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【填】 13画 土部  区点=3722 16進=4536 シフトJIS=9355 《音読み》 テン/デン〈tin〉/チン 《訓読み》 うずめる(うづむ)/みちる(みつ)/みたす 《意味》 {動}うずめる(ウヅム)。すきまや穴を詰めて満たす。「充填ジュウテン」「補填ホテン」 {動}うずめる(ウヅム)。空欄に書き入れて空白をなくす。「填写テンシャ」 {動}みちる(ミツ)。みたす。すきまなく、びっしり詰まる。びっしりと詰める。「門人弟子、填其室=門人弟子、ソノ室ニ填ツ」〔→宋濂{動}器の彫刻のくぼみに、漆や金銀を詰めこむ。「填漆テンシツ」「填金テンキン」 「填然テンゼン」とは、でんでんと太鼓をうつ音の形容。「填然鼓之=填然トシテコレニ鼓ス」〔→孟子「鎮チン」と同じ。 《解字》 会意兼形声。眞シン(=真)は「匕(さじ)+鼎(かなえ)」の会意文字で、器にさじで物をいっぱい詰めるさまを示す。填は「土+音符眞」で、土を穴に詰めて満たすこと。→真 《単語家族》 眞(=真。欠けめなく充実する)鎭(=鎮。充実した金属)実(いっぱい詰まる)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

填字 ジヲウズム🔗🔉

【填字】 テンジ・ジヲウズム 文章の空白の所に文字を入れて文章を完成すること。

填充 テンジュウ🔗🔉

【填充】 テンジュウ うずめていっぱいにする。〈類義語〉充填。『填補テンポ』

填咽 テンエツ🔗🔉

【填咽】 テンエツ 多くの人が集まりひしめいていて道がふさがる。「観経鴻都尚填咽=経ヲ鴻都ニ観ルモナホ填咽ス」〔→韓愈

填詞 テンシ🔗🔉

【填詞】 テンシ 文学形式の一種。「詩余」とも「詞」ともいう。唐の中ごろ民間におこった新しい型の歌曲。宋ソウ代に最も盛んとなった。のち、一定の譜面にあわせて文字を埋めてつくるようになったので、「填詞」と呼ぶようになった。

填湊 テンソウ🔗🔉

【填湊】 テンソウ いっぱい集まってこみあう。

填塞 テンソク🔗🔉

【填塞】 テンソク いっぱいになってふさがる。

填填 チンチン🔗🔉

【填填】 テンテン・チンチン 態度などが重々しくて、誠意のあるさま。▽鎮チンに当てた用法。「其行填填=ソノ行ヒ填填タリ」〔→荘子雷の音の形容。「雷填填兮雨冥冥=雷填填トシテ雨冥冥タリ」〔→楚辞たくさんの車馬が走る音の形容。満ち足りたさま。規律正しくりっぱなさま。

填撫 チンブ🔗🔉

【填撫】 チンブ =鎮撫。民衆の心を静め平穏にすること。

填実 テンジツ🔗🔉

【顛実】 テンジツ =填実。気力をからだじゅうに満たす。〔→礼記

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