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【吐気】🔗🔉

【吐気】 トキ キヲハク体内の気を吐き出す。息を腹から出す。▽神仙術シンセンジュツの修行の一つ。吐き出された気。キヲハク長い間とげられなかった望みをとげること。志を得て思うさまにふるまう。ハキケ〔国〕胃の中のものを吐き出したくなる気持ち。

【吐谷渾】🔗🔉

【吐谷渾】 トコクコン・トヨクコン 西晋の末、甘粛省から青海省のあたりにかけて、あった国。隋ズイのころには栄えたが、六六三年に吐蕃トバンに破られ種族は四散した。

【吐納】🔗🔉

【吐納】 トノウ 神仙シンセン術や道教の修行の法で、体内のよごれた気を吐き出し、きれいな気を吸いこむこと。深呼吸のたぐい。〔→荘子出すことと入れること。また、出したり入れたりすること。

【吐哺握髪】🔗🔉

【吐哺握髪】 トホアクハツ〈故事〉周公が客を迎えるのに、食事ちゅうのときは口の中の食べ物を吐き出して迎え、洗髪ちゅうのときには髪を握ったまま出迎えた故事から、賢人を迎えるのに熱心なことのたとえ。『吐哺捉髪トホソクハツ・吐握トアク』〔→韓詩外伝

【吐漱】🔗🔉

【吐漱】 トソウ 吐いたり口に入れてすすいだりする。口に入れたり出したりすること。

【吐蕃】🔗🔉

【吐蕃】 トバン =吐番・土蕃。今のチベット地方にあった統一王国の、中国での呼び名。七世紀はじめに成立し、唐・インドの文化の影響を受けて栄えたが、九世紀中ごろ唐に帰服した。これ以後、宋ソウ・元ゲン代にも吐蕃という語は用いられたが、単にチベット地方をさしたもの。

【吐瀉】🔗🔉

【吐瀉】 トシャ 吐く。また、吐いたもの。吐くことと下すこと。嘔吐オウトと下痢。▽「瀉」は、下痢。

【吋】🔗🔉

【吋】 6画 口部  区点=1705 16進=3125 シフトJIS=8944 《音読み》 トウ/ズ(ヅ)〈cn〉 《訓読み》 インチ 《意味》 〔国〕インチ。長さの単位。一インチは約二・五四センチメートル。▽英語inchに当てた字。 《解字》 会意。「口+寸」。▽漢語では、もと、しかる声をあらわすが、今はその意には用いない。

漢字源 ページ 737