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なす【茄子茄】🔗🔉

なす【茄子茄】 野菜として栽培するナス科の一年草。また、その果実。夏から秋にかけて淡紫色の花を開き、倒卵形・球形・長形などの実を結ぶ。果皮はふつう暗紫色で、光沢がある。インド原産。ナスビ。

な・す【生す】🔗🔉

な・す【生す】 他五子を生む。 「子まで━・した仲」 「━・さぬ仲」

な・す【成す・為す】🔗🔉

な・す【成す・為す】 動五 人がある動作や行動をする。また、物事がある作用をする。 「私たちはいま何を━べきか」 「事[政まつりごと・盗み]を━」 「やること━こと失敗続きだ」 「これは何者の━・せる業か」 為・成ものや状態を作り出す。 「一代にして財を━」 「世人に害を━」 「合戦で功を━」 「恐れを━・して逃げる」 「成」またはかな書きが一般的。 ある特徴をもった形状や模様を作り出す。 「道がゆるやかな曲線を━」 「左右対称を━」 「この研究は論文の体を━・していない」 「門前市いちを━」 「秋の野山が綾あやを━」 寄り集まって群れやグループを作る。 「動物が群れを━・して移動する」 物事の構成のしかたを示して認識の内容をいう。形成する。 「魂の救済こそが宗教の本質を━」 「貧困が本事件の背景を━」 優れた功績によって不動の名声や地位を確立する。 「彫刻家として名を━」 「抒情詩で一家を━」 「印象主義によって一時代を━」 「政界に重きを━」 《「用を━」の形で》機能・役割を果たす。 「このソファは背を倒すとベッドの用を━」 「長すぎて用を━・さない」 《「…と━」の形で》他のものに変える。化す。 「悪人を教導して善人と━」 「災いを転じて福と━」 《「…と━」の形で》そうであると認定する。認める。みなす。 「何を以てか、リアルと━太宰治」 「和を以て貴しと━」 《動詞の連用形に付いて複合動詞を作る》意図して〜する意を表す。ことさらに〜する。 「織り━・思い━・聞き━・看━」 ◆「済す」「生す」と同語源。 名詞に付いて連体詞を作る。そのような形や色をした意を表す。「玉━露つゆ」「緑━大地」「黄金こがね━稲穂」 全般にかな書きが多い。はあえて漢字で書けば「成」だが、かな書きが一般的。は「做す」とも書くが、「成」またはかな書きが一般的。 関連語 大分類‖生‖せい 中分類‖生み出す‖うみだす

明鏡国語辞典 ページ 4583