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【弘報】🔗🔉

【弘報】 コウホウ →「広報」

【弘量】🔗🔉

【弘量】 コウリョウ 人を受け入れる大きな心。大きな度量。〈同義語〉宏量。度量をひろくする。多くの量。

【弘遠】🔗🔉

【弘遠】 コウエン ひろびろとして遠大なこと。〈同義語〉広遠・宏遠。

【弘農】🔗🔉

【弘農】 コウノウ 地名。漢代から唐代まで置かれた郡。今の河南省西部・陝西センセイ省東南部一帯にあたる。地名。漢代、函谷関を現在の位置に移したあとの地に置かれた県。今の河南省霊宝県の南西にあたる。

【弘誓】🔗🔉

【弘誓】 グゼイ〔仏〕広大な誓願。仏がひろく生命あるすべてのものを救おうとするちかい。すべての迷いを断ちきろうとするちかい、最高の悟りを得ようとするちかい、あらゆる無限の教えを学びつくそうとするちかいのこと。▽宗派によってちがう。『弘願グガン』

【弘毅】🔗🔉

【弘毅】 コウキ 度量が大きく、意志の強いこと。「士不可以不弘毅=士ハモッテ弘毅ナラザルベカラズ」〔→論語

【弘麗】🔗🔉

【弘麗】 コウレイ 大きくて美しい。〈同義語〉広麗・宏麗。

【弘明集】🔗🔉

【弘明集】 グミョウシュウ〈書物〉一四巻。南北朝時代、梁リョウの僧、祐ユウ(445〜518)の編。成立年代不詳。仏教の護教書。両晋シンから南北朝時代にかけて、仏教徒が儒教・道教の側から異端・邪説として攻撃されたのに反論した諸論著を集大成したもの。前一一巻は主として儒教・道教の側からの仏教攻撃に対して、その同異を明らかにしようとした部分。後の三巻はむしろ積極的に仏教の教義を提示しようとした部分で、全体として「道は人をもって弘まり、教えは文をもって明らかになる」というので『弘明集』と名づけられた。各論著の論旨はすべての仏教の教義に基づいたものであるが、表現としては「経典」などを引用したり学術語を用いたりせずに、体裁上まったく通常の文体を使っている。そのため、梁以前の六朝リクチョウ時代における儒・仏・道三教の交渉関係がわかるというだけでなしに、当時の一般社会人がどんな風に仏教を理解していたかがわかるし、特に根拠の確かな資料が乏しい道教の教団や教理の実態を知る資料が見られる。

漢字源 ページ 1496