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広辞苑の検索結果 (9)
なだま・る【宥まる】🔗⭐🔉
なだま・る【宥まる】
〔自四〕
なだらかになる。平穏になる。日吉社并叡山行幸記「神襟縁底は―・り給ふべきにや」。日葡辞書「イカリ(怒)ガナダマル」
なだめ‐すか・す【宥め賺す】🔗⭐🔉
なだめ‐すか・す【宥め賺す】
〔他五〕
泣いたり怒ったりしている者を慰めたりおだてたりして機嫌を直させる。「だだっ子を―・す」「―・して仕事をさせる」
なだ・める【宥める】🔗⭐🔉
なだ・める【宥める】
〔他下一〕[文]なだ・む(下二)
①ゆるやかにする。寛大に処する。続日本紀32「免ゆるし賜ひ―・め賜ひて、遠流の罪に治め賜はく」。源氏物語少女「憚るところなく、例あらむにまかせて、―・むる事なくきびしう行へ」
②穏やかにする。荒立てないようにする。なごやかにする。平家物語3「入道相国のさしも横紙をやられつるも此の人のなほし―・められつればこそ、世も穏おだしかりつれ」
③機嫌をとる。しずめる。十訓抄「其の咎あまたたびに及ばば、―・むるに力及ぶべからず」。「泣く子を―・める」
ゆう‐じょ【宥恕】イウ‥🔗⭐🔉
ゆう‐じょ【宥恕】イウ‥
①寛大な心でゆるすこと。ゆるしてとがめないこと。ゆるし。三宅青軒、鉄扇「佯わざと無礼の振舞に及びし段、偏へに御―願ひ奉る」。「―を乞う」
②〔法〕相手方の非行を許容する感情の表示。
ゆう‐めん【宥免】イウ‥🔗⭐🔉
ゆう‐めん【宥免】イウ‥
罪をゆるすこと。平家物語11「数通の起請文を書き進ずといへども、猶以て御―なし」
ゆう‐わ【宥和】イウ‥🔗⭐🔉
ゆう‐わ【宥和】イウ‥
ゆるして仲よくすること。
⇒ゆうわ‐せいさく【宥和政策】
[漢]宥🔗⭐🔉
宥 字形
〔宀部6画/9画/人名/4508・4D28〕
〔音〕ユウ〈イウ〉(漢)
〔訓〕ゆるす・なだめる (名)すけ・ひろ
[意味]
①ゆるす。ゆとりをもつ。おおめにみる。「寛宥・宥免・宥恕ゆうじょ」
②なだめる。気持ちにゆとりをもたせる。「宥和」
〔宀部6画/9画/人名/4508・4D28〕
〔音〕ユウ〈イウ〉(漢)
〔訓〕ゆるす・なだめる (名)すけ・ひろ
[意味]
①ゆるす。ゆとりをもつ。おおめにみる。「寛宥・宥免・宥恕ゆうじょ」
②なだめる。気持ちにゆとりをもたせる。「宥和」
大辞林の検索結果 (10)
なだま・る【宥る】🔗⭐🔉
なだま・る 【宥る】 (動ラ四)
しずまる。和らぐ。「神の忿(イカリ)も忽ちに―・り給ひぬ/太平記 12」
なだめ-すか・す【宥め賺す】🔗⭐🔉
なだめ-すか・す [5] 【宥め賺す】 (動サ五[四])
機嫌をとったり,おだてたりする。「いやがる子供を―・して,病院へ連れていく」
なだ・める【宥める】🔗⭐🔉
なだ・める [3] 【宥める】 (動マ下一)[文]マ下二 なだ・む
(1)怒りや不満をやわらげて気持ちを穏やかにする。「はやる部下を―・める」「―・めたりすかしたりして子供の機嫌を直す」
(2)罪あるいは罪人に対して,寛大な取り扱いをする。「例あらむにまかせて―・むる事なく厳しう行へ/源氏(乙女)」
ゆう-じょ【宥恕】🔗⭐🔉
ゆう-じょ イウ― [1] 【宥恕】 (名)スル
寛大な心で許すこと。見のがしてやること。「長文なれば略して挙ず看官(ミルヒト)幸ひに―せよ/近世紀聞(延房)」
ゆう-めん【宥免】🔗⭐🔉
ゆう-めん イウ― [0] 【宥免】 (名)スル
罪を大目にみてゆるすこと。宥恕(ユウジヨ)。「禊祓懺悔善に帰する者を―するは各国の神道仏乗に於て取る所なり/明六雑誌 10」
ゆう-わ【宥和】🔗⭐🔉
ゆう-わ イウ― [0] 【宥和】 (名)スル
相手の態度を大目にみて仲よくすること。
ゆうわ-せいさく【宥和政策】🔗⭐🔉
ゆうわ-せいさく イウ― [4] 【宥和政策】
現状打破をはかる他国の強硬な外交政策に対して,ある程度の譲歩をして衝突を避け,当面の安定を維持しようとする外交政策。第二次大戦勃発(ボツパツ)前にイギリス首相チェンバレンがドイツに対してとった政策に代表される。
ゆうわ【宥和政策】(和英)🔗⭐🔉
ゆうわ【宥和政策】
an appeasement policy.
広辞苑+大辞林に「宥」で始まるの検索結果。