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え【絵(画)】🔗🔉

え【絵(画)】 物の形・姿、想像したありさまなどを線や色彩で表したもの。絵画。 「富士山の━」 「━を描く」 テレビ・映画などの映像。画面。 「音声は聞こえるが━が出ない」 関連語 大分類‖書く‖かく 中分類‖描く‖えがく

え‐かき【絵描き・画描き】ヱ━🔗🔉

え‐かき【絵描き・画描き】ヱ━ 絵をかくことを職業とする人。画家。画工。また、職業として絵をかくこと。 「画家」に比べると口頭語的で、ややぞんざいな言い方。「作家」に対する「物書き」に相当する。

え‐が・く【描く(画く)】ヱ━🔗🔉

え‐が・く【描く(画く)】ヱ━ 他五 事物を絵や図にかき表す。また、絵や図にかいた作品を作り出す。描く。 「キャンバスに町の景色を━」 「人物を絵に━」 「日本画を━」 「油絵を━」 「三角形を━」 物の形や運動などがその形を作り出す。 「山の端がなだらかな曲線を━」 「打球が弧を━・いて飛ぶ」 「スキーが新雪にシュプールを━」 「船が湖面に水脈みおを━」 物事のありさまを文章や音楽や動作などに表す。また、文章や音楽や動作などで表した作品を作り出す。表現する。 「誘拐事件を小説に━」 「この世の地獄図を映画で/に━」 「人生の哀感をパントマイムで━」 事物の形やありさまを心に思い浮かべる。 「幼年時代の思い出を心[頭]に━」 「在りし日の師をまぶたに━」 「宇宙旅行を夢に━」 「人類の未来に夢を━」 ◆「絵書く」の意。 「画」はで使うが、「描」が一般的。 描ける 関連語 大分類‖書く‖かく 中分類‖描く‖えがく

え‐し【絵師(画師)】ヱ━🔗🔉

え‐し【絵師(画師)】ヱ━ 〔古い言い方で〕絵かき。画工。画家。特に、日本画の絵かき。 「狩野かのう派の━」 「御用[お抱え]━」

が【画】グヮ🔗🔉

が【画】グヮ 絵をかくこと。また、かかれた絵。 「━中の人物」 「水墨━・風景━」 「━家」 (造)映画。映像。 「邦━・洋━」 「━質」 畫 関連語 大分類‖書く‖かく 中分類‖描く‖えがく

が‐か【画架】グヮ━🔗🔉

が‐か【画架】グヮ━ 絵をかくとき、画板やカンバスを立てかける台。イーゼル。

が‐か【画家】グヮ━🔗🔉

が‐か【画家】グヮ━ 絵をかくことを職業とする人。絵描えかき。 「日曜━」 絵描き

が‐かい【画会】グヮクヮイ🔗🔉

が‐かい【画会】グヮクヮイ 画家が自作の絵を売るために開く展示会。 人々が集まって絵をかき、批評し合う会。

が‐きょう【画境】グヮキャウ🔗🔉

が‐きょう【画境】グヮキャウ 絵画に表現された画家の境地。また、絵をかくときの心境。 「━を開く」

が‐ぎょう【画業】グヮゲフ🔗🔉

が‐ぎょう【画業】グヮゲフ 絵をかく仕事。また、その業績。

かく【画】クヮク🔗🔉

かく【画】クヮク 漢字の構成要素で、一筆で書ける線や点。字画。 「━数」 「八━の漢字」 (造) かぎる。くぎる。 「━一」 「区━」 ◇「劃」に通じる。 はかる。はかりごと。 「計━・企━」 「━策」

か・く【書く・描く(画く)】🔗🔉

か・く【書く・描く(画く)】 他五 文字や符号を目に見える形でしるす。書き記す。書き付ける。また、文字を使って、あるまとまった内容の事柄を表す。 「黒板に『大』という字を━」 「所定の欄に住所氏名を━」 「結論から先に━」 「『不満だ』と顔に━・いてある(=という表情をしている)」 「筆[インク・楷書かいしょ]で━」 文字によって、語を書き表す。表記する。 「バラは漢字で━と『薔薇』だ」 「現代仮名遣いでは『通る』は『とおる』と━」 「NAOMIと━とまるで西洋人のようだ谷崎潤一郎 現実の事柄や自分の考えなどをもとに文章を作る。特に、文学などの言語作品を作る。 「手紙を━」 「ホームページに日記を━」 「小説[詩]を━」 「本を━(=著す)」 〜ヲに結果をとる言い方。ほとんど意味を変えることなく、〜ヲに対象をとる言い方もできる。「思い出をエッセーに━(=まとめる)」「誘拐事件を小説に━(=する・仕組む)」 絵や図で表す。描えがく。 「ノートに三角形を━」 「地図[グラフ・漫画]を━」 「静物画を━」 〜ヲに結果をとる言い方。「静物を━(=描写する)」など、ほとんど意味を変えることなく、〜ヲに対象をとる言い方もある。 まれに「画く」とも。 物の形や運動などがその形を作り出す。描えがく。 「トンビが輪を━」 まれに「画く」とも。 「描く」よりは「描えがく」の方が一般的。 ◆「く」と同語源。 書ける 関連語 大分類‖書く‖かく 中分類‖書く‖かく

