【犬馬之労】ケンバノロウ　自分が主君また他人のために労をいとわずにつくすことを謙そんしていうことば。

【犬馬之歯】ケンバノヨワイ　自分の年齢を謙そんしていうことば。▽犬や馬が何もすることもなく年を加える意。〔→漢書〕

【犬馬之養】ケンバノヤシナイ　親に衣食を与えるだけで、敬意をこめて養わないこと。▽「論語」為政篇の「今之孝者、是謂能養、至於犬馬、皆能有養、不敬何以別乎＝今ノ孝ナルモノハ、コレヨク養フト謂フ、犬馬ニ至ルマデ、ミナヨク養フコト有リ、敬セズンバナニヲモッテ別タンヤ」から。