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かた【肩】🔗🔉

かた【肩】 腕が体に接続する部分の上部。首の付け根から腕の付け根にかけての上側の部分。 「━に荷を担ぐ」 「━が凝る」 「━を組む」 物を投げたり担いだりする力。 「━が強い」 衣服のに相当する部分。 山頂から少し下の平らになった所。 「山の━にテントを張る」 道路の両側の端。路肩ろかた 文字・紙面などの上部の角の部分。 「原稿の右━に番号をふる」

肩で息を・する🔗🔉

肩で息を・する 肩を大きく上下させて、苦しそうに呼吸をする。

肩で風を切・る🔗🔉

肩で風を切・る 肩をそびやかして得意そうに歩く。

肩の荷が下・りる🔗🔉

肩の荷が下・りる 責任・義務などを果たして気が楽になる。

肩を入・れる🔗🔉

肩を入・れる ひいきにして応援する。援助する。

肩を落と・す🔗🔉

肩を落と・す 肩の力が抜けるほど落胆して、うなだれる。

肩を貸・す🔗🔉

肩を貸・す 人を肩につかまらせて支える。また、荷物などを一緒に担いでやる。 援助する。助ける。 「新事業の発足に━」

肩を並・べる🔗🔉

肩を並・べる 横に並んで立つ。横一線になって進む。 相手と対等の位置に立つ。対等の実力・地位などをもって張り合う。

肩を持・つ🔗🔉

肩を持・つ 争っているものの一方の味方をする。ひいきする。

かた‐あげ【肩上げ(肩揚げ)】🔗🔉

かた‐あげ【肩上げ(肩揚げ)】 子供の着物の裄ゆきを調節するために、肩の部分で短く縫いあげること。 「━がとれる(=大人になる)」

かた‐あて【肩当て(肩宛て)】🔗🔉

かた‐あて【肩当て(肩宛て)】 物をかつぐとき、肩に当てる厚手の布地。 形を整え、また補強するために、衣服の肩の部分に縫いつける布。 寝るときに、肩を覆って寒さを防ぐために用いる布。

かた‐いれ【肩入れ】🔗🔉

かた‐いれ【肩入れ】 ひいきにして、支援すること。

かた‐がき【肩書き】🔗🔉

かた‐がき【肩書き】 名刺などで、氏名に書き添える職名や役名。 社会的な評価の対象となる地位・身分・役職など。 「━が物を言う世界」 ◆公用文では「肩書」。

かた‐かけ【肩掛け】🔗🔉

かた‐かけ【肩掛け】 女性が外出するときに肩にかける、防寒または装飾用の織物や編み物。ショール。

かた‐がわり【肩代わり(肩替わり)】━ガハリ🔗🔉

かた‐がわり【肩代わり(肩替わり)】━ガハリ 名・自他サ変人の負債などを別の人が代わって引き受けること。 ◇駕籠かごをかつぐ人が交替する意から。

かた‐ぎぬ【肩衣】🔗🔉

かた‐ぎぬ【肩衣】 武士の礼服の一つ。素すおうの袖そでを略したもので、小袖の上から着て肩から背中を覆うもの。 ◇現在では浄瑠璃じょうるり語りなどが着る。

かた‐ぐち【肩口】🔗🔉

かた‐ぐち【肩口】 肩の、腕に近い部分。肩先。

かた‐ぐるま【肩車】🔗🔉

かた‐ぐるま【肩車】 人を首から肩のあたりにまたがらせてかつぐこと。 柔道で、相手を肩にのせて投げる技。

かた‐こり【肩凝り】🔗🔉

かた‐こり【肩凝り】 肩の筋肉がこわばり、重苦しい不快感を伴う症状。

かた‐さき【肩先】🔗🔉

かた‐さき【肩先】 肩の、腕に近い部分。肩口かたぐち

かた‐すかし【肩透かし】🔗🔉

かた‐すかし【肩透かし】 相撲の決まり手の一つ。相手が押して出る瞬間に浅く組んでいた体を開き、肩口に手をかけて引き倒す技。 意気ごんでくる相手の気勢をそらし、むだに終わらせること。 「━を食う」

かた‐せん【肩線】🔗🔉

かた‐せん【肩線】 服飾で、肩の形をつくる線。

かた‐たたき【肩叩き】🔗🔉

かた‐たたき【肩叩き】 名・自サ変 肩凝りをほぐすために、肩を続けてたたくこと。また、そのための道具。 やんわりと退職などを勧告すること。

かた‐つき【肩つき(肩付き)】🔗🔉

かた‐つき【肩つき(肩付き)】 肩のあたりの様子。肩の格好。

かた‐ならし【肩慣らし】🔗🔉

かた‐ならし【肩慣らし】 名・自サ変野球などで、ボールを軽く投げて肩の調子を整えること。 ◇本格的に物事を行う前の下準備のたとえにも使う。

かた‐はば【肩幅】🔗🔉

かた‐はば【肩幅】 両肩の端から端までの幅。 「━が広い」

かた‐ひじ【肩肘(肩肱)】━ヒヂ🔗🔉

かた‐ひじ【肩肘(肩肱)】━ヒヂ 肩とひじ。

肩肘張・る🔗🔉

肩肘張・る 気負って、堅苦しい態度をとる。 「かたひじ」を「片肘」と書くのは誤り。

かた‐み【肩身】🔗🔉

かた‐み【肩身】 世間に対する面目。 「━が広い(=世間に対して面目がたち、ほこらしく感じる)」

肩身が狭せま・い🔗🔉

肩身が狭せま・い 世間に対して恥ずかしく、ひけめを感じる。 「かたみ」を「片身」と書くのは誤り。

かた‐やま【肩山】🔗🔉

かた‐やま【肩山】 衣服の肩の最も高い所。 →図:着物の各部

けん【肩】🔗🔉

けん【肩】 (造)かた。 「━章・━胛けんこう骨」 「強━・双━・路━ろけんろかた

けんこう‐こつ【肩甲骨(肩胛骨)】ケンカフ━🔗🔉

けんこう‐こつ【肩甲骨(肩胛骨)】ケンカフ━ 両肩の背部にあって腕と胴とをつなぐ逆三角形状の骨。 「肩甲骨」は代用表記。 →図:骨格の各部

けん‐しょう【肩章】━シャウ🔗🔉

けん‐しょう【肩章】━シャウ 軍人・警官などが制服や礼服の肩につける階級章。

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