複数辞典一括検索+

 「現在」には「2000 年1 月1 日現在」といった使い方があり、ある変動状態をその時点で記述することを表す。「今日」も文章語で、過去と対比し変化を見せた「今・現在」で、「今日では🔗🔉

 「現在」には「2000 年1 月1 日現在」といった使い方があり、ある変動状態をその時点で記述することを表す。「今日」も文章語で、過去と対比し変化を見せた「今・現在」で、「今日では・今日でも・今日まで・今日の世界・今日私がこうありますのも両親のお陰・10 年の海外勤務を経て今日に至る」などと使い、時間の幅のかなり長い文章語。「いちおう」「すぐ」を参照。

 「目下・目下のところ」は「将来は変わるとしても、当面・差し当たって進行している現在」という意味の副詞で、「目下の事件〔急務・危険・世界情勢〕」などのほかは名詞として使う🔗🔉

 「目下・目下のところ」は「将来は変わるとしても、当面・差し当たって進行している現在」という意味の副詞で、「目下の事件〔急務・危険・世界情勢〕」などのほかは名詞として使うことができない。「目下離婚手続き中〔道路工事 中・失業求職中〕・目下のところ紛争が再発する恐れはない」などと使う文章語。「現今」 は「現在・今日」の、より硬い文章語。 解 説 =

 「今後」は名詞・副詞として使われ、「今後こういうことのないように注意してほしい・経済の今後を占う・今後の推移を見守る・成功するかどうかは、すべて今後の努力にかかっている🔗🔉

 「今後」は名詞・副詞として使われ、「今後こういうことのないように注意してほしい・経済の今後を占う・今後の推移を見守る・成功するかどうかは、すべて今後の努力にかかっている」など、今のこの瞬間を含み、現在から連続していく「今から先・これから」の文章語。「さき」「はし」を参照。

 「将来」は名詞・副詞、現在から一定の時間を隔てた先・確かな見通しの上に立った時間、「未来」は名詞、現在から不定の時間を隔てた先・不確実で何が起こるか分からない想像上の時🔗🔉

 「将来」は名詞・副詞、現在から一定の時間を隔てた先・確かな見通しの上に立った時間、「未来」は名詞、現在から不定の時間を隔てた先・不確実で何が起こるか分からない想像上の時間を表す。「将来を期待する〔誤る〕・将来ぼくはプロ・サッカーの選手になりたい〔私たちは結婚するつもりです〕・将来的にも希望の持てる新人・将来性のある若者に育ってほしい・将来に備えて語学の勉強に力を入れている」など、「将来」が予定・目的・見込みといった確実性の高い内容を表す場合、「未来」には置き換わらない。

類義使分 ページ 266