【曲学阿世】キョクガクアセイ　真理をまげた正しくない学問で世間の人におもねって、人気を得ようとする。また、そのような人。〔→史記〕

【曲肱之楽】キョクコウノタノシミ　貧しいながらも道を行う楽しみ。▽孔子のでしの顔回が、ひじをまげてまくらとしたという「論語」述而篇の故事から。

【曲突徙薪】キョクトツシシン・キョクトツタキギヲウツス　火災が起こらないように、かまどの煙突をまげて外に向け、引火しないように薪マキもかまどのそばから遠ざける。災いを未然に防ぐことのたとえ。〔→漢書〕

【曲眉豊頬】キョクビホウキョウ　三日月の形にまがったまゆと、ふっくらと豊かなほお。顔だちの美しいことの形容。〔→韓愈〕