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む‐こ【無辜】🔗🔉

む‐こ【無辜】 〔文〕罪のないこと。また、その人。 「━の民」 ◇「辜」は罪の意。

むご・い【惨い・酷い】🔗🔉

むご・い【惨い・酷い】 見るにたえないほど悲惨であるさま。 「━死にざま」 思いやりがないさま。無慈悲だ。 「━ことを言う」 ‐さ

むこ‐いり【婿入り】🔗🔉

むこ‐いり【婿入り】 名・自サ変婿となって嫁の家に入ること。また、その儀式。 ⇔嫁入り

むこう【向こう】ムカフ🔗🔉

むこう【向こう】ムカフ 話し手のいる所から遠ざかる方向。また、その方向(特に話し手が対面する方向)にある、比較的遠く離れている場所。 「払いのけるようにして━へ押しやる」 「もう少し━へ逃げよう」 「━にいる人に手を振る」 《多く「…の━」の形で》…を隔て(て比較的遠く離れ)た所。…の反対側。…の向こう側。 「山の━に海がある」 「ドアの━に誰かいる」 視線が正視・注視などからそれる方向。あっち。 「しばらく━を向いててくれ」 これから行く場所。目的地。 「━へ着くのは夜になる」 遠く離れた土地。特に、外国。あちら。 「━に着いたら便りをください」 「━のボクサーは寒さに強いから沢木耕太郎 先方。相手側。 「━の意向を聞く」 これから先。今後。 「━一週間休業する」 〔やや古い言い方で〕正面。向かい。特に、真向かいの家。 単独用法はまれで、今は「━三軒両隣」「━正面じょうめん」など複合語の形で使う。 ◆歴史的仮名遣いは、「向かふ」の終止形・連体形が名詞化したとして、一般に「ムカフ」とするが、連用形「向かひ」のウ音便と見て「ムカウ」とも。

明鏡国語辞典 ページ 5965