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広辞苑の検索結果 (3)

ただ‐し【但し】🔗🔉

ただ‐し但し】 〔接続〕 (「ただ」に助詞「し」の付いたもの) ①上の文を受けて、補足・条件・例外を付け加える時に、その初めに用いる語。さて。それで。ただ。竹取物語「仰せの事はいとも尊し。―、この玉たはやすくえ取らじを」。「―日曜・祝日は除く」 ②上の文を受け、それに対する疑問・推量を付け加える場合に用いる語。あるいは。もしかすると。徒然草「本文も見えず。―当月諸社の祭なき故にこの名あるか」 ⇒ただし‐がき【但書】 ⇒ただし‐く【但しく】 ⇒ただし‐は【但しは】

ただし‐く【但しく】🔗🔉

ただし‐く但しく】 〔副〕 「ただ(唯)」を強めた語。万葉集10「物皆は新まる良し―も人は古りゆくよろしかるべし」 ⇒ただ‐し【但し】

ただし‐は【但しは】🔗🔉

ただし‐は但しは】 〔接続〕 あるいは。それとも。狂言、若市にゃくいち「それはみごとな花ぢやが、そなたの庭前か、―外から貰うておりやつたか」 ⇒ただ‐し【但し】

大辞林の検索結果 (6)

ただし【但し】🔗🔉

ただし [1] 【但し】 (接続) 〔副詞「ただ」に助詞「し」の付いた語〕 □一□上に述べたことについて条件や例外を付け足すときに使う。しかし。だが。「明日,運動会を行う。―,雨天の場合は中止する」「全員集合せよ。―,病気の者は除く」 □二□ (1)「ただ」を強めた語。「男女十余人皆,其の難にあひて…更にたのむ所なし。―,三宝の加護に非ずは,誰か此の難を助けんと思ひ得て/今昔 12」 (2)前文に対する疑問・推量などの文を導くために使う。もしかしたら。「十月を神無月と云ひて,神事にはばかるべきよしは記したるものなし。…―,当月諸社の祭なき故に,この名あるか/徒然 202」 (3)ところで。さて。「―,この大臣(オトド)は…清和天皇のおほぢにて/大鏡(良房)」 (4)それとも。あるいは。ただしは。「酒が飲れぬか,せめてひとり成とも出ぬか,―かへれといふ事か/浮世草子・一代女 5」

ただし-がき【但し書き】🔗🔉

ただし-がき [0] 【但し書き】 「但し」という語を書き出しに使い,前文や本文に対して,条件・例外・説明などを付け加えた文。「契約書の終わりに―をつける」

ただし-く【但しく】🔗🔉

ただし-く 【但しく】 (副) 「ただ」を強めた語。「物皆は新(アラタ)まる良し―も人は古りゆくよろしかるべし/万葉 1885」

ただし-は【但しは】🔗🔉

ただし-は 【但しは】 (接続) それとも。あるいは。「親父にいふてこの善次を勘当させて腹いるか,―じねんに銀取るか勝手次第/浄瑠璃・二枚絵草紙(中)」

ただし【但し】(和英)🔗🔉

ただし【但し】 but;→英和 however;→英和 only;→英和 provided that… (条件).

ただしがき【但し書き】(和英)🔗🔉

ただしがき【但し書き】 a proviso.→英和

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