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広辞苑の検索結果 (18)
ぬり【塗り】🔗⭐🔉
ぬり【塗り】
①塗ること。また、塗った様子・調子。「―がはげる」
②塗料などを塗った器具類。塗物。また、産地名などを付けて漆器の名をいう語。「輪島―」
ぬり‐あ・げる【塗り上げる】🔗⭐🔉
ぬり‐あ・げる【塗り上げる】
〔他下一〕[文]ぬりあ・ぐ(下二)
完全に塗る。塗りを仕上げる。「壁を―・げる」
ぬり‐え【塗り絵】‥ヱ🔗⭐🔉
ぬり‐え【塗り絵】‥ヱ
児童玩具の一つ。絵模様の輪郭だけを描いた紙で、これに着色して遊ぶ。
ぬり‐か・える【塗り替える】‥カヘル🔗⭐🔉
ぬり‐か・える【塗り替える】‥カヘル
〔他下一〕[文]ぬりか・ふ(下二)
①塗ってあるものを改めて塗る。ぬりなおす。「壁を―・える」
②すっかり変えて新しくする。「勢力地図を―・える」「大会記録を―・える」
ぬり‐かく・す【塗り隠す】🔗⭐🔉
ぬり‐かく・す【塗り隠す】
〔他五〕
①文字などの上を塗って見えなくする。源氏物語紅葉賀「赤き紙のうつるばかり色深きに、木高き森のかたを―・したり」
②うそや失敗など、都合の悪いことを人に知られないようにする。
ぬり‐かた・める【塗り固める】🔗⭐🔉
ぬり‐かた・める【塗り固める】
〔他下一〕[文]ぬりかた・む(下二)
塗ってしっかり固着させる。栄華物語根合「さばかり―・め書きたる絵に」
ぬり‐ぐすり【塗り薬】🔗⭐🔉
ぬり‐ぐすり【塗り薬】
皮膚に塗りつける薬剤。塗布剤。軟膏。
ぬり‐こく・る【塗りこくる】🔗⭐🔉
ぬり‐こく・る【塗りこくる】
〔他五〕
やたらに塗る。塗りたくる。
ぬり‐こ・む【塗り込む】🔗⭐🔉
ぬり‐こ・む【塗り込む】
[一]〔他五〕
①中に入り込むように繰り返し塗る。すきまなく塗る。「軟膏なんこうを―・む」
②(→)「ぬりこめる」に同じ。
[二]〔他下二〕
⇒ぬりこめる(下一)
ぬり‐こ・める【塗り籠める・塗り込める】🔗⭐🔉
ぬり‐こ・める【塗り籠める・塗り込める】
〔他下一〕[文]ぬりこ・む(下二)
内に物を入れて上から塗り固める。
ぬり‐たく・る【塗りたくる】🔗⭐🔉
ぬり‐たく・る【塗りたくる】
〔他五〕
やたらに塗る。めちゃくちゃに塗る。塗りまくる。「白粉おしろいを―・る」
ぬり‐たて【塗り立て】🔗⭐🔉
ぬり‐たて【塗り立て】
①塗ったばかりであること。「ペンキ―」
②塗ったままで仕上げを施さないこと。
⇒ぬりたて‐うるし【塗立漆】
⇒ぬりたて‐もの【塗立物】
ぬり‐た・てる【塗り立てる】🔗⭐🔉
ぬり‐た・てる【塗り立てる】
〔他下一〕[文]ぬりた・つ(下二)
①十分に塗る。綺麗に塗って飾る。「店内を―・てる」
②厚化粧をする。「顔を―・てる」
ぬり‐つ・ける【塗り付ける】🔗⭐🔉
ぬり‐つ・ける【塗り付ける】
〔他下一〕[文]ぬりつ・く(下二)
①塗ってつける。「髪に油を―・ける」
②自分の罪や責任を他人になすりつける。転嫁する。古今著聞集16「誰に―・けんとて、かく程に人を出だしぬかんとするぞ」。日葡辞書「ヒトニアヤマリヲヌリツクル」
ぬり‐つぶ・す【塗り潰す】🔗⭐🔉
ぬり‐つぶ・す【塗り潰す】
〔他五〕
下地したじが見えないほどに塗る。隙間なく全面に塗る。「黒く―・す」「選挙一色に―・された紙面」
ぬり‐なお・す【塗り直す】‥ナホス🔗⭐🔉
ぬり‐なお・す【塗り直す】‥ナホス
〔他五〕
改めて塗る。ぬりかえる。
ぬり‐はき【塗り掃き】🔗⭐🔉
ぬり‐はき【塗り掃き】
塗ることと掃くこと。塗ったり掃いたりすること。
ぬり‐まわ・す【塗り回す】‥マハス🔗⭐🔉
ぬり‐まわ・す【塗り回す】‥マハス