かく‐いつ【画一(劃一)】クヮク━🔗🔉

かく‐いつ【画一(劃一)】クヮク━ すべてを同じようにすること。 「━化・━的」

かく‐さく【画策】クヮク━🔗🔉

かく‐さく【画策】クヮク━ 名・自他サ変はかりごとをめぐらすこと。また、そのはかりごと。 「乗っ取りを━する」 ◇多く悪い意味で使う。

かくじだい‐てき【画時代的】クヮクジダイ━🔗🔉

かくじだい‐てき【画時代的】クヮクジダイ━ 形動時代に一つのくぎりをつけるほど、めざましいさま。画期的。エポックメーキング。 「━な治療法の発見」

かく・す【画す・劃す】クヮク━🔗🔉

かく・す【画す・劃す】クヮク━ 他五画する

かく‐すう【画数】クヮク━🔗🔉

かく‐すう【画数】クヮク━ 漢字を構成する点や線の数。

かく・する【画する(劃する)】クヮク━🔗🔉

かく・する【画する(劃する)】クヮク━ 他サ変 はっきりと区別する。区切る。 「新時代を━ような出来事」 ◇「線を引く」意から。 計画する。企てる。 「ひそかに倒閣を━」 くゎく・す(サ変) =画す 関連語 大分類‖書く‖かく 中分類‖描く‖えがく

