複数辞典一括検索+

アキレス‐けん【アキレス腱】🔗🔉

アキレス‐けん【アキレス腱】 ふくらはぎの筋肉をかかとの上の骨に結びつけている腱。切れると歩けなくなる。 強い人がもっている唯一の弱点。 ◇ここを射られて死んだギリシア神話の英雄アキレウスに由来する。 ◆Achilles tendonの訳語。 →図:筋肉の各部

あき・れる【呆れる(惘れる)】🔗🔉

あき・れる【呆れる(惘れる)】 自下一物事の異常さや言動の非常識さなどに驚いてとまどいを感じる。あっけにとられる。 「あまりの厚かましさ[法外な値段・若者の態度]に━」 「━・れて物が言えない」 「━・れた話だ」 ふつう驚きとともに非難や愛想づかしの意がこもる。「━ほどに巧みだ」のように感嘆賛美の意で使うこともある。「あきれ返る」「あきれ果てる」と使ってさらに意味を強める。 あき・る(下二) 関連語 大分類‖心の動き‖こころのうごき 中分類‖呆れる‖あきれる

あきんど【人】🔗🔉

あきんど【人】 〔古い言い方で〕商人しょうにん。 ◇「あきびと→あきゅうど→あきんど」と転じた。

あく【灰汁🔗🔉

あく【灰汁 灰を水につけて得る上澄みの液。アルカリ性を呈し、昔から洗濯や染め物などに使う。あくじる。 植物に含まれる渋みのある成分。主成分は炭酸カルシウム。 「ゴボウの━を抜く」 肉などを煮たときに煮汁の表面に出る灰色に濁ったもの。 「スープの━をすくう」 人やその作品に現れる個性的などぎつさ。 「━の強い人物[文章]」 ◆を「悪」と書くのは誤り。かな書きが多い。

明鏡国語辞典 ページ 62