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【侍】 8画 人部 [常用漢字] 区点=2788 16進=3B78 シフトJIS=8E98 《常用音訓》ジ/さむらい 《音読み》 ジ/シ〈sh〉 《訓読み》 はべる/さむらい(さむらひ)/はべり 《名付け》 ひと 《意味》 ジス{動}はべる。身分の高い人のそば近くに仕える。「侍従」「顔淵、季路、侍=顔淵、季路、侍ス」〔→論語ジス{動}そばに控える。「侍坐」「沛公北嚮坐、張良西嚮侍=沛公北嚮シテ坐シ、張良西嚮シテ侍ス」〔→史記{名}身分の高い人のそばに控えている人。「女侍ジョジ」 「侍生」とは、先輩に対して後輩がへりくだっていうことば。 〔国〕さむらい(サムラヒ)。武士のこと。御前にさぶらう人の意。はべり。「あり」「居ヲり」のていねい語。 《解字》 会意兼形声。寺は「寸(手)+音符之シ(足)」の会意兼形声文字で、手足を動かして雑用を弁じるの意。身分の高い人の身辺を世話する人を古く寺人と称したが、のち寺人の寺は、役所や仏寺の意に転用されたため、侍の字がその原義をあらわすようになった。侍は「人+音符寺」。→寺 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

侍者 ジシャ🔗🔉

【侍人】 ジジン 身分の高い人のそば近くに仕える人。近侍の人。『侍者ジシャ』〔→孟子

侍女 ジジョ🔗🔉

【侍女】 ジジョ 身分の高い人のそば近くに仕える小間使の女。

侍中 ジチュウ🔗🔉

【侍中】 ジチュウ 官名。天子に政務を奏上する官。秦シン代に置かれ、漢代に、加官(本職以外につけ加えられる官職)となる。魏ギ・晋シン以後専任の官となる。唐代、門下省の長官のこと。

侍史 ジシ🔗🔉

【侍史】 ジシ 身分の高い人の近くに仕え、記録や文書の仕事をつかさどる人。〔→史記手紙で、あて名の下に添えることば。▽直接、あて名の人に差し出すのはおそれおおいから、「侍史」に差し出すの意。

侍医 ジイ🔗🔉

【侍医】 ジイ 天子や諸侯のおかかえの医者。

侍坐 ジザ🔗🔉

【侍坐】 ジザ 身分の高い人のそば近くにすわる。「子路、曾晰、冉有、公西華侍坐=子路、曾晰、冉有、公西華侍坐ス」〔→論語

侍児 ジジ🔗🔉

【侍児】 ジジ 身分の高い人に召し使われる小間使の女。「侍児扶起嬌無力=侍児扶ケ起コセバ嬌トシテ力無シ」〔→白居易

侍臣 ジシン🔗🔉

【侍臣】 ジシン 主人のそば近くに仕える家臣。

侍所 サムライドコロ🔗🔉

【侍所】 サムライドコロ〔国〕平安時代、院・親王・摂関・三位以上の公家クゲなどの警護の者が勤務する所。鎌倉幕府・室町幕府の時、置かれた役所の名。軍事・警察のことをつかさどる。その長官を別当ベットウという。

侍郎 ジロウ🔗🔉

【侍郎】 ジロウ 官名。門下省・中書省などで次官の役をする。時代によって役職のちがいや地位の高低がある。

侍従 ジジュウ🔗🔉

【侍従】 ジジュウ 天子のそば近くに仕えること。また、その役の人。

侍御 ジギョ🔗🔉

【侍御】 ジギョ 天子のそば近くに仕える人。〔→書経清シン代、御史のこと。

侍御史 ジギョシ🔗🔉

【侍御史】 ジギョシ 官名。周代の柱下史で、秦シン以後、侍御史と称された。宮中の文書をつかさどり、官吏の違法を摘発する官。のち分化変遷し、唐代では御史台に属した。

侍童 ジドウ🔗🔉

【侍童】 ジドウ =侍僮。身分の高い人のそば近くに仕える子ども。『侍豎ジジュ』

侍養 ジヨウ🔗🔉

【侍養】 ジヨウ そばについていて養う。「老而無妻子者、有所侍養、以終其寿=老イテ妻子無キ者ハ、侍養スル所有リ、以テ其ノ寿ヲ終ヘシム」〔→墨子

侍衛 ジエイ🔗🔉

【侍衛】 ジエイ 天子や身分の高い人の近くにあって護衛すること。また、その武士。「侍衛之臣、不懈於内=侍衛之臣、内ニ懈ラズ」〔→諸葛亮

侍講 ジコウ🔗🔉

【侍講】 ジコウ 天子、または皇太子に講義する。また、その役の人。『侍読ジドク』

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