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との‐さま【殿様】🔗🔉

との‐さま【殿様】 貴人・主君などの敬称。 江戸時代、大名・旗本の敬称。 おうように育って世事にうとい人。裕福で、のんびりしている人。 「━暮らし」

とのさま‐がえる【殿様蛙】━ガヘル🔗🔉

とのさま‐がえる【殿様蛙】━ガヘル 低地の水辺にすむアカガエル科のカエル。黄褐色または緑色の背面には不規則な黒斑があり、中央を黄色い線が走る。金線蛙。

とのさま‐げい【殿様芸】🔗🔉

とのさま‐げい【殿様芸】 金と暇のある人が慰みに習いおぼえた芸。だんな芸。

とのさま‐しょうばい【殿様商売】━シャウバイ🔗🔉

とのさま‐しょうばい【殿様商売】━シャウバイ のんびりと構えて、利益を上げるための努力も工夫もしない商法を皮肉っていう語。

どの‐みち🔗🔉

どの‐みち いずれにしても、結局は。どっちみち。 「━倒産は免れない」 もとの用字は「何の道」。

どの‐よう━ヤウ🔗🔉

どの‐よう━ヤウ 連語どんなようす。どんなふう。 「━な具合ですか」 「━に仕立てましょうか」 もとの用字は「何の様」。

と‐は🔗🔉

と‐は 連語 ことばを取り上げて、その意味や発言意図などを述べる。 「プリムラ━サクラソウのことだ」 「親に口答えする━何事だ」 《下に驚きや感動などを表す表現を伴って》それを誘発したものを取り上げて、それについて述べる。 「ここで君に会う━思ってもみなかった」 「石の上にも三年━よく言ったものだ」 「百万円もする━驚きだ」 感情を表す表現を明示しないで終助詞的にも使う。「そんなに心配してくれていた━」 《下に疑問詞を伴って》解答が得られそうにない事柄を話題にして、それに強い疑念の気持ちを表す。 「生きる━どういうことなのだろう」 「バブル━いったい何だったのか」 《「━思う」などの形で、下に対比的表現を伴って》思うことの内容を対比的にとりたてるのに使う。 「優勝したい━思うが、恐らく無理だろう」 「実行に移したい━思うが、別の意見もあろう」 下に対比的表現を伴わず、「優勝したいとは思います」のように言い切る言い方は標準的ではない。「優勝したい思います」が適切。 ◆くだけた言い方では「たあ」となる。

明鏡国語辞典 ページ 4443