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「並み」は同じように並んでいる・ある基準と同じという意味を表し、「家〔街〕並み・足並みをそろえる・世間並みの暮らし・犬を家族並みに扱う・軒並み、どの家もテレビを見はじめ🔗⭐🔉
「並み」は同じように並んでいる・ある基準と同じという意味を表し、「家〔街〕並み・足並みをそろえる・世間並みの暮らし・犬を家族並みに扱う・軒並み、どの家もテレビを見はじめる・例年並みの売り上げ」などと使い、さらに大多数と同じという意味を表して「ただ」と同様、時間を除く「普通」と置き換わり、「平凡だ」というニュアンスを付け加える。「並み製の靴・にぎり寿司上は五千円、中は三千円、並みは二千円」という場合は、一番下を指す。
「月並み」は絵画の平凡な題材を「月・花・蝶」で表すところから、「月並みの文句〔言葉・表現・考え方・方法〕・月並みの挨拶でお茶を濁す」など、ありきたり・平凡・型にはまっっ🔗⭐🔉
「月並み」は絵画の平凡な題材を「月・花・蝶」で表すところから、「月並みの文句〔言葉・表現・考え方・方法〕・月並みの挨拶でお茶を濁す」など、ありきたり・平凡・型にはまっっていること、「人並み」は「世間並み」と同じで、「人並みの〔生活・苦労・職業・地位・化粧〕・人並み外れた体格・人並み優れた才能・人並みのことができる・人並みに仕事をしろよ」など、普通の人と同じ状態・程度、「十人並み」は「才能・器量・腕前・容姿・顔つき・仕事ぶり」などが、平均レベルで、良くも悪くもないことを表す。「十二人並み」という場合は、少し見劣りすることを表すが、いずれもマイナス評価。
類義使分 ページ 697。
