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【潮】 15画 水部 [六年] 区点=3612 16進=442C シフトJIS=92AA 《常用音訓》チョウ/しお 《音読み》 チョウ(テウ)/ジョウ(デウ)〈cho〉 《訓読み》 あさしお(あさしほ)/しお(しほ)/うしお(うしほ) 《名付け》 うしお・しお 《意味》 {名}あさしお(アサシホ)。しお(シホ)。うしお(ウシホ)。太陽と月の引力によって生じる海水のみちひき。朝おこるのを潮といい、夕方おこるのを汐セキという。朔サク(ついたち)と望(十五日)の日には、みちひきの差が最も大きい。「観潮」「潮打空城寂寞回=潮ハ空城ヲ打チ寂寞トシテ回ル」〔→劉禹錫{名}しお(シホ)。さしたり流れたりする海水。「潮流」 {動・名}色や、しめりけがじわじわと表面にあらわれる。また、しめりけ。「潮紅(赤みがあらわれる)」「潮湿(しめりけがさす)」 {名・形}きまった時におこる現象。また、そのさま。「潮熱」 {名}地名。現在の広東カントン省潮州市地方。むかし唐の韓愈カンユが流された所。華僑カキョウにはここの出身者が多い。 〔国〕うしお(ウシホ)。塩だけで味をつけた、魚のすい物。「潮汁」しお(シホ)。海水の流れ。「黒潮」しお(シホ)。とき。おり。「潮時」世の中の情勢や、考え方の動き。「思潮」「風潮」月経のこと。「初潮」 《解字》 会意兼形声。朝は「屮(くさ)の間から日が出るさま+音符舟」の形声文字。潮はもと「草の間から日が出るさま+水」の会意文字であったが、楷書カイショは「水+音符朝」で、あさしおのこと。 《単語家族》 朝と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

潮汐 チョウセキ🔗🔉

【潮汐】 チョウセキ うしお。▽朝潮を潮、夕潮を汐という。また一説に、みち潮を潮、引き潮を汐ともいう。海水の干満。

潮音 チョウオン🔗🔉

【潮音】 チョウオン 海の波の音。『潮声チョウセイ』〔仏〕多くの僧の経を読む声。〈類義語〉海潮音。

潮候 チョウコウ🔗🔉

【潮信】 チョウシン 海水の満ち引きする時刻。しおどき。『潮候チョウコウ』定めた約束。あてにしている便り。

潮勢 チョウセイ🔗🔉

【潮流】 チョウリュウ 潮の干満のためにおこる海水の流れ。世の中の動き。時勢。『潮勢チョウセイ』

潮陽 チョウヨウ🔗🔉

【潮陽】 チョウヨウ 地名。広東カントン省東部にある県。晋シン代から置かれた。

潮退 チョウタイ🔗🔉

【潮落】 チョウラク しおが引くこと。引き潮。『潮退チョウタイ』

潮頭 チョウトウ🔗🔉

【潮頭】 チョウトウ 沖のほうから満ちて来るしおの先。「聞道潮頭一丈高=聞クナラク潮頭一丈ノ高サ」〔→蘇軾

潮騒 シオサイ🔗🔉

【潮騒】 シオサイ〔国〕しおがさすとき、波がたてる音。

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