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うしお【潮・汐】ウシホ🔗🔉

うしお【潮・汐】ウシホ 海水の満ち引き。また、それによって起こる潮流。潮汐ちょうせき。しお。 「━のごとく(=勢いよく)押し寄せる」 海の水。 「うしお汁」の略。→うしお汁 「うしお煮」の略。→うしお煮 ◆「うみ(海)しお(塩)」の意という。 関連語 大分類‖水‖みず 中分類‖‖みず

うしお‐じる【潮汁】ウシホ━🔗🔉

うしお‐じる【潮汁】ウシホ━ 白身の魚や二枚貝を水で煮て、塩だけで味つけしたすまし汁。うしお。

うしお‐に【潮煮】ウシホ━🔗🔉

うしお‐に【潮煮】ウシホ━ 白身の魚を骨つきのまま切り、塩味でさっぱりと煮た料理。

しお【潮(汐)】シホ🔗🔉

しお【潮(汐)】シホ 海面が太陽や月の引力の影響で周期的に高くなったり低くなったりする現象。また、その昇降する海水。うしお。 「━が満ちる」 海水。また、潮流。 「━のかおり」 物事をするのにちょうどよいころあい。しおどき。 「合図を━に席を立つ」 ◆「塩」と同語源。 本来「潮」は朝しお、「汐」は夕しおの意だが、一般に「潮」でまかなう。 関連語 大分類‖水‖みず 中分類‖‖みず

しお‐あい【潮合い】シホアヒ🔗🔉

しお‐あい【潮合い】シホアヒ 物事をするのにちょうどよいころあい。しおどき。 ◇潮が満ち干するころあいの意から。

しお‐あし【潮足】シホ━🔗🔉

しお‐あし【潮足】シホ━ 潮が満ち引きする速さ。

しお‐いり【潮入り】シホ━🔗🔉

しお‐いり【潮入り】シホ━ 海とつながっている川・湖などに、満ちてきた海水が流れ込むこと。また、その場所。 「━運河」 海水が入って船荷がいたむこと。また、その船荷。

しお‐がしら【潮頭】シホ━🔗🔉

しお‐がしら【潮頭】シホ━ 満ちてくる潮の波先。しおさき。

しお‐かぜ【潮風】シホ━🔗🔉

しお‐かぜ【潮風】シホ━ 海から吹いてくる潮気をふくんだ風。 汐風」も好まれる。 関連語 大分類‖風‖かぜ 中分類‖‖かぜ

しお‐ぐもり【潮曇り】シホ━🔗🔉

しお‐ぐもり【潮曇り】シホ━ 満ちてくる潮の水気で空や海上が曇って見えること。 「━にかすむ沖の島影」 汐曇り」も好まれる。

しお‐け【潮気】シホ━🔗🔉

しお‐け【潮気】シホ━ 海上・海辺などの空気に感じられる、塩分を含んだ湿りけ。

しお‐けむり【潮煙】シホ━🔗🔉

しお‐けむり【潮煙】シホ━ 波がくだけて飛び散るしぶきを煙に見立てていう語。しおけぶり。 汐煙」も好まれる。

しお‐さい【潮騒】シホサヰ🔗🔉

しお‐さい【潮騒】シホサヰ 潮が満ちてくるときに波が立ちさわぐ音。しおざい。 関連語 大分類‖音‖おと 中分類‖‖おと

しお‐ざかい【潮境】シホザカヒ🔗🔉

しお‐ざかい【潮境】シホザカヒ 暖流と寒流など、性質の異なる潮流が接する境界。

しお‐さき【潮先】シホ━🔗🔉

しお‐さき【潮先】シホ━ 潮が満ちてくる時。また、満ちてくる潮の波先。しおがしら。 物事が始まろうとする時。また、物事をするのにちょうどよい時機。 「━をみて食事にする」

