【奉上】 ホウジョウ 主君に忠をつくして仕える。〔俗〕物を贈呈する。

【彭城】 ホウジョウ 地名。今の江蘇コウソ省徐州市。項羽が都を定めた所。

【放生】 ホウセイ 魚・鳥などの生き物をはなしてやること。〔→列子〕ホウジョウ〔仏〕功徳を積むために捕らえた生き物を逃がしてやること。

【放情】 ホウジョウ ほしいまま。気まま。

【方丈】 ホウジョウ 広さが一丈四方であること。〔→孟子〕〔仏〕寺の表座敷。▽維摩居士ユイマコジのへやが一丈四方だったという伝説から。〔仏〕転じて住職のこと。「方壺ホウコ」と同じ。「霊鼇戴方丈＝霊鼇方丈ヲ戴ク」〔→曹植〕

【方壺】 ホウコ 口が四角で、胴がまるいつぼ。渤海ボッカイの中にあり、仙人センニンが住んでいるといわれる伝説上の島。『方丈ホウジョウ』〔→列子〕

【法帖】 ホウジョウ・ホウチョウ 習字の手本を集めた本。『法書ホウショ』

【芳志】 ホウシ 相手を尊敬して、自分に対する相手の親切な心づかいをいうことば。『芳情ホウジョウ・芳心ホウシン』

【褒状】 ホウジョウ 行為や作品などをほめたたえる旨をしるした文章・書状。賞状。

【豊上鋭下】 ホウジョウエイカ 額が肥えていて広く、あごのあたりがやせていること。『豊上殺下ホウジョウサイカ』「身長九尺、豊上鋭下、目光射人＝身長九尺、豊上鋭下、目光人ヲ射ル」〔→遼史〕

【豊稔】 ホウジン 作物が豊かにみのる。『豊作ホウサク・豊穰ホウジョウ・豊熟ホウジュク・豊登ホウトウ』

【豊壌】 ホウジョウ よく肥えた土地。

【豊饒】 ホウジョウ 作物などが豊かで多いこと。作物などが豊かにみのる。地味が肥えていること。

【鳳城】 ホウジョウ 宮城。天子のいる都。▽もと、長安（丹鳳城）をさしていったことば。