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【瀝】🔗🔉

【瀝】 19画 水部  区点=6345 16進=5F4D シフトJIS=E06C 《音読み》 レキ/リャク〈l〉 《訓読み》 したたる/そそぐ/しずく(しづく)/したたり/こす 《意味》 {動}したたる。そそぐ。しずくが続いてたれる。しずくをたらす。「滴瀝テキレキ」 {名}しずく(シヅク)。したたり。点々と続いてたれるしずく。 {動}こす。しるをこして下にしずくをたらす。〈類義語〉→漉ロク→滷ロ。 《解字》 会意兼形声。歴の上部はもと「厂(やね)+禾(いね)二つ」の会意文字で、稲をつらねて納屋に並べたさま。歴は、それに止(足)を加え、つぎつぎと続いて各地を歩くこと。いずれもじゅずつなぎに続くの意を含む。瀝は「水+音符歴」で、水のしずくがじゅずつなぎに続いてたれること。 《類義》 滴テキは、啻(一つにまとまる)と同系で、しずくが一つぶずつまるくまとまってたれること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【瀝血】🔗🔉

【瀝血】 レツケツ したたる血。滴血。チヲソソグ血をしたたらせる。(イ)必ずかたきをうとうと誓う。「瀝血之仇」〔→呉越春秋〕(ロ)真心を示すために血で文字を書くこと。「瀝血以書辞=血ヲ瀝ギテモッテ辞ヲ書ス」〔→韓愈〕(ハ)生者の血を死者の骨に注ぐこと。父子の関係があれば、血がしみこむといわれる。父子の鑑定法。→「滴血テッケツ」

漢字源 ページ 2690