しお‐じ【潮路】シホヂ🔗🔉

しお‐じ【潮路】シホヂ 海流のみちすじ。しおみち。 船の通るみちすじ。海路。船路ふなじ。 「八重の━(=非常に長い海路)」 ◆汐路」も好まれる。

しお‐た・れる【潮垂れる(塩垂れる)】シホ━🔗🔉

しお‐た・れる【潮垂れる(塩垂れる)】シホ━ 自下一 〔古〕海水などに濡れてしずくがたれる。 悲しみや落胆で、元気がなくなる。また、身なりなどが、みすぼらしいようすになる。 「しょんぼりと━・れた姿で帰ってくる」 ◆かな書きが一般的。 しほた・る(下二)

しお‐どき【潮時】シホ━🔗🔉

しお‐どき【潮時】シホ━ 潮が満ちる時。また、潮が引く時。 あることをするのにちょうどよい時機。 「━をみて引き上げる」 「そろそろ引退の━だ」 ◆汐時」も好まれる。

しお‐ひ【潮干】シホ━🔗🔉

しお‐ひ【潮干】シホ━ 潮がひくこと。引き潮。 汐干」も好まれる。

しおひ‐がり【潮干狩り】シホヒ━🔗🔉

しおひ‐がり【潮干狩り】シホヒ━ 潮の引いた浜に出て貝などをとって遊ぶこと。しおひ。 ◇春の大潮のころを好期とする。

しお‐ふき【潮吹き】シホ━🔗🔉

しお‐ふき【潮吹き】シホ━ クジラが鼻孔から呼気と海水を吹き上げること。 干潟の砂泥にすむバカガイ科の二枚貝。殻は丸みを帯びた三角形で、細かい横筋がある。掘り出すと水管から潮水を吹き出す。食用。シオフキガイ。

しお‐ま【潮間】シホ━🔗🔉

しお‐ま【潮間】シホ━ 潮の引いている間。

しお‐まち【潮待ち】シホ━🔗🔉

しお‐まち【潮待ち】シホ━ 船出などのために、ちょうどよい潮位や潮流になるのを待つこと。 よい時機や機会が来るのを待つこと。

しお‐まねき【潮招き・望潮シホ━🔗🔉

しお‐まねき【潮招き・望潮シホ━ 南日本の干潟に穴を掘って群生するスナガニ科の小ガニ。雄は一方のはさみが大きく、干潮時にはそれを上下に動かして潮を招くような動作をする。

しお‐みず【潮水】シホミヅ🔗🔉

しお‐みず【潮水】シホミヅ 海の水。うしお。

しお‐め【潮目】シホ━🔗🔉

しお‐め【潮目】シホ━ 性質の異なる潮流が接するとき、その海面に見られる帯状のすじ。潮境しおざかい。 ◇プランクトンが繁殖するのでよい漁場になる。

しお‐やけ【潮焼け】シホ━🔗🔉

しお‐やけ【潮焼け】シホ━ 名・自サ変 潮風と太陽にさらされて皮膚の色が赤黒くなること。 「━した漁師の顔」 海面から立ちのぼる水蒸気が太陽の光に映えて赤く見えること。

ちょう【潮】テウ🔗🔉

ちょう【潮】テウ (造) 海水の干満。また、海水の流れ。 「━位」 世の中の動き。傾向。 「思━・風━」

ちょう‐い【潮位】テウヰ🔗🔉

ちょう‐い【潮位】テウヰ 一定の基準面から測った海面の高さ。潮の干満によって変化する。潮高。

ちょう‐せき【潮汐】テウ━🔗🔉

ちょう‐せき【潮汐】テウ━ 月および太陽の引力によって海水面が周期的に昇降する現象。ふつう満潮と干潮とが一日二回ずつ起こる。

ちょう‐りゅう【潮流】テウリウ🔗🔉

ちょう‐りゅう【潮流】テウリウ 海水の流れ。特に、潮の干満によって生じる海水の流れ。 時勢の動き。その時代の傾向。 「時代の━に乗る」

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