〔他五〕
①周囲を一面に塗る。
②うわべをかざる。浄瑠璃、伽羅先代萩「然らば左様、斯うお入りと、―・したる追従ついしょうも」
大辞林の検索結果 (58)
ぬり【塗(り)】🔗⭐🔉
ぬり [0] 【塗(り)】
(1)塗ること。塗り具合。また,塗りつけた塗料。「―が悪い」「―がはげる」
(2)特に,漆塗りであること。「―扇」「―櫛(グシ)」「―鞘(ザヤ)」
ぬり-あ・げる【塗(り)上げる】🔗⭐🔉
ぬり-あ・げる [4] 【塗(り)上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 ぬりあ・ぐ
すっかり塗る。塗り終える。
ぬり-いた【塗(り)板】🔗⭐🔉
ぬり-いた [0] 【塗(り)板】
(1)漆塗りの板。何度もぬぐい消して文字を書くことができる。ぬぐい板。
(2)黒板(コクバン)。塗り板(バン)。
ぬり-え【塗(り)絵】🔗⭐🔉
ぬり-え ―
[0] 【塗(り)絵】
玩具の一。輪郭だけを描いた図形や模様の中に,色を塗りわけて楽しむもの。
[0] 【塗(り)絵】
玩具の一。輪郭だけを描いた図形や模様の中に,色を塗りわけて楽しむもの。
ぬり-おけ【塗り桶】🔗⭐🔉
ぬり-おけ ―ヲケ [3] 【塗り桶】
(1)漆塗りの桶。
(2)〔漆塗りで,形が桶に似ていたのでいう〕
真綿を上にのせ引き伸ばす道具。
(3){(2)}を掲げ,表向きは綿屋に見せかけた私娼宿。また,その私娼。「悪い沙汰聞いて―下げに行/柳多留 3」
ぬり-かえ【塗(り)替え】🔗⭐🔉
ぬり-かえ ―カヘ [0] 【塗(り)替え】
塗り替えること。「壁の―作業」
ぬり-か・える【塗(り)替える】🔗⭐🔉
ぬり-か・える ―カヘル [4][3] 【塗(り)替える】 (動ア下一)[文]ハ下二 ぬりか・ふ
(1)前に塗ってあったものを改めて,新しく塗り直す。「壁を―・える」
(2)すっかり変える。また,記録などを更新する。「勢力分布を―・える」「世界記録を―・る」
ぬり-かく・す【塗(り)隠す】🔗⭐🔉
ぬり-かく・す [4] 【塗(り)隠す】 (動サ五[四])
(1)上から塗って,見えないようにする。「文字を―・す」
(2)人に知られては都合の悪いことを隠蔽(インペイ)する。「悪事を―・す」
ぬり-がさ【塗り笠】🔗⭐🔉
ぬり-がさ [3][0] 【塗り笠】
漆塗りの笠。薄いへぎ板に紙を張り黒漆を塗ったもの。近世,女子がかぶった。
ぬり-かた・める【塗(り)固める】🔗⭐🔉
ぬり-かた・める [5] 【塗(り)固める】 (動マ下一)[文]マ下二 ぬりかた・む
塗って固める。「漆喰(シツクイ)で―・める」
ぬり-かべ【塗(り)壁】🔗⭐🔉
ぬり-かべ [0] 【塗(り)壁】
壁土・漆喰(シツクイ)・モルタルなどを塗って仕上げた壁。
ぬり-きじ【塗り素地】🔗⭐🔉
ぬり-きじ ―キヂ [0] 【塗り素地】
塗り物の素地。塗り下地。
ぬり-ぐし【塗り櫛】🔗⭐🔉
ぬり-ぐし [0] 【塗り櫛】
漆塗りの櫛(クシ)。
ぬり-ぐすり【塗(り)薬】🔗⭐🔉
ぬり-ぐすり [3] 【塗(り)薬】
患部の皮膚に塗る薬。塗布剤。
ぬり-け・す【塗(り)消す】🔗⭐🔉
ぬり-け・す [0][3] 【塗(り)消す】 (動サ五[四])
上に塗って,前にあったものを見えなくする。「落書きを―・す」
ぬり-げた【塗(り)下駄】🔗⭐🔉
ぬり-げた [0] 【塗(り)下駄】
漆塗りの下駄。主に女性用。
ぬり-ごし【塗り輿】🔗⭐🔉
ぬり-ごし [2] 【塗り輿】
箱を漆塗りにしてある輿。鎌倉時代末から略儀に用いられた。公家のものは庇(ヒサシ)があり,武家・僧侶のものにはない。塗り板輿。
