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【禄】🔗🔉

【禄】 12画 示部 [人名漢字] 区点=4729 16進=4F3D シフトJIS=985C 【祿】旧字人名に使える旧字 13画 示部 区点=6719 16進=6333 シフトJIS=E252 《音読み》 ロク〈l〉 《訓読み》 さいわい(さいはひ)/ふち 《名付け》 さち・とし・とみ・よし 《意味》 {名}さいわい(サイハヒ)。神の恵みのおこぼれ。与えられたさいわい。「福禄フクロク」 {名}ふち。おかみからもらう扶持米フチマイ。転じて、役人の俸給。「俸禄ホウロク」「干禄=禄ヲ干ム」「仕而不受禄=仕へテ禄ヲ受ケズ」〔→孟子{名}俸給を与えて家来を養う力。家来に対する支配力。「禄之去公室五世矣=禄ノ公室ヲ去ルコト五世ナリ」〔→論語「無禄ムロク」「不禄フロク」とは、不幸にも死んだこと。 「天禄テンロク」とは、彫刻の模様に用いるめでたい獣の名。 「禄禄ロクロク」とは、ごろごろと大ぜいが、ころがっているさま。いくらでもあって、平凡なさま。〈同義語〉録録・碌碌。 《解字》 会意兼形声。右側は、刀でぽろぽろと竹や木を削るさまを描いた象形文字。小片が続いてこぼれおちるの意を含む。剥ハクの原字。祿はそれを音符とし、示(祭壇)を加えた字で、神からのおこぼれ、おかみの手からこぼれおちた扶持米フチマイなどの意。 《単語家族》 録(竹や木を削って字を書く)碌ロク(ころがる石ころ)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 3160 での単語。