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おん【恩】🔗🔉

おん【恩】 ありがたいと思わせるもの。めぐみ。 「━を売る(=感謝や見返りを期待して恩恵を与える)」 「謝━」 (造)情け深く扱う。いつくしむ。 「━賜・━情・━寵」 「恩」の敬語表現 〔尊敬語〕 御恩ごおん「この御恩は一生忘れません」 厚恩・御厚恩「御厚恩に深く感謝申し上げます」 大恩だいおん「今後とも大恩に報いるべく努力する所存でございます」 芳恩・御芳恩「御芳恩、誠にかたじけなく存じます」

恩に着・せる🔗🔉

恩に着・せる ちょっとした恩恵を与えたことを、ことさらありがたく思わせようとする。

恩に・着る🔗🔉

恩に・着る 受けた恩をありがたく思う。感謝する。 「助かった。━よ」 丁寧形は「恩にきます(着ます)」。「着る」を「切る」などと誤解した「恩にきります」は誤り。

恩を仇あだで返・す🔗🔉

恩を仇あだで返・す 相手の恩義に報いないで、かえって害になるようなことをする。

恩を売・る🔗🔉

恩を売・る

おん【御】🔗🔉

おん【御】 接頭《体言に付いて》尊敬・謙譲の意を表す。 「━身・━母上・━礼・━自ら」 ◇「お」よりもさらに敬意が強く、改まった場合に使われる。

明鏡国語辞典 ページ 961