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出会う : 人が外出中に、偶然知っている人に会うか、何かを発見する。🔗⭐🔉
出会う : 人が外出中に、偶然知っている人に会うか、何かを発見する。
【例】
山で雨に遭ってひどい目に遭ったけど、すごい虹に出会ったよ。🔗⭐🔉
山で雨に遭ってひどい目に遭ったけど、すごい虹に出会ったよ。
置 換 =
置き換え不能。「会う」は「遭う」と書いて、「強盗〔事故・災難・反対・夕立〕に遭う」など、偶然・思いもかけず、マイナス評価の事態を経験する羽目になるという意味を表すが、「🔗⭐🔉
置き換え不能。「会う」は「遭う」と書いて、「強盗〔事故・災難・反対・夕立〕に遭う」など、偶然・思いもかけず、マイナス評価の事態を経験する羽目になるという意味を表すが、「会う」は「二人は駅前で会った・友達と喫茶店で会う・先生のお宅で先生にお会いする」「たまたまデパートでお隣の人に会う・公園で大道芸人に会った」「大阪行きの夜行バスは午前 2 時ごろ、東京行きに浜松のあたりで会う」など、人でも物でも、意志的な行為であっても無意識の偶然の行為であっても、互いに移動できることと、結果何らかの意味・関係が生まれることが必要条件なので、「雨上がりの町で道行く人〔車・虹〕に会った」などには使えない。ただ虹は不可能だが、大道芸人・おかしな人・見知らぬ人・真っ赤な車などは可能で、そこから何か話が始まるか予感がある。
「出会う」に置き換わるのは、偶然性のある事柄・マイナス評価を感じさせないもので、動かないものにでも使うことができる。「強盗〔事故・熊〕に遭う」というと災難、「出会う」に🔗⭐🔉
「出会う」に置き換わるのは、偶然性のある事柄・マイナス評価を感じさせないもので、動かないものにでも使うことができる。「強盗〔事故・熊〕に遭う」というと災難、「出会う」にすると恐ろしさがなくなり、ここから面白いお話が展開して、強盗と飲み屋でおしゃべりしたか、野次馬になったか、熊が遊んでいるのを見て楽しんだという感じになる。
補 足 =
「出くわす」は「遭う」の俗語的表現。「ばったり友達に出くわした」なども、まずいところで・悪い友達といったニュアンスがこめられる。「落ち合う」は約束・必然性があって、人や🔗⭐🔉
「出くわす」は「遭う」の俗語的表現。「ばったり友達に出くわした」なども、まずいところで・悪い友達といったニュアンスがこめられる。「落ち合う」は約束・必然性があって、人や川がある地点で会う・合流するという意味。人に使うと「いつもの場所・例の所」という意味合いがあり、ひそかに恋人などが互いに知っている場所で会うといった使われ方もする。
「巡り会う」は長い間求めていたものに思いがけないところで出会うという意味で、生き別れの人・失った宝物などのほかに、偶然出会った人と恋に落ちるという運命的な巡り合わせによ🔗⭐🔉
「巡り会う」は長い間求めていたものに思いがけないところで出会うという意味で、生き別れの人・失った宝物などのほかに、偶然出会った人と恋に落ちるという運命的な巡り合わせによる出会いにも使われる。「遭遇する」は「遭う」の漢語的表現、やや文章語。「邂逅する」は「巡り会う」の漢語的表現で文章語。「うん」「しゅうい」を参照。
類義使分 ページ 148。