かく‐ぜん【画然(劃然)】クヮク━🔗🔉

かく‐ぜん【画然(劃然)】クヮク━ 形動トタル区別がはっきりしているさま。 「両者の意見には━たる差がある」

かく‐てい【画定(劃定)】クヮク━🔗🔉

かく‐てい【画定(劃定)】クヮク━ 名・他サ変区切りをつけて、範囲などをはっきりと定めること。 「境界を━する」

かく‐びき【画引き】クヮク━🔗🔉

かく‐びき【画引き】クヮク━ 辞書・字典などで、漢字をその画数によって引けるように分類したもの。また、それによって漢字を引くこと。→音引き

が‐こう【画工】グヮ━🔗🔉

が‐こう【画工】グヮ━ (職人的な)絵かき。

が‐こう【画稿】グヮカウ🔗🔉

が‐こう【画稿】グヮカウ 絵の下書き。また、印刷物にするための絵の原稿。 「━料」

が‐さい【画才】グヮ━🔗🔉

が‐さい【画才】グヮ━ 絵をかく才能。

が‐ざい【画材】グヮ━🔗🔉

が‐ざい【画材】グヮ━ 絵にかく対象。絵の題材。 絵をかくために使う材料。絵の具・筆・画布など。 「━屋」

が‐さん【画賛(画讃)】グヮ━🔗🔉

が‐さん【画賛(画讃)】グヮ━ 絵の余白などに書き添える詩文。

が‐しつ【画室】グヮ━🔗🔉

が‐しつ【画室】グヮ━ 絵をかくための部屋。アトリエ。

が‐しつ【画質】グヮ━🔗🔉

が‐しつ【画質】グヮ━ 写真・テレビなどの画像の質。画像品質。 「高━」

が‐しゅ【画趣】グヮ━🔗🔉

が‐しゅ【画趣】グヮ━ 絵になるような美的なおもむき。また、画中に表れた美的なおもむき。 「━に富む奇景」

が‐しゅう【画集】グヮシフ🔗🔉

が‐しゅう【画集】グヮシフ 絵画を集めて本にしたもの。

が‐しょう【画商】グヮシャウ🔗🔉

が‐しょう【画商】グヮシャウ 絵の売買を職業とする人。また、その職業。

が‐じょう【画帖】グヮデフ🔗🔉

が‐じょう【画帖】グヮデフ 絵を集めて、とじ本や折り本にしたもの。 絵をかくための帳面。画帳。スケッチブック。

が‐じん【画人】グヮ━🔗🔉

が‐じん【画人】グヮ━ 〔文〕絵かき。画家。

が‐せい【画聖】グヮ━🔗🔉

が‐せい【画聖】グヮ━ きわめてすぐれた画家。画仙。

がせん‐し【画仙紙・画箋紙】グヮセン━🔗🔉

がせん‐し【画仙紙・画箋紙】グヮセン━ 書画に用いる白色大判の紙。もと、中国産。 「雅仙紙」「雅宣紙」などとも。

が‐そ【画素】グヮ━🔗🔉

が‐そ【画素】グヮ━ ピクセル。 デジタルカメラで、CCD(光情報を電気信号に変換する素子)の総数。この数が大きいほど解像度が高くなる。

が‐ぞう【画像】グヮザウ🔗🔉

が‐ぞう【画像】グヮザウ テレビやディスプレーにうつる映像。 絵にかいた肖像。 「キリストの━」

がぞう‐きょう【画像鏡】グヮザウキャウ🔗🔉

がぞう‐きょう【画像鏡】グヮザウキャウ 中国で、後漢から六朝時代にかけて作られた鏡。背面に神仙伝説・竜虎・車馬・狩猟などを題材とする絵画的な文様をもつ。

が‐だい【画題】グヮ━🔗🔉

が‐だい【画題】グヮ━ 絵の題名。 絵画の題材。絵のテーマ。

が‐だん【画壇】グヮ━🔗🔉

が‐だん【画壇】グヮ━ 画家の社会。

が‐ちょう【画帳】グヮチャウ🔗🔉

が‐ちょう【画帳】グヮチャウ 絵をかくための帳面。画帖がじょう。スケッチブック。

かっ‐き【画期(劃期)】クヮク━🔗🔉

かっ‐き【画期(劃期)】クヮク━ 古い時代と新しい時代とを分けること。また、その区切り。 「美術史上━をなす作品」 関連語 大分類‖考える‖かんがえる 中分類‖分類‖ぶんるい

かっき‐てき【画期的(劃期的)】クヮクキ━🔗🔉

かっき‐てき【画期的(劃期的)】クヮクキ━ 形動新しく時代を区切るほど、めざましいさま。エポックメーキング。 「科学史上━な発見」

が‐はく【画伯】グヮ━🔗🔉

が‐はく【画伯】グヮ━ すぐれた画家。また、画家の敬称。

が‐ばん【画板】グヮ━🔗🔉

が‐ばん【画板】グヮ━ 絵をかくとき、画用紙をのせる台にする板。 油絵などをかきつける板。

が‐ひつ【画筆】グヮ━🔗🔉

が‐ひつ【画筆】グヮ━ 絵をかくのに使う筆。えふで。 「━をふるう」

が‐びょう【画鋲】グヮビャウ🔗🔉

が‐びょう【画鋲】グヮビャウ 板や壁に図画などをとめるのに使うびょう。

が‐ふ【画布】グヮ━🔗🔉

が‐ふ【画布】グヮ━ 油絵をかくための布。カンバス。 「五〇号の━」

が‐ふ【画譜】グヮ━🔗🔉

が‐ふ【画譜】グヮ━ 絵画を題材別に集めてのせた本。また、それに絵画技法・画論などを加えた本。 「山水━」

が‐ふう【画風】グヮ━🔗🔉

が‐ふう【画風】グヮ━ 絵画の作風。絵画にあらわれた画家や流派の特色。

が‐ふく【画幅】グヮ━🔗🔉

が‐ふく【画幅】グヮ━ 軸物として表装した絵画。

が‐べい【画グヮ━🔗🔉

が‐べい【画グヮ━ 実現の見込みのないもの、また、実際の役に立たないもののたとえ。絵にかいたもち。がへい。 「━に帰す(=計画などが実現できず、せっかくの努力がむだになる)」

が‐ほう【画法】グヮハフ🔗🔉

が‐ほう【画法】グヮハフ 絵画をかく技法。 「日本画の━を習う」

が‐ほう【画報】グヮ━🔗🔉

が‐ほう【画報】グヮ━ 写真や絵を中心に編集した雑誌や本。 「写真━」

が‐めん【画面】グヮ━🔗🔉

が‐めん【画面】グヮ━ かかれた絵の表面。 映画・テレビなどの、映しだされた映像。 「━が暗い」

がよう‐し【画用紙】グヮヨウ━🔗🔉

がよう‐し【画用紙】グヮヨウ━ 絵をかくのに使う厚手の白い紙。

が‐りょう【画竜】グヮ━🔗🔉

が‐りょう【画竜】グヮ━ 絵にかいた竜りゅう。がりゅう。

画竜点睛てんせい🔗🔉

画竜点睛てんせい 物事をりっぱに完成させる最後の仕上げ。また、物事の全体を引き立たせる最も肝心なところ。 「━を欠く」 「睛」はひとみの意。中国、梁りょうの絵師張僧ちょうそうようが金陵きんりょうの安楽寺の壁にかいた竜が、ひとみをかきいれるとたちまち天に昇ったという故事から。 「睛」を「晴」と書くのは誤り。

が‐ろう【画廊】グヮラウ🔗🔉

が‐ろう【画廊】グヮラウ 絵画などの美術品を陳列し、客に見せる所。ギャラリー。 ◇画商の店の意でも使う。

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