【墓】 13画　土部　［五年］ 区点=4272　16進=4A68　シフトJIS=95E6 《常用音訓》ボ／はか 《音読み》　ボ／モ〈m〉 《訓読み》　はか 《名付け》　つか 《意味》 ｛名｝はか。死体を埋めて見えなくするつか。「墓地」「有婦人哭於墓者＝婦人ノ墓ニ哭スル者有リ」〔→礼記〕 《解字》 会意兼形声。莫バクは、太陽が草の中に沈んで隠れることを示す会意文字。墓は「土＋音符莫」で、死者を隠して見えなくする土盛り。→莫 《単語家族》 幕（見えなくするまく）莫（見えない）無（見えない→ない）などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

【墓上】 ボジョウ 墓のそば。墓のあたり。

【墓木已拱】 ボボクスデニキョウナリ〈故事〉墓に植えた木が、両手で囲むほどの太さに生長した。人が死んで長い年月がたったこと。〔→左伝〕

【墓田】 ボデン 墓にする土地。『墓地ボチ』

【墓表】 ボヒョウ 墓のしるしとしてたてるいしぶみ。▽平らなものを「墓碑」、自然石をたてた形のものを「墓碣ボケツ」という。墓にたてるしるしとしての木や石。『墓標ボヒョウ』

【墓碣】 ボケツ 墓地にたてる、自然石をたてた形の碑。

【墓誌銘】 ボシメイ 死者とともに墓の中にうずめる金石に刻みこんだ、死者の略歴（墓誌）などについての文章。文末に死者のことをよんだ韻文（銘）がついている。