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【僅】🔗🔉

【僅】 12画 人部  区点=2247 16進=364F シフトJIS=8BCD 《音読み》 キン/ゴン〈jn・jn〉 《訓読み》 わずかに(わづかに) 《意味》 {副}わずかに(ワヅカニ)。ほんの少し。また、ようやく。▽訓読では、「わずかに」を「…のみ」と受けることが多い。「僅少キンショウ」「絶無僅有ゼツムキンユウ(めったにない)」「僅至於魯司寇=僅カニ魯ノ司寇ニ至ル」〔→呂覧〕 《解字》 会意兼形声。右側の字(音キン)は、火の上で動物の皮革をかわかすさまを示す会意文字。もと、乾カン艱カン(ひでり)と同系で、かわいて水分が乏しくなることから、ほとんどないの意に転じ、わずかの意となる。僅はそれを音符とし、人をそえた字で、ほとんどない、わずかの意を含む。 《単語家族》 飢饉キキンの饉(食物が僅少になること)勤勉キンベンの勤(力を出し尽くして余力がなくなること)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 338 での単語。