ぬり-こみ【塗(り)込み】🔗⭐🔉
ぬり-こみ [0] 【塗(り)込み】
俳優が役柄によって,顔だけでなく手足・胸・腹まで白粉(オシロイ)を塗ること。
ぬり-こ・む【塗(り)込む・塗り籠む】🔗⭐🔉
ぬり-こ・む [3] 【塗(り)込む・塗り籠む】
■一■ (動マ五[四])
(1)すきまなく十分に塗る。「壁土を厚く―・む」
(2)「ぬりこめる」に同じ。「壁面に金網を―・む」
■二■ (動マ下二)
⇒ぬりこめる
ぬり-ごめ【塗り籠め】🔗⭐🔉
ぬり-ごめ [0] 【塗り籠め】
(1)寝殿造りの母屋の一部に設けられた,厚い壁で囲まれた部屋。板扉をつけて出入りする。本来は寝室であったが,後には多く納戸として用いられた。「女(オウナ),―の内にかぐや姫を抱(イダ)かへてをり/竹取」
(2)「塗り籠め籐(ドウ)」の略。
ぬりごめ-たぎょう【塗り籠め他行】🔗⭐🔉
ぬりごめ-たぎょう ―ギヤウ 【塗り籠め他行】
塗り籠めの中に隠れて,外出したと偽ること。居留守を使うこと。「―といふ事も,此時よりこそはじまりけれ/狂言・塗師」
ぬりごめ-どう【塗り籠め籐】🔗⭐🔉
ぬりごめ-どう [4] 【塗り籠め籐】
漆をすきまなく塗った弓の籐。また,その籐を巻きつけた弓。ぬりごめ。「くろづはの矢を負ひ,―の弓もつて/平治(中)」
ぬり-こ・める【塗(り)込める・塗り籠める】🔗⭐🔉
ぬり-こ・める [4] 【塗(り)込める・塗り籠める】 (動マ下一)[文]マ下二 ぬりこ・む
(1)中に物を入れて,外側をすきまなく塗って見えなくする。「壁にお札(フダ)を―・める」
(2)中に物を入れてとじこめる。「高山寺の麓四方二三里を屏に―・めて食攻(ジキセメ)にしける間/太平記 24」
ぬり-し【塗(り)師】🔗⭐🔉
ぬり-し [2] 【塗(り)師】
漆を塗る人。また,漆器や漆細工を作る人。ぬし。
ぬり-した【塗(り)下】🔗⭐🔉
ぬり-した [0] 【塗(り)下】
「塗り下地」の略。
ぬり-したじ【塗(り)下地】🔗⭐🔉
ぬり-したじ ―シタヂ [3][4] 【塗(り)下地】
漆塗りや塗り壁などの下地。ぬりきじ。塗り下。
ぬり-だいく【塗(り)大工】🔗⭐🔉
ぬり-だいく [3] 【塗(り)大工】
壁塗りの職人。かべぬり。左官。
ぬり-たく・る【塗りたくる】🔗⭐🔉
ぬり-たく・る [4] 【塗りたくる】 (動ラ五[四])
乱雑・無秩序に塗りつける。べたべたと塗る。「白粉(オシロイ)を―・る」
ぬり-たて【塗(り)立て】🔗⭐🔉
ぬり-たて [0] 【塗(り)立て】
(1)塗って間もない状態であること。「ペンキ―」
(2)塗り立て漆を用いて上塗りをすること。また,その技法。花塗り。
ぬりたて-うるし【塗(り)立て漆】🔗⭐🔉
ぬりたて-うるし [5] 【塗(り)立て漆】
研いだり磨いたりしなくても光沢を発する,油分を含んだ上塗り用の漆。花漆。
ぬりたて-もの【塗(り)立て物】🔗⭐🔉
ぬりたて-もの [0] 【塗(り)立て物】
研ぎや磨きの仕上げを施さない塗り物。
ぬり-た・てる【塗(り)立てる】🔗⭐🔉
ぬり-た・てる [4] 【塗(り)立てる】 (動タ下一)[文]タ下二 ぬりた・つ
(1)白粉(オシロイ)や塗料などを,むやみやたらに塗る。「原色で―・てた看板」
(2)きれいに塗って飾る。「美しく―・てた店」
ぬり-だる【塗り樽】🔗⭐🔉
ぬり-だる [0] 【塗り樽】
朱塗りの酒樽。祝儀用。柳樽(ヤナギダル)。
ぬり-づくえ【塗(り)机】🔗⭐🔉
ぬり-づくえ [3] 【塗(り)机】
漆塗りの机。
ぬり-つ・ける【塗(り)付ける】🔗⭐🔉
ぬり-つ・ける [4] 【塗(り)付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 ぬりつ・く
