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【韓非】🔗🔉

【韓非】 カンピ〈人名〉戦国時代、韓の王族で、法家に属する思想家。公法によって私権の独占をおさえることを説いた。李斯リシとともに荀卿ジュンケイに学び、『孤憤』『五蠹ゴト』などを書いて政治のあり方を論じた。やがて秦シン王(始皇帝)にその見識を認められたが、李斯にねたまれ、投獄されて服毒自殺した。文章は『韓非子』に収められている。

【韓愈】🔗🔉

【韓愈】 カンユ〈人名〉768〜824 中唐の文人。河陽(河南省孟モウ県)の人。字アザナは退之タイシ、諡オクリナは文公。唐宋トウソウ八大家のひとり。南北朝以来の修辞を主とした文に対して、秦シン・漢代の達意を主とする古文の復興につとめた。詩にもすぐれ、また、思想家としては宋代儒教の先駆者とされる。『昌黎ショウレイ先生集』がある。

【韜】🔗🔉

【韜】 19画 韋部  区点=8075 16進=706B シフトJIS=E8E9 《音読み》 トウ(タウ)〈to〉 《訓読み》 つつむ/ゆごて 《意味》 {名}弓や剣を入れておく袋。〈同義語〉→套{動}つつむ。つつんでしまいこむ。また、中に隠す。「韜筆=筆ヲ韜ム」 「六韜リクトウ」とは、兵法の奥義書。 {名}ゆごて。弓を射るとき、つるが当たるのをふせぐため、左腕につけるかわのこて。▽去声に読む。 《解字》 会意兼形声。右側の字(音トウ)は、外わくの中へ入れる、わくの中でこねること。韜はそれを音符とし、韋(なめしがわ)を加えた字。かわを外にめぐらせてその中につつみこむ意。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 4893