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「お断りしておきますが、夜 12 時で閉店です・受付の人に断ってから入って下さい・先生に断らずに休んではダメですよ」などと使う。「断らずに」は口語で「黙って」、文章語では「🔗⭐🔉
「お断りしておきますが、夜 12 時で閉店です・受付の人に断ってから入って下さい・先生に断らずに休んではダメですよ」などと使う。「断らずに」は口語で「黙って」、文章語では「無断で」がよく使われる。「退ける」には人をもとの位置・低い地位に後退させるという意味もある。「いや」「きる」を参照。
【例】
言葉が分かるんだから断ればいいのに、拒むだけで何にも言わないの。🔗⭐🔉
言葉が分かるんだから断ればいいのに、拒むだけで何にも言わないの。
置 換 =
「断る」はいずれの意味にしても、丁寧で礼儀にかなった言葉と態度で、「拒む」は、子どもが黙ってイヤイヤをするか、激しく粗暴な言葉と態度で、「退ける」は、目上の者・権力のあ🔗⭐🔉
「断る」はいずれの意味にしても、丁寧で礼儀にかなった言葉と態度で、「拒む」は、子どもが黙ってイヤイヤをするか、激しく粗暴な言葉と態度で、「退ける」は、目上の者・権力のある者が有無も言わせず、といった違いがある。この例では置き換えができない。ただ「断る」が了解を求めるという意味なら、後半は「何も言わないから叱られるのよ」に変わる。
補 足 =
「拒否する」はノーとはっきり言って拒む・はねつける。「拒絶する」は「拒否」よりも激しく、上下関係のない「退ける」に近い。「辞退する」は自分に与えられた権利・資格や、好意🔗⭐🔉
「拒否する」はノーとはっきり言って拒む・はねつける。「拒絶する」は「拒否」よりも激しく、上下関係のない「退ける」に近い。「辞退する」は自分に与えられた権利・資格や、好意ある申し出・勧誘などを断る。「謝絶」は好意ある申し出を丁寧に断るの意だが、病院での「面会謝絶」以外に使われることはほとんどない。「こうたいする」「こたえる」「さんせい」「ゆるい」を参照。
類義使分 ページ 586。