複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (4)

さし‐かか・る【差し掛かる】🔗🔉

さし‐かか・る差し掛かる】 〔自五〕 ①その場に臨む。その時期になる。「峠に―・る」「雨期に―・る」 ②まぎわになる。さしせまる。狂言、山立聟「―・つた事で御座れば、断りを云うて、後から送らせられい」 ③上からおおいかぶさる。好色一代男1「世之介四阿屋あずまやの棟に―・り」

さし‐かけ【差掛け】🔗🔉

さし‐かけ差掛け】 ①物をさしかけること。 ②母屋もやにかけて庇ひさしのようにさし出してつくった部分。 ③浅沓あさぐつの一種。四位以下の人がはいたもの。 ⇒さしかけ‐がさ【差掛け傘】

さしかけ‐がさ【差掛け傘】🔗🔉

さしかけ‐がさ差掛け傘】 後方からさしかける長柄の傘。 ⇒さし‐かけ【差掛け】

さし‐か・ける【差し掛ける】🔗🔉

さし‐か・ける差し掛ける】 〔他下一〕[文]さしか・く(下二) ①盃をさし向ける。蜻蛉日記「土器かわらけ―・けられ」 ②かさなどを上からかざす。狂言、末広がり「内へ入つて―・けい」 ③寄りかからせる。

大辞林の検索結果 (6)

さし-かか・る【差し掛(か)る】🔗🔉

さし-かか・る [4][0] 【差し掛(か)る】 (動ラ五[四]) (1)移動していて,ちょうどある地点に至る。通りかかる。「いよいよ最後の急坂に―・る」 (2)ある時期にはいる。その時期・状況になろうとする。「雨期に―・る」 (3)上からおおいかぶさる。「木ノ枝水ニ―・ル/日葡」

さし-かけ【差(し)掛け】🔗🔉

さし-かけ [0] 【差(し)掛け】 (1)さしかけること。 (2)母屋の壁面から屋根を片流れに出してつけたした部分。下屋(ゲヤ)。 (3)平安時代,四位以下の人の沓(クツ)。鼻切れ。「乗らむとする舟の,―のかたへばかりに見