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【勾玉】🔗🔉

【勾玉】 マガタマ〔国〕古代の装身具の一つ。翡翠ヒスイ・瑪瑙メノウなどでできていて、形は巴型トモエガタのものが多い。穴にひもを通し、首やえりの飾りなどにした。曲玉。

【勾当】🔗🔉

【勾当】 コウトウ あることを自分の専門の仕事として担当する。〔俗〕仕事、また、仕事をひきうける。〈同義語〉句当。〔国〕「勾当内侍コウトウノナイシ」の略。四人の掌侍ナイシノジョウのうちの首席者。天皇への奏請や勅旨の伝達などをつかさどった。〔国〕摂政家や寺院に置かれ、別当の下で事務をつかさどった者。〔国〕盲人の官名の一つ。座頭の上、検校ケンギョウの下に位する。

【勾配】🔗🔉

【勾配】 コウバイ〔国〕傾きの程度。傾斜した所。

【勾留】🔗🔉

【勾留】 コウリュウ つかまえて、留めて置く。〈同義語〉拘留・句留。「草色勾留坐水辺=草色ニ勾留セラレテ水辺ニ坐ス」〔→白居易〔国〕有罪の確定していない者で、証拠隠滅・逃亡のおそれがあるとき、裁判所が一定の場所に留置することを命ずる裁判、もしくはそれを執行すること。▽拘留とは異なる。

【勾検】🔗🔉

【勾検】 コウケン とらえて調べる。〈同義語〉拘検。

【勾萌】🔗🔉

【勾萌】 コウボウ 草木の芽。〈同義語〉句萌。

【勾欄】🔗🔉

【勾欄】 コウラン =勾闌。宮殿の廊下などにある、先端のそり曲がったてすり。〈同義語〉鉤欄。俳優や妓女ギジョのいる所。妓楼ギロウ。〈同義語〉句欄。

【勾践】🔗🔉

【勾践】 コウセン〈人名〉?〜前465 春秋時代、越エツの国王。呉ゴの国王夫差とはげしく戦い、一度はとらえられたが、のち、名臣范蠡ハンレイと力をあわせて呉を滅ぼした。句践とも。→「臥薪嘗胆ガシンショウタン」→「会稽之恥カイケイノハジ」

漢字源 ページ 584