる。 「朗々としてよく━声だ」 「周りがうるさくて先方に声が━・らない」 物の筋が整っている。 「鼻筋が━・っている」 「柾目まさめの━・った板」 つまっていた物がとれて経路がつながる。 「鼻が━」 意向が先方に伝わる。特に、客の注文が帳場に伝わる。 「相手に話が━・ってない」 「ビールの追加は━・っていますか」 物事の筋道が正しく整っている。また、矛盾がなくてよく理解できる。 「それじゃ理屈が━・らない」 「話の筋が━・らない」 「この文章は意味が━・らない」 自分の主義や主張をどこまでも貫いて、受け入れられる。 「原告の主張が━」 「そんなわがままは━・らない」 審査・審議などで、選抜の過程を通過する。パスする。 「予選を━」 「法案が衆議院を━」 「審査員の選考を━」 〜ヲは通過点を表す。 検査・試験などで認められて合格する。受かる。パスする。 「試験に━」 「筆記試験には━・ったが実技試験では失敗した」 世間に認められて通用する。 「彼は名だたる頑固者で━・っている」 「世間では独身で━・っている」 「あの親子は姉妹としても十分━」 「名の━・った店」 ◆本来は、障害にもかかわらず突き抜ける意。 「透」は「光線がガラスを透る」「雨滴が上着を透る」などと、「徹」は「冷気[教訓]が骨身に徹る」などとも書くが、今はともに「通」を使う。 「とうる」と書くのは誤り。 通れる 通り 関連語 大分類‖移動‖いどう 中分類‖通過‖つうか

明鏡国語辞典 ページ 4364