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 「気性」は、心の動き・気持ちの持ち方から見た「性質」で、「荒い・激しい・強い」などの現れ方をし、これらと一緒に使われる。「気質」は「気性」と同じ意味だが、現れ方は「やさ🔗🔉

 「気性」は、心の動き・気持ちの持ち方から見た「性質」で、「荒い・激しい・強い」などの現れ方をし、これらと一緒に使われる。「気質」は「気性」と同じ意味だが、現れ方は「やさしい・厳しい・穏やか」など。「気立て」も同じで、現れ方は「よい」だけ。「気前」は「よい」で、金銭的・物質的な面に物惜しみしない性質。「けち」「こうどう」「たいど」「れいぎ」を参照。

 「根性」は「島国根性・卑しい根性・根性がいい」など、特に持って生まれた「性格」を強調し、度胸・度量などの有無が問題になる。「性根」は「性質」の基礎となっているものを指し🔗🔉

 「根性」は「島国根性・卑しい根性・根性がいい」など、特に持って生まれた「性格」を強調し、度胸・度量などの有無が問題になる。「性根」は「性質」の基礎となっているものを指し、根気・正義感・勇気などが問題になる。「心根」は気持ちの基礎となる心のあり方で、主に女性のやさしさ・大らかさ、男性の男らしさなどを問題にする。「こんき」「まるで」を参照。

 「たち」は「飽きっぽい〔貧乏性で遊んでいられない〕たち」は、「性質」の俗語的表現で、「たちが悪い」で「人・品物・病気」などにも使われ、人をだます・なかなか治らないことを🔗🔉

 「たち」は「飽きっぽい〔貧乏性で遊んでいられない〕たち」は、「性質」の俗語的表現で、「たちが悪い」で「人・品物・病気」などにも使われ、人をだます・なかなか治らないことを意味する。「性分」は「持ち前の性分・頑固な性分」など、性質の中でも特に直しようのない、具体的な状態を指して使われる。「性」は「勉強なんか性に合わない」と使われ、「性格」の俗語的表現。

 「質」は「質より量」など、人・物を能力・性能・善し悪しから見た評価の基準。商品の場合は「品質」も使われる。「素質」は生まれつき持っている基本的な能力・才能。「資質」は必🔗🔉

 「質」は「質より量」など、人・物を能力・性能・善し悪しから見た評価の基準。商品の場合は「品質」も使われる。「素質」は生まれつき持っている基本的な能力・才能。「資質」は必要とされる「素質」の文章語。

 「人品」はその人の備わっている品性・上品さの度合いで、「人品卑しからず」などと使う。「人となり」は人間が人間であるために必要な資質(がある)という意味で、持って生まれた優🔗🔉

 「人品」はその人の備わっている品性・上品さの度合いで、「人品卑しからず」などと使う。「人となり」は人間が人間であるために必要な資質(がある)という意味で、持って生まれた優れた「性質・人柄」を指す文章語。

類義使分 ページ 717