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くも【雲】🔗🔉

くも【雲】 白または灰色の綿のようになって空に浮かび、動いたり形を変えたりするもの。大気中の水蒸気が冷えて凝結した細かな水滴や氷晶ひょうしょうが群れ集まって生じる。 「━一つない青空」 さまざまな「雲」 くもあかね雲・雨雲・鼬いたち雲・凍て雲・いわし雲・浮き雲・薄雲・鱗うろこ雲・朧おぼろ雲・笠雲・風雲・鉄床かなとこ雲・雷雲・茸きのこ雲・霧雲・氷雲・黒雲・さば雲・白しら雲・真珠雲・筋雲・滝雲・棚雲・千切れ雲・乳房雲・蝶蝶雲・豊旗とよはた雲・夏雲・入道雲・旗雲・飛行機雲・羊雲・日照り雲・群むら雲・八雲・山雲・夕雲・夕立雲・夕焼け雲・雪雲・横雲・レンズ雲・漏斗雲・ロール雲・綿雲 うん 暗雲・陰雲・下層雲・寒雲・閑雲・暁雲・慶雲・巻雲・巻積雲・巻層雲・行雲・黄雲・高積雲・高層雲・孤雲・五雲・彩雲・紫雲・秋雲・愁雲・春雲・祥雲・上層雲・曙しょ雲・瑞ずい雲・青雲・積雲・積乱雲・層雲・層積雲・対流雲・淡雲・断雲・塔状雲・白雲・波状雲・飛雲・碧へき雲・片雲・片積雲・片層雲・片乱雲・暮雲・密雲・夜光雲・雄大積雲・妖よう雲・乱雲・乱層雲・霊雲

雲を霞かすみ🔗🔉

雲を霞かすみ 一目散に逃げ出して姿をくらますさま。 「賊は━逃げ去った」

雲をつかむよう🔗🔉

雲をつかむよう はっきりしなくて、とらえどころがないさま。 「なんとも━な話」 現実離れしているさま。 「都心に家を買うなんて━な話だ」 ◇は近年の用法。

雲を衝くばかり🔗🔉

雲を衝くばかり 雲までとどくかと思われるほど背の高いさま。雲をつく。 「━の大男」

くも【🔗🔉

くも【 クモ目に属する節足動物の総称。体は頭胸部と腹部とからなり、四対の歩脚をもつ。オニグモ・ジョロウグモなどは腹端の突起から糸を出して網状の巣を張るが、ジグモ・ハエトリグモなど、巣を張らない種類も多い。肉食性で、小動物を捕食する。

蜘蛛の子を散ら・す🔗🔉

蜘蛛の子を散ら・す クモの子の入っている袋を破ると、中の子が四方八方に散ることから、大勢の者がちりぢりになって逃げることのたとえ。

くも‐あい【雲合い】━アヒ🔗🔉

くも‐あい【雲合い】━アヒ 雲のようす。空模様。 「━を見る」

くも‐あし【雲脚(雲足)】🔗🔉

くも‐あし【雲脚(雲足)】 雲が流れ動くようす。 「━が速い」 低く垂れ下がって見える雨雲。 机などの調度品で、雲形の装飾のある脚。

くも‐い【雲居(雲井)】━ヰ🔗🔉

くも‐い【雲居(雲井)】━ヰ 〔古〕 雲のあるところ。空。 はるかに遠いところ。 宮中。皇居。

くも‐がくれ【雲隠れ】🔗🔉

くも‐がくれ【雲隠れ】 名・自サ変 雲の中にかくれること。 逃げて姿をくらますこと。 「責任者が━する」

くも‐がた【雲形】🔗🔉

くも‐がた【雲形】 たなびく雲の形。また、その模様。 「━格子」 「━定規じょうぎ(=曲線を描くために、楕円・双曲線・放物線などの一部を組み合わせた定規)」

くも‐じ【雲路】━ヂ🔗🔉

くも‐じ【雲路】━ヂ 〔文〕雲が通うとされる道。また、月・星・鳥などが通るとされる雲の中の道。

くも‐すけ【雲助】🔗🔉

くも‐すけ【雲助】 江戸時代、宿場や街道で荷物の運搬や駕籠かごかきなどに従事した無宿者。人の弱みにつけ込んで法外な金銭を取るなど、悪事をはたらく者も多かった。

く‐もつ【供物】🔗🔉

く‐もつ【供物】 神仏にそなえる物。おそなえ。おそなえもの。 「━を捧げる」

くも‐で【手】🔗🔉

くも‐で【手】 八方に広がるクモの足のように、放射状に分かれていること。また、そのもの。 「━に分岐した川」

くも‐の‐うえ【雲の上】━ウヘ🔗🔉

くも‐の‐うえ【雲の上】━ウヘ 宮中。禁中。 手のとどかない所。 「庶民にとって━の話」 ◇空の高い所の意から。

くも‐ま【雲間】🔗🔉

くも‐ま【雲間】 雲の切れ目。 「━から日がさす」

くも‐まく【膜】🔗🔉

くも‐まく【膜】 脳・脊髄せきずいをおおう三層の髄膜のうち中間にある薄い無血管性の膜。 「━下出血(=くも膜の下のすきまへの出血)」 →図:脳の各部

くも‐ゆき【雲行き】🔗🔉

くも‐ゆき【雲行き】 雲が流れ動くようす。 「この━では一荒れきそうだ」 物事のなりゆき。形勢。 「二国間の━が怪しい」

くもら・せる【曇らせる】🔗🔉

くもら・せる【曇らせる】 他下一 くもるようにする。 「湯気が鏡を━」 悲しみ・心配などで表情や声を暗くする。 「一進一退の病状に顔[まゆ]を━・せた」 =曇らす 関連語 大分類‖自然の現象‖しぜんのげんしょう 中分類‖曇る‖くもる

くもり【曇り】🔗🔉

くもり【曇り】 空が雲でおおわれること。 「晴れのち━」 透明なものや反射するものがくもっていること。 「眼鏡の━」 「━なき(=やましさのない)身」 悲しみなどで気持ちや表情がはればれとしないこと。 「心の━が晴れない」

くも・る【曇る】🔗🔉

くも・る【曇る】 自五 空が雲でおおわれる。 「西の空が━・ってきた」 「どんよりと[うっすらと]━」 「人生、晴れる日もあれば━日もあるさ(=人生が順風満帆ばかりではないことをいう)」 透明なものや反射するものが水滴やよごれでおおわれ(て、はっきりと見えなくな)る。 「湯気で鏡が白く━」 「汗と汚れで眼鏡が━」 「涙で━・った(=うるんだ)目をハンカチでぬぐう」 「感動の涙で画面が━」 悲しみや心配などのために、心持ちや表情などがはればれしなくなる。 「危篤の知らせに心[表情]が━」 《「声が━」の形で》悲しみや涙のために、声が晴れやかさや明瞭めいりょうさを失う。曇り声になる。 「涙に/で声が━」 ◆「雲」が動詞化した語。 晴れる 「雲る」と書くのは誤り。 曇り 関連語 大分類‖自然の現象‖しぜんのげんしょう 中分類‖曇る‖くもる

く‐もん【苦悶】🔗🔉

く‐もん【苦悶】 名・自サ変苦しみもだえること。また、その苦しみ。 「━の表情を浮かべる」

ぐ‐もん【愚問】🔗🔉

ぐ‐もん【愚問】 ばかばかしい質問。 「━愚答(=おろかしい問答)」

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