複数辞典一括検索+

【止水】🔗🔉

【止水】 シスイ 流れない水。たまり水。動揺せず乱れない心のたとえ。「明鏡止水」「人莫鑑於流水、而鑑於止水=人ハ流水ヲ鑑トスルコトナク、止水ヲ鑑トス」〔→荘子

【止足】🔗🔉

【止足】 シソク とどまることと、足ること。欲望のとどまるべき程度と、満足すべき程度を知って分に安んじること。知足。▽「老子」四四章の「知足不辱、知止不殆=足ルヲ知レバ辱メラレズ、止マルヲ知レバ殆フカラズ」から。→「知止」

【止舎】🔗🔉

【止舎】 シシャ・シャニトマル 泊まる。宿る。

【止邪】🔗🔉

【止邪】 シジャ・ジャヲトドム よこしまな心を持つことを防ぎとめる。「禁姦止邪=姦ヲ禁ジ邪ヲ止ム」〔→史記

【止息】🔗🔉

【止息】 シソク とどまり休む。事が終わる。

【止渇】🔗🔉

【止渇】 シカツ・カワキヲトドム のどのかわきをとめる。渇をいやす。

【止宿】🔗🔉

【止宿】 シシュク 泊まる。宿る。

【止揚】🔗🔉

【止揚】 シヨウ 弁証法で、二つの矛盾対立する概念を、より高い段階で発展統一させようとすること。アウフヘーベン。揚棄。▽ドイツ語Aufhebenの訳語。

【止観】🔗🔉

【止観】 シカン〔仏〕心におこる邪念や雑念を押さえて、仏法の真理を悟ること。▽「止」は、妄念モウネンをしずめ、心を統一する静的な働きで、「観」は、智チをおこし、思索をすすめる動的な働きで、この二つが一体となって悟りに達するという。

【知止】🔗🔉

【知止】 トドマルヲシル〈故事〉とどまるべき程度を心得る。分を知って度を過ごさないこと。「知足不辱、知止不殆=足ルヲ知レバ辱メラレズ、止マルヲ知レバ殆フカラズ」〔→老子至善(最高の善)の境地にとどまることを知る。〔→大学

漢字源 ページ 2363