(1)物に塗ってつける。なすりつける。「看板にペンキを―・ける」
(2)責任や罪を他人に負わせる。なすりつける。「責任を人に―・けて,知らぬ顔をしている」
ぬり-つぶ・す【塗り潰す】🔗⭐🔉
ぬり-つぶ・す [4] 【塗り潰す】 (動サ五[四])
(1)下地の見えないように,すきまなく塗る。「墨でべったりと文字を―・す」
(2)物事をおおいかくす。「不真面目という疑念を―・すために/明暗(漱石)」
[可能] ぬりつぶせる
ぬり-どう【塗り籐】🔗⭐🔉
ぬり-どう [0] 【塗り籐】
漆を塗った弓の籐。塗り籠(ゴ)め籐。
ぬり-なお・す【塗(り)直す】🔗⭐🔉
ぬり-なお・す ―ナホス [4] 【塗(り)直す】 (動サ五[四])
前に塗ってあったものを,新たに塗る。また,別の色に塗る。塗り替える。
[可能] ぬりなおせる
ぬり-ばし【塗り箸】🔗⭐🔉
ぬり-ばし [3][0] 【塗り箸】
漆塗りの箸。
ぬりばし=で素麺(ソウメン)を食(ク)う🔗⭐🔉
――で素麺(ソウメン)を食(ク)う
〔つるつるとすべって,挟みにくいところから〕
物事が思うままにならず,まどろっこしいことのたとえ。
ぬりばし-とろろ【塗り箸とろろ】🔗⭐🔉
ぬりばし-とろろ [5] 【塗り箸とろろ】
〔塗り箸でとろろを食べようと挟んでも,すべって箸にかからないところから〕
ひっかからない,なかなかだまされないことを洒落(シヤレ)ていう。
ぬり-ばん【塗(り)板】🔗⭐🔉
ぬり-ばん [0] 【塗(り)板】
「ぬりいた(塗板)」に同じ。黒板。
〔明治期に用いられた語〕
ぬり-びつ【塗り櫃】🔗⭐🔉
ぬり-びつ [0] 【塗り櫃】
漆塗りの櫃。
ぬり-ぶた【塗り蓋】🔗⭐🔉
ぬり-ぶた [0] 【塗り蓋】
茶道具の水指(ミズサシ)に用いる木製漆器の蓋。替え蓋。
ぬり-ふで【塗(り)筆】🔗⭐🔉
ぬり-ふで [2] 【塗(り)筆】
日本画の彩色用の筆。平筆(ヒラフデ)。
ぬり-ぶね【塗(り)船】🔗⭐🔉
ぬり-ぶね [3] 【塗(り)船】
漆で塗装した船。装飾とともに船体の防腐を兼ね船脚を速くした。
→塗(ヌリ)小早
ぬり-ぼね【塗(り)骨】🔗⭐🔉
ぬり-ぼね [0] 【塗(り)骨】
漆塗りをした扇などの骨。
ぬり-ぼん【塗(り)盆】🔗⭐🔉
ぬり-ぼん [0][2] 【塗(り)盆】
漆塗りの盆。
ぬりまわし-どこ【塗(り)回し床】🔗⭐🔉
ぬりまわし-どこ ヌリマハシ― [5] 【塗(り)回し床】
柱も壁とともに塗り込めて,洞(ホラ)のようにした床の間。洞床(ホラドコ)。
ぬり-むら【塗り斑】🔗⭐🔉
ぬり-むら [0] 【塗り斑】
ものの塗り方が一様でないこと。
ぬり-もの【塗(り)物】🔗⭐🔉
ぬり-もの [0] 【塗(り)物】
漆を塗って作ったものの総称。漆器(シツキ)。
ぬりもの-し【塗(り)物師】🔗⭐🔉
ぬりもの-し [4] 【塗(り)物師】
漆塗りをする人。ぬし。
ぬり-や【塗(り)屋・塗(り)家】🔗⭐🔉
ぬり-や [0] 【塗(り)屋・塗(り)家】
防火のために外壁を土や漆喰(シツクイ)などで厚く塗り込んで造った家。
ぬり-わん【塗り椀】🔗⭐🔉
ぬり-わん [0] 【塗り椀】
漆塗りの椀。
ぬり【塗り】(和英)🔗⭐🔉
ぬり【塗り】
coating.→英和
⇒漆喰(しつくい),漆(うるし),ニス.〜のよい[漆]finely lacquered.
ぬりかえる【塗り替える】(和英)🔗⭐🔉
ぬりかえる【塗り替える】
repaint.
ぬりつける【塗り付ける】(和英)🔗⭐🔉
ぬりつける【塗り付ける】
⇒塗る.
広辞苑+大辞林に「塗り」で始まるの検索結果。