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まだ手に余る問題が残ってるから、もう少し会社に残って考えてみる。🔗⭐🔉
まだ手に余る問題が残ってるから、もう少し会社に残って考えてみる。
置 換 =
置き換え不能。「余る」は「不足する・足りない」などと対応し、「7 を 3 で割ると 1 余る・梅酒を作る焼酎、一瓶買って梅をつけてみたら、こんなに余った」など、時間的な観念はなく🔗⭐🔉
置き換え不能。「余る」は「不足する・足りない」などと対応し、「7 を 3 で割ると 1 余る・梅酒を作る焼酎、一瓶買って梅をつけてみたら、こんなに余った」など、時間的な観念はなく、基準になる一定量「3・梅の入っている保存用の瓶」と、対象とする量「7・酒屋で買った焼酎 1 本」とを比較して、対象量が基準量の範囲を上回ったことを表し、「残る」に置き換えると、時間的な経過と「〜した後」という基準になる時点が必要になり、「7 を 3 で割った後に 1 が残った・梅をつけた後こんなに残った」という意味に変わる。
「同窓会で余ったお金を二次会で使っても、まだ余った」は同窓会・二次会で使ったお金・基準量を、集めたお金・対象量が超過した状態、「残る」に置き換えると、集めたお金で同窓会🔗⭐🔉
「同窓会で余ったお金を二次会で使っても、まだ余った」は同窓会・二次会で使ったお金・基準量を、集めたお金・対象量が超過した状態、「残る」に置き換えると、集めたお金で同窓会の費用を払ったら、手元にまだお金があったので、引き続き二次会で使ってみたが、まだ後に処理しきれないお金が存在している状態を表し、「余る」には余裕・ゆとりの部分か、はみ出た半端・割り切れない端数・不必要な過剰部分といったニュアンスがこめられるが、「残る」には未使用・再利用できる部分や、未処理部分・これからまだ解決すべき部分といったニュアンスがこめられる。「くわえる」を参照。
「身に余る光栄・手に余る仕事・力の余る役割・目に余る行い・人が余っている役所・予定の期日までに工事が終わったので、余った二日、みんなで温泉へ慰安旅行に行くことになった」🔗⭐🔉
「身に余る光栄・手に余る仕事・力の余る役割・目に余る行い・人が余っている役所・予定の期日までに工事が終わったので、余った二日、みんなで温泉へ慰安旅行に行くことになった」などは、能力・身分・常識といった価値判断を伴うもの、余剰・余裕などを表す場合は、「残る」に置き換わらない。置き換えても、「目に残る」は時が経た後の思い出、「人が残っている」は残業、「残った二日」は予定の期日まで二日しかないといった意味になる。
「去年の同窓会で残ったお金・春になっても山には雪が残っている・心に残る情景・悔い〔シミ・ゴミ・におい・傷跡・借金・しこり・疑問・面影・名〕が残る・大学に残る・留守番に残🔗⭐🔉
「去年の同窓会で残ったお金・春になっても山には雪が残っている・心に残る情景・悔い〔シミ・ゴミ・におい・傷跡・借金・しこり・疑問・面影・名〕が残る・大学に残る・留守番に残る・居残る・勝ち残る」など、時間の経過を表す場合や、意志動詞として、同じ条件にあるほかの人がその場を離れた後も、そこにとどまるといった意味を表す場合は、「余る」には置き換わらない。
類義使分 ページ 201。