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1 //  「イ」と「エ」の中間の響きをもつが, むしろ「エ」に近く発音したほうがよく, 後述の長母音 /i/ が短くなったものではない. /i/ とはかなり🔗🔉

1 //  「イ」と「エ」の中間の響きをもつが, むしろ「エ」に近く発音したほうがよく, 後述の長母音 /i/ が短くなったものではない. /i/ とはかなり音色が違う: big /bg/, business /bzns/.

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2 //  英音では「エ」に近い. しかし米音では「エ」より舌の位置が下がって「ア」に近く聞こえることがある. このため本辞典では /e/ を使わず, それよりは舌が🔗🔉

2 //  英音では「エ」に近い. しかし米音では「エ」より舌の位置が下がって「ア」に近く聞こえることがある. このため本辞典では /e/ を使わず, それよりは舌が低い母音を表す // の記号を使用した: bet /bt/, question /kwstn/.

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3a //  この母音は伝統的に「ア」と「エ」の中間の短母音とされてきたが, 単音節語(特に有声子音の前)ではかなり長くなる. また // を発音する際には咽頭🔗🔉

3a //  この母音は伝統的に「ア」と「エ」の中間の短母音とされてきたが, 単音節語(特に有声子音の前)ではかなり長くなる. また // を発音する際には咽頭が収縮するのが特徴である. 米音では // は最近かなり大きな変動が起こっている. 一つは // が二重母音化して // のように二重母音化すること, もう一つは舌の位置が高くなって上の // に接近して両者の区別が曖昧となる傾向である. このため, to gather /tg/ と together /tg/ などがしばしば同じ発音に聞こえる. いっぽう英音では逆に舌の位置が低くなって [a] に近づく傾向がある. このような複雑な事情を本文の発音表記に反映することは不可能なので, 本辞典では従来通り // で示すこととした: bag /bg/, package /pkd/.

研究社新英和大辞典 ページ 168192