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し‐だれ【枝垂れ(垂れ)】🔗🔉

し‐だれ【枝垂れ(垂れ)】 枝や葉がたれ下がっていること。しだり。 「━梅・━柳」 ◇ふつう単独では使わない。

しだれ‐ざくら【枝垂れ桜(垂れ桜)】🔗🔉

しだれ‐ざくら【枝垂れ桜(垂れ桜)】 エドヒガンの一変種。三月下旬、細長くたれ下がった枝に淡紅白色の花をつける。糸桜いとざくら。しだりざくら。

しだれ‐やなぎ【枝垂れ柳(垂れ柳)】🔗🔉

しだれ‐やなぎ【枝垂れ柳(垂れ柳)】 川岸や街路に植えられるヤナギ科の落葉高木。枝はしなやかにたれ下がり、葉は細長い。垂揚すいよう。糸柳。

し‐だ・れる【枝垂れる(垂れる)】🔗🔉

し‐だ・れる【枝垂れる(垂れる)】 自下一細い枝などが長くたれ下がる。 「柳が川面に━」 しだ・る(下二) 枝垂れ

たれ【垂れ】🔗🔉

たれ【垂れ】 たれること。また、たれているもの。 「洟はな━」 垂れ駕籠かごの左右につける藺むしろ。 剣道の防具で、胴の下につけて腰部を保護するもの。 焼き物・煮物などに用いる濃い味の調味汁。しょうゆ・砂糖・味醂みりん・酒を合わせて煮つめたものなど。 「━をつけて召し上がってください」 「冷やし中華にごま━だれをかける」 「━につけて焼いた肉」 「タレ」と書くことも多い。 漢字の構成部位の一つ。上部から左下に垂れている部分。「厂(がんだれ)」「广(まだれ)」「(やまいだれ)」など。

たれ‐こ・む【垂れ込む】🔗🔉

たれ‐こ・む【垂れ込む】 他五〔俗〕密告する。 「警察に麻薬取引の情報を━」 垂れ込み

たれ‐こ・める【垂れ込める(垂れ籠める)】🔗🔉

たれ‐こ・める【垂れ込める(垂れ籠める)】 自下一 雲などが低くさがって、あたり一面をおおう。 「暗雲が━」 〔古〕帳とばりすだれなどをおろして中に引きこもる。 たれこ・む(下二)

たれ‐ながし【垂れ流し】🔗🔉

たれ‐ながし【垂れ流し】 大小便を無意識のうちにもらすこと。 工場排水・汚水などを必要な処理をしないまま川や海に流すこと。 「━公害」

たれ‐なが・す【垂れ流す】🔗🔉

たれ‐なが・す【垂れ流す】 他五 大小便を無意識のうちにもらしてしまう。 必要な処理や対応をせず、そのまま流す。 「廃液を川に━」 「不確かな情報を━」 「赤字を━」 垂れ流し 関連語 大分類‖水に関わる行為‖みずにかかわるこうい 中分類‖流れる‖ながれる

たれ‐まく【垂れ幕】🔗🔉

たれ‐まく【垂れ幕】 垂れ下げた幕。また、標語などを書いて垂れ下げる細長い布。

たれ‐め【垂れ目】🔗🔉

たれ‐め【垂れ目】 目じりが下がっていること。また、その目。下がり目。

た・れる【垂れる】🔗🔉

た・れる【垂れる】 自下一 みずからの重みで、また張りを失って、だらりと下がる。また、一部分が下がった状態で位置する。 「切れたひもがだらりと━・れている」 「髪の毛がゆったりと肩に━・れている」 「この犬は耳が━・れている」 「雪の重みで枝先が━」 「暗雲が低く━」 「目じり[お尻しり]が━・れている」 液体がものを伝って流れ落ちる。また、しずくとなってしたたり落ちる。 「ほおを伝って汗が━」 「よだれが━」 「ペン先からインクが━」 「洗濯物からしずくが━」 滴れる」とも。 他下一 下の方へだらりと下げる。特に、体の部分を下がった状態にする。たらす。 「釣り糸を━」 「柳が枝を━」 「頭を━」 「まぶたを━・れて(=閉じて)眠る」 垂らす 体から分泌物を出したり排泄はいせつしたりする。たらす。 「鼻水[よだれ・小便]を━」 大小便・屁の場合は「放れる」とも。 上の者が下の者に示したり与えたりする。 「範を━」 「教訓[説教・薫陶]を━」 「憐あわれみ[慈悲]を━」 後世に残す。 「名を竹帛ちくはくに━」 「言う」を卑しめていう語。 「くだくだ文句を━」 「たらたら愚痴を━」 た・る(下二) 垂れ 関連語 大分類‖落ちる‖おちる 中分類‖落下‖らっか

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