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伊藤仁斎 イトウジンサイ🔗🔉

【伊藤仁斎】 イトウジンサイ〔日〕〈人名〉1627〜1705 江戸時代初期の儒学者。字アザナは源佐ゲンスケ、仁斎は号。朱熹シュキの儒学に対し、原始儒教に帰るという古義学を主唱し、京都の堀川に塾を開いた。著に『童子問』『語孟ゴモウ字義』『論語古義』『孟子古義』などがある。

伊藤東涯 イトウトウガイ🔗🔉

【伊藤東涯】 イトウトウガイ〔日〕〈人名〉1670〜1736 江戸時代中期の儒学者。伊藤仁斎の長男。名は長胤ナガタネ、字アザナは原蔵、東涯は号。父のあとを継ぎ古義学を大成した。修辞・制度に詳しく、『制度通』のほか、著書が多い。

依投 イトウ🔗🔉

【依投】 イトウ たよりにする。▽「投」は、一か所にとどまる。

厭 いとう🔗🔉

【厭】 14画 厂部  区点=1762 16進=315E シフトJIS=897D 《音読み》 エン(エム)/オン(オム)〈yn〉/ヨウ(エフ)〈y〉 《訓読み》 あきる(あく)/いとう(いとふ)/あくまで/おす/おさえる(おさふ) 《意味》 {動}あきる(アク)。有り余っていやになる。また、やりすぎていやになる。「学而不厭=学ンデ厭カズ」〔→論語{動}いとう(イトフ)。しつこくていやになる。もうたくさんだと思う。「厭世エンセイ」「人不厭其言=人、ソノ言ヲ厭ハズ」〔→論語{副}あくまで。とことんまで。「弟子厭観之=弟子、厭クマデコレヲ観ル」〔→荘子{動・形}おす。おさえる(オサフ)。上からおさえつける。上からかぶさったさま。〈類義語〉→圧オウ/アツ。「厭勝ヨウショウ」 {動}隠す。上から下のものをおおい隠す。 {動}悪夢や精霊に押さえられる。うなされる。〈類義語〉→圧。 《解字》 会意。厭の中の部分は熊の字の一部と犬とをあわせ、動物のしつこい脂肪の多い肉を示す。しつこい肉は食べあきていやになる。厂印は上からかぶさるがけや重しの石。厭は、食べあきて、上からおさえられた重圧を感じることをあらわす。 《単語家族》 壓(=圧。上からおさえつける)と同系。 《類義》 →忌 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

嫌 いとう🔗🔉

【嫌】 13画 女部 [常用漢字] 区点=2389 16進=3779 シフトJIS=8C99 《常用音訓》ケン/ゲン/いや/きら…う 《音読み》 ケン(ケム)/ゲン(ゲム)〈xin〉 《訓読み》 いや/きらう(きらふ)/いとう(いとふ)/うたがう(うたがふ)/きらい(きらひ)/うたがい(うたがひ) 《意味》 {動}きらう(キラフ)。いとう(イトフ)。いやがる。しぶる。憎みきらう。「嫌悪ケンオ」「大人故嫌遅=大人故ニ遅キヲ嫌フ」〔古楽府〕 ケンス{動}うたがう(ウタガフ)。こうではないかと気を回して思う。悪いほうへと連想する。「嫌疑ケンギ」 {名}きらい(キラヒ)。うたがい(ウタガヒ)。よくないことについてそうではないかと思われるふし。また、そう思う気持ち。「使民無嫌=民ヲシテ嫌無カラシム」〔→礼記〕 《解字》 会意兼形声。兼ケンは、禾イネを二つ並べ持つ姿。いくつも連続する意を含む。嫌は「女+音符兼」で、女性にありがちな、あれこれと気がねし、思いが連続して実行をしぶることを示す。 《類義》 →忌 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

射 いとう🔗🔉

【射】 10画 寸部 [六年] 区点=2845 16進=3C4D シフトJIS=8ECB 《常用音訓》シャ/い…る 《音読み》 シャ/ジャ〈sh〉/〈y〉/エキ/ヤク 《訓読み》 いる/あてる(あつ)/いとう(いとふ)/あきる(あく) 《名付け》 い・いり 《意味》 {動}いる。弓を張って矢をいる。「射雉=雉ヲ射ル」「弋射ヨクシャ(いぐるみ)」「弋不射宿=弋スルニハ宿ヲ射ズ」〔→論語{名}弓をいる術。弓術。▽古代には礼・楽・射・御(乗馬)・書・数を「六芸リクゲイ」といい、男子の教養の主要課目であった。「射有似乎君子=射ハ君子ニ似タルコト有リ」〔→中庸{動}あてる(アツ)。ねらって的にあてる。また一点めざして光や弾をあてる。「照射ショウシャ」「射利シャリ(もうけをねらう)」「射倖心シャコウシン(=射幸心。まぐれをねらう心)」 「僕射ボクヤ」とは、秦シン代以後の官名。左僕射・右僕射があった。▽唐・宋ソウ代は、宰相のこと。 {動}いとう(イトフ)。あきる(アク)。ありすぎていやになる。ありすぎてだれる。〈類義語〉→厭エン。「無射=射イトフコト無シ・射アクコト無シ」 「無射ブエキ」とは、音階の十二律の一つ。また、季節では九月に当たることから、九月の別名。 《解字》 会意。原字は、弓に矢をつがえている姿。のち寸(て)を添えたものとなる。張った弓の弦を放して、緊張を解くこと。 《単語家族》 赦シャ(ゆるめる)捨(ゆるめて放す)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

懶 いとう🔗🔉

【懶】 19画 部  区点=5681 16進=5871 シフトJIS=9CEF 《音読み》 ラン〈ln〉/ライ〈li〉 《訓読み》 おこたる/いとう(いとふ) 《意味》 {動・形}おこたる。自分で決着をつけず、他人任せにしてなまける。ものぐさなさま。〈同義語〉→嬾ラン。「懶惰ランダ」 {動}いとう(イトフ)。めんどうがって、他人に押しつける。〈同義語〉→頼。 《解字》 会意兼形声。頼の本字は「人+貝+音符剌ラツ」からなり、ずるずると負債を他人に押しつけること。懶ランは「心+音符頼」で、他人任せの、ものうい気持ちのこと。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

異等 イトウ🔗🔉

【異等】 イトウ 普通の人より特にすぐれた才能を持った人。▽「等」は、等級。「秀才異等」〔→史記

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