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 「反面」は一つの事柄の二つの側面を、対比する場合の形式名詞。「他方」のように、接続詞的に使う場合は「その反面」を使う。「片方」は「目や耳・手袋・靴・被告原告」など対・ペ🔗🔉

 「反面」は一つの事柄の二つの側面を、対比する場合の形式名詞。「他方」のように、接続詞的に使う場合は「その反面」を使う。「片方」は「目や耳・手袋・靴・被告原告」など対・ペアになっているうちの「一方」のこと。

 「道路・川」など、両側のある場合は「片側」ともいい、例の「一方通行」 は「片側通行」の方がより正確な表現。「両側通行」とは普通言わない。「一方の意見を聞けば、他方の意見🔗🔉

 「道路・川」など、両側のある場合は「片側」ともいい、例の「一方通行」 は「片側通行」の方がより正確な表現。「両側通行」とは普通言わない。「一方の意見を聞けば、他方の意見も聞かなければならない」と、「一方〔片方〕の意見だけ聞くわけにはいかない」は、同じ意味の内容を表している。「片っ方」は「片方」の口語的表現。「おもて」「ほうこう」「よこ」を参照。

 「両方」は日常語、「人・物・組織・出来事・時間・方向」などを指し、二つの物事を並べたり比較したりする場合に用いる。「両者」は文章語、「人・法人組織・物事」を中心に使われ🔗🔉

 「両方」は日常語、「人・物・組織・出来事・時間・方向」などを指し、二つの物事を並べたり比較したりする場合に用いる。「両者」は文章語、「人・法人組織・物事」を中心に使われるが、「時間・方向」は指すことができない。

 「双方」は「原告被告〔労使〕双方」など、「公文書・契約書」といった文章で、人や擬人化した組織などを指す場合に使われる。「前者・後者」は、論文などで、前に述べた二つの事柄🔗🔉

 「双方」は「原告被告〔労使〕双方」など、「公文書・契約書」といった文章で、人や擬人化した組織などを指す場合に使われる。「前者・後者」は、論文などで、前に述べた二つの事柄を指す場合に使われ、先に述べたものが「前者」、後で述べたものが「後者」になる。「〜か」を参照。

類義使分 ページ 261