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【柳眉】🔗🔉

【柳眉】 リュウビ 柳の葉のように細いまゆ。美人のまゆのたとえ。『柳葉リュウヨウ』

【柳眼】🔗🔉

【柳眼】 リュウガン 柳の新芽。「柳眼春相続=柳眼ニ春ハアヒ続グ」

【柳営】🔗🔉

【柳営】 リュウエイ 〈故事〉将軍の陣営。▽漢の周亜夫が遠征したとき、細柳(今の陝西センセイ省咸陽カンヨウ市の南西)に陣をしいた故事から。〔国〕将軍。また、幕府。とくに徳川幕府のこと。

【柳絮】🔗🔉

【柳絮】 リュウジョ 柳の綿。春の末、柳の種についた白い毛状のものが綿のように乱れ飛ぶこと。雪のたとえ。

【柳暗花明】🔗🔉

【柳暗花明】 リュウアンカメイ 柳はしげってほの暗く、花はぱっと咲いて明るく感じられる。春のいなかの美しいけしきのこと。「柳暗花明又一村」〔→陸游

【柳意】🔗🔉

【柳意】 リュウイ 柳の心。▽詩人が想像していうことば。春のけはい。

【柳塘】🔗🔉

【柳塘】 リュウトウ 柳のはえている土手。『柳堤リュウテイ』

【柳腰】🔗🔉

【柳腰】 リュウヨウ 柳のしなやかな枝。柳のようにしなやかな腰。やなぎごし。美人のたとえ。〈類義語〉細腰。

【柳態】🔗🔉

【柳態】 リュウタイ 柳の枝ぶり。しなやかな姿。

【柳緑花紅】🔗🔉

【柳緑花紅】 リュウリョクカコウ 柳はみどり、花はくれない。春の自然の美しいさま。人工を加えないけしき。

【柳永】🔗🔉

【柳永】 リュウエイ〈人名〉北宋ホクソウの代表的詞人。崇安県(福建省)の人。字アザナは耆卿キケイ、初名は三変。官は低かったが、その作品は歌妓カギが争って口にしたほどで、南派の祖といわれる。

【柳下恵】🔗🔉

【柳下恵】 リュウカケイ〈人名〉春秋時代、魯ロの大夫タイフ。姓は展テン、名は獲カク、字アザナは禽キン、恵は諡オクリナ。直(ひとすじの道)を守って、大らかな賢人として知られている。展季・柳恵とも。▽柳下という地に住んだことから。なお、妻も賢く人がらのすぐれた婦人だったといわれる。

【柳宗元】🔗🔉

【柳宗元】 リュウソウゲン〈人名〉773〜819 中唐の文人・政治家。河東(山西省永済県西)の人。字アザナは子厚。唐宋トウソウ八大家のひとり。監察御史カンサツギョシになったが、王叔文の罪に連座して流され、柳州の刺史で終わった。韓愈カンユとともに古文復興につとめ、自然詩を得意とした。柳河東とも。

漢字源 ページ 2227