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やっこ‐さん【奴さん】🔗🔉

やっこ‐さん【奴さん】 「やっこ」の姿に折った折り紙。 三人称の人代名詞同等以下の人を気軽に親しんで指し示す語。あいつ。やつ。 「━、このごろ姿を見せないね」

やっこ‐だこ【凧】🔗🔉

やっこ‐だこ【凧】 奴が両袖そでを左右に突っ張った姿をかたどったたこ。

やっこ‐どうふ【奴豆腐】🔗🔉

やっこ‐どうふ【奴豆腐】 小さめの正方形に切った豆腐。 ◇奴が着物につける方形の紋所に似ることから。 冷ややっこ。

やつ‐ざき【八つ裂き】🔗🔉

やつ‐ざき【八つ裂き】 ずたずたに裂くこと。

やっさ‐もっさ🔗🔉

やっさ‐もっさ 大勢が集まって混乱するさま。 「━して収拾がつかない」

やつ・す【す・窶す】🔗🔉

やつ・す【す・窶す】 他五 人目につかないように姿を変える。みすぼらしく装う。 「僧形に身を━」 身がやせるほど熱中する。また、やせ衰えるほど思い悩む。 「事に身を━」 「恋に憂き身を━」

やっ‐た🔗🔉

やっ‐た 物事が望みどおりになったときに喜んで発する語。 「━、成功だ」

やっちゃ‐ば【やっちゃ場】🔗🔉

やっちゃ‐ば【やっちゃ場】 東京で、青物市場のこと。 ◇「やっちゃ、やっちゃ」の掛け声で競り売りをすることから。

やっ‐つ【八つ】🔗🔉

やっ‐つ【八つ】 「やつ(八)」の変化した語。 「ななつ、━、ここのつ」

やっつけ‐しごと【やっつけ仕事】🔗🔉

やっつけ‐しごと【やっつけ仕事】 急場の間に合わせにする、その場限りの仕事。粗雑な仕事。

やっ‐つ・ける🔗🔉

やっ‐つ・ける 他下一〔俗〕 「する」「やる」を強めてぞんざいにいう語。一気にやる。とにかくやってしまう。 「たまった仕事を━」 相手をひどく打ち負かす。 「敵をこてんぱんに━」 ◆「やりつける」の転。 遣っ付ける」とも。

やつ‐で【八つ手】🔗🔉

やつ‐で【八つ手】 晩秋、白い小花を球状につけるウコギ科の常緑低木。球形の果実は黒く熟す。互生する大きな葉は掌状に七〜九裂し、柄が長い。暖地の海岸近くに自生し、庭木にもする。テングノハウチワ。

明鏡国語辞典 ページ 6187