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[Old Frankish]―Dutch, Flemish🔗🔉

[Old Frankish]―Dutch, Flemish

[Old Saxon]―Low German🔗🔉

[Old Saxon]―Low German

内陸ゲルマン語群 (Inland Germanic)🔗🔉

内陸ゲルマン語群 (Inland Germanic)

[Old High German]―German🔗🔉

[Old High German]―German

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  3. 英語語源学

3.1  英語を初めとするヨーロッパ諸語の語源研究が, 19 世紀末から 20 世紀前半にかけてめざましい発達をとげた印欧比較言語学の成果に負うところ極🔗🔉

3.1  英語を初めとするヨーロッパ諸語の語源研究が, 19 世紀末から 20 世紀前半にかけてめざましい発達をとげた印欧比較言語学の成果に負うところ極めて大であることは, 多言を要しないであろう. 英語語源学は, 第一に英語がゲルマン語派に属する北海ゲルマン語群の一言語であり, 第二にゲルマン語派が上に述べた印欧語族の一語派であることを前提としている. そこで, 印欧基語に遡る英語単語の語源記述では, 印欧・ゲルマン比較言語学の成果が, また古期英語 (Old English, 700-1100; 略 OE) 以降の記述には英語史の研究成果が利用されることになる. つまり, 英語の語源研究には, 現代英語から中期英語 (Middle English, 1100-1500; 略 ME), 古期英語の段階にまで遡る英語の内史的部分と, さらに遡ってゲルマン基語 (Proto-Germanic)・印欧基語 (Proto-Indo-European) の段階を扱う英語の外史的部分とがあり, ある英単語の語源を特定するためには, 内史・外史を通じて, 形態の連続性と同時に意味の連続性が証明されなければならない. その際, 内史的考察が外史的考察に先行すべきことはいうまでもない.

研究社新英和大辞典 ページ 168229