複数辞典一括検索+

かり【借り】🔗🔉

かり【借り】 金品を借りること。また、借りた金品。 「一〇万円ほど━になる」 報いなくてはならない恩義。また、果たさなくてはならない恨み。 「世話になって━ができた」 「この━はいつか返してやる」 「借り方」の略。→借り方 ◆⇔貸し

かり‐あ・げる【借り上げる】🔗🔉

かり‐あ・げる【借り上げる】 他下一官庁が民間から、または目上の者が目下の者から金品を借りる。 「民家を━」 かりあ・ぐ(下二) 借り上げ

かり‐いれ【借り入れ】🔗🔉

かり‐いれ【借り入れ】 名・他サ変金銭などを借りること。 「住宅資金の━」 公用文では「借入れ」。慣用の固定した「借入金・借入残高」などは、送りがなを付けない。 関連語 大分類‖貸借‖たいしゃく 中分類‖借り‖かり

かり‐い・れる【借り入れる】🔗🔉

かり‐い・れる【借り入れる】 他下一資金・資材などを借りる。 「銀行から営業資金を━」 かりい・る(下二) 借り入れ 関連語 大分類‖貸借‖たいしゃく 中分類‖借り‖かり

かり‐う・ける【借り受ける】🔗🔉

かり‐う・ける【借り受ける】 他下一借りて受けとる。 「国有地を━」 かりう・く(下二) 借り受け 関連語 大分類‖貸借‖たいしゃく 中分類‖借り‖かり

かり‐かた【借り方】🔗🔉

かり‐かた【借り方】 借りる方法。 「金の━がうまい」 借りる方の側。借り手。 複式簿記で、勘定口座の左側の欄。資産の増加・負債または資本の減少・費用の発生などを記入する。借り。 は、公用文では「借方」。 ◆⇔貸し方

かり‐ぎ【借り着】🔗🔉

かり‐ぎ【借り着】 衣服を借りて着ること。また、その衣服。 「━のタキシード」

かり‐き・る【借り切る】🔗🔉

かり‐き・る【借り切る】 他五 乗り物・場所などを、ある一定期間専用に借りる。 「バスを━」 借りられるものを、すっかり借りる。 「融資限度ぎりぎりまで金を━」 ◆⇔貸し切る 借り切り

かり‐きん【借り金】🔗🔉

かり‐きん【借り金】 借りた金銭。 ⇔貸し金 公用文では「借金」。

かり‐こし【借り越し】🔗🔉

かり‐こし【借り越し】 一定の限度以上に借りること。 貸してある額よりも多く借りること。特に、当座預金で、預金残高以上の金を借りること。 ◆⇔貸し越し 慣用の固定した「借越金・借越残高」などは、送りがなを付けない。 かりこ・す(自五) 関連語 大分類‖越える‖こえる 中分類‖越える‖こえる

かり‐たお・す【借り倒す】━タフス🔗🔉

かり‐たお・す【借り倒す】━タフス 他五借りたままで返さないでしまう。踏み倒す。 「十万円の借金を━」

かり‐だ・す【借り出す】🔗🔉

かり‐だ・す【借り出す】 他五 借りて外へ持ち出す。 「図書館から本を━」 借りはじめる。 関連語 大分類‖貸借‖たいしゃく 中分類‖借り‖かり

かり‐ち【借り地】🔗🔉

かり‐ち【借り地】 借りた土地。しゃくち。 ⇔貸し地

かり‐ちん【借り賃】🔗🔉

かり‐ちん【借り賃】 物を借りたときに支払う料金。 ⇔貸し賃

かり‐て【借り手】🔗🔉

かり‐て【借り手】 金品を借りる人。また、金品を借りた人。借り主。 「マンションの━がつく」 ⇔貸し手

かり‐ぬし【借り主】🔗🔉

かり‐ぬし【借り主】 金品を借りた当人。借り手。 ⇔貸し主 公用文では「借主」。

かり‐もの【借り物】🔗🔉

かり‐もの【借り物】 人から借りた物。 受け入れた考え方や意見が、まだ自分のものになっていないこと。 「━の思想」

か・りる【借りる】🔗🔉

か・りる【借りる】 他上一 あとで返す約束で、他人のものを一時的に自分のものと(して使用)する。借用する。 「友達から/にカメラを━」 「銀行から住宅資金を━」 「マンションを━」 「ちょっとこの鉛筆を━・ります」 「軒先を━・りて雨宿りする」 「━・りてきた猫のようにおとなしい」 他人の能力・労力などを使わせてもらう。拝借する。 「ぜひ君の知恵を━・りたい」 「相手の胸を━(=上位者に指導してもらう)つもりで頑張る」 「他人の力を━・りずにできた」 「猫の手も━・りたいほど忙しい」 ある目的のために他のものを一時的に利用する。 「薬の力を━・りて眠る」 「この場を━・りて一言御挨拶を申し上げます」 他の言語から語形や意味を取り入れる。借用する。 「英語から━・りてきた用語をカタカナ語化して使う」 本来とは違ったある装いをする。 「神が旅人の姿を━・りて現れる」 「慈善事業に名を━・りた悪徳商法」 「戯曲の形を━・りて反戦思想を描く」 ◆四段動詞「借る」が上一段化したもの。 貸す 西日本では「借る」(五段)が多い。 借り 関連語 大分類‖貸借‖たいしゃく 中分類‖借り‖かり

か・る【借る】🔗🔉

か・る【借る】 他五〔古い言い方、また西日本の方言で〕借りる。 「くたびれて宿━ころや藤の花芭蕉」 「ビデオを━・ってきたけん一緒にどうね」 借り

しゃく【借】🔗🔉

しゃく【借】 (造) かりる。かり。 「━金・━家・━用」 「仮━かしゃくかしゃ・貸━・拝━」 ゆるす。 「仮━」 かりに。ためしに。 「━問しゃくもんしゃもん

しゃく‐ざい【借財】🔗🔉

しゃく‐ざい【借財】 名・自他サ変金銭を借りること。また、借りた金銭。借金。

しゃく‐せん【借銭】🔗🔉

しゃく‐せん【借銭】 〔古い言い方で〕借りた金銭。借金。

しゃく‐ち【借地】🔗🔉

しゃく‐ち【借地】 名・自他サ変土地を借りること。また、借りた土地。 「━権(=建物の所有を目的とした地上権および賃借権)」

しゃく‐ま【借間】🔗🔉

しゃく‐ま【借間】 名・自サ変部屋を借りること。また、その部屋。間借り。

しゃく‐もん【借問】🔗🔉

しゃく‐もん【借問】 名・他サ変しゃもん(借問)

しゃく‐や【借家】🔗🔉

しゃく‐や【借家】 家を借りること。また、借りた家。しゃっか。 「━ずまい・━人」 ⇔貸家

しゃく‐よう【借用】🔗🔉

しゃく‐よう【借用】 名・他サ変使用するために金銭・物品などを借りること。 「無断━」 「━証書」 関連語 大分類‖貸借‖たいしゃく 中分類‖借り‖かり

しゃく‐らん【借覧】🔗🔉

しゃく‐らん【借覧】 名・他サ変〔文〕書物などを借りて読むこと。 関連語 大分類‖見る‖みる 中分類‖見る‖みる

しゃく‐りょう【借料】━レウ🔗🔉

しゃく‐りょう【借料】━レウ 物を借りたときに支払う料金。借り賃。

しゃっ‐か【借家】シャク━🔗🔉

しゃっ‐か【借家】シャク━ しゃくや

しゃっ‐かん【借款】シャククヮン🔗🔉

しゃっ‐かん【借款】シャククヮン 政府または公的機関が他国政府や国際金融機関から資金を借り入れること。広義では民間借款も含む。 「円━」 ◇「款」は契約書の意。 関連語 大分類‖貸借‖たいしゃく 中分類‖借り‖かり

しゃっ‐きん【借金】シャク━🔗🔉

しゃっ‐きん【借金】シャク━ 自他サ変金銭を借りること。また、借りた金銭。 「兄に百万円を━する」 〔俗〕プロ野球などの公式戦で、負けた試合数が勝った試合数を越えること。また、負け越した試合数。 「三つの━がある」 ⇔貯金 関連語 大分類‖貸借‖たいしゃく 中分類‖借り‖かり

しゃっ‐けい【借景】シャク━🔗🔉

しゃっ‐けい【借景】シャク━ 庭園外にある山や樹木の風景を、庭園の景観を構成する要素として取り入れること。また、その造園技法。

しゃ‐もん【借問】🔗🔉

しゃ‐もん【借問】 名・他サ変〔文〕ためしに尋ねてみること。しゃくもん。

明鏡国語辞典で始まるの検索結果 1-34