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嘗 なめる🔗🔉

【嘗】 14画 口部  区点=3008 16進=3E28 シフトJIS=8FA6 【甞】異体字異体字 13画 甘部 区点=6519 16進=6133 シフトJIS=E152 《音読み》 ショウ(シャウ)/ジョウ(ジャウ)〈chng〉 《訓読み》 なめる(なむ)/こころみる/こころみに/かつて 《意味》 {動}なめる(ナム)。舌の上に乗せて味をためす。「嘗味ショウミ」「不敢嘗=アヘテ嘗メズ」〔→論語{名}秋、その年新しくとれた穀物を祖先の霊に供える祭り。「嘗烝ショウジョウ」 {動}こころみる。ためしてみる。「嘗試ショウシ」 {副}こころみに。ためしに。「盍嘗問焉=ナンゾ嘗ニ問ハザル」〔→礼記{副}かつて。以前に…したことがある。「吾嘗為鮑叔謀事=吾嘗テ鮑叔ノ為ニ事ヲ謀ル」〔→史記〕 《解字》 会意兼形声。嘗は「旨(うまいあじ)+音符尚(のせる)」で、食べ物を舌の上に乗せて味をみること。転じて、ためしてみる意になり、さらに、やってみた経験が以前にあるという意の副詞となった。 《単語家族》 尚(上に乗せる)賞(上に持ちあげる)と同系。 《類義》 曾ソウ(かつて)は、経験が層をなして重なること。試は、用いてみてためすこと。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

滑 なめらか🔗🔉

【滑】 13画 水部 [常用漢字] 区点=1974 16進=336A シフトJIS=8A8A 《常用音訓》カツ/すべ…る/なめ…らか 《音読み》 カツ(クツ)/ゲチ〈hu〉/コツ/コチ〈g〉 《訓読み》 なめらか(なめらかなり)/すべる/みだす 《意味》 {形}なめらか(ナメラカナリ)。水気があってつるつるするさま。また、物事がつかえずにするする進むさま。〈対語〉→渋→滞(つかえる)。「潤滑」「温泉、水滑洗凝脂=温泉、水滑ラカニシテ凝脂ヲ洗フ」〔→白居易{動}すべる。するするすべる。「滑車」「滑氷(アイススケート)」 {形}ずるい。するするとぬけて尻尾シッポをつかませない。〈同義語〉→猾。「巧滑」「奸滑カンカツ(悪賢くてずるい)」 {動}みだす。ごたまぜにする。まぜかえす。〈同義語〉→猾。〈類義語〉→混→乱。「滑乱」「夷狄滑夏=夷狄夏ヲ滑ス」 「滑稽コッケイ」とは、なめらかな表現で人を自分のペースにのせる才人。また、おどけの知恵。 《解字》 会意兼形声。骨の月を除いた部分は、骨の端が関節の穴にはまりこんで、骨が自在に動くさま。骨はそれに肉づきを加え、自在に動く関節骨を示す。滑は「水+音符骨」で、水気があってなめらかに自由にすべること。→骨 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

舐 なめる🔗🔉

【舐】 10画 舌部  区点=7151 16進=6753 シフトJIS=E472 《音読み》 シ/ジ〈sh〉 《訓読み》 なめる(なむ) 《意味》 {動}なめる(ナム)。舌を薄く平らにのばして、平らな面をなめる。「舐犢シトク」 《解字》 形声。氏は、匙シ(薄いさじ)と同じことばをあらわす異体の文字で、いずれも先が薄く平らなことを意味する。舐は「舌+音符氏」で、舌先をさじのようにしてすくうようになめる動作のこと。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

靭 なめしがわ🔗🔉

【靭】 12画 革部  区点=3157 16進=3F59 シフトJIS=9078 【靱】異体字異体字 12画 革部 区点=8055 16進=7057 シフトJIS=E8D5 《音読み》 ジン/ニン〈rn〉 《訓読み》 なめしがわ(なめしがは)/しなやか(しなやかなり) 《意味》 {名}なめしがわ(ナメシガハ)。しなやかに丈夫になめしたかわ。 ジンナリ{形}しなやか(シナヤカナリ)。かわのように柔らかくて丈夫である。弾力がある。「強靭キョウジン」 《解字》 会意兼形声。「革(かわ)+音符刃(丈夫にきたえたは)」。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

靼 なめしがわ🔗🔉

【靼】 14画 革部  区点=8058 16進=705A シフトJIS=E8D8 《音読み》 タン/タツ/タチ〈d〉/セツ/セチ 《訓読み》 なめしがわ(なめしがは) 《意味》 {名}なめしがわ(ナメシガハ)。平らになめしたかわ。 「韃靼ダッタン」とは、中国北方異民族の唐代から清シン代にかけての呼び名。はじめはモンゴル系一部族をさしたが、のち、モンゴル族全体の呼び名となり、元ゲンの滅亡後は、北方にはしった蒙古帝国の子孫(北元ホクゲン)をも呼んだ。▽タタール(Tatar)の音訳語。今の中国ではdという。 《解字》 会意兼形声。「革(かわ)+音符旦(平ら)」。

鞣 なめしがわ🔗🔉

【鞣】 18画 革部  区点=8068 16進=7064 シフトJIS=E8E2 《音読み》 ジュウ(ジウ)/ニュウ(ニウ)〈ru〉 《訓読み》 なめしがわ(なめしがは)/なめす 《意味》 {名}なめしがわ(ナメシガハ)。なめして柔らかくなったかわ。 {動}なめす。皮革の毛と脂を除いて柔らかくする。 《解字》 会意兼形声。「革(かわ)+音符柔(やわらかい)」。

韋 なめしがわ🔗🔉

【韋】 9画 韋部  区点=8074 16進=706A シフトJIS=E8E8 《音読み》 イ(〈wi〉 《訓読み》 なめしがわ(なめしがは)/そむく 《意味》 {名}なめしがわ(ナメシガハ)。毛をとりさって柔らかくなめした動物のかわ。〈類義語〉→皮→革→鞣ジュウ{形}なめしがわのように柔らかい。しなやか。「脂韋シイ(ねっとりして柔らかい)」「韋柔イジュウ」 {動}そむく。↑↓型に、行き違いになる。▽違に当てた用法。 {動・名}とりかこむ。めぐらす。まわりにめぐらした囲い。▽囲に当てた用法。 《解字》 会意。口印の周囲を右足と左足が回っているさまを示す。もと、ロータリーをぐるりとめぐって歩くこと。また、左足と右足が行き違うことをあらわし、違の原字でもある。韋は、からだにぐるりと巻きつけるなめしがわ。 《単語家族》 圍(=囲。ぐるりとかこむ)諱キ(すれちがいに避けて、いわない)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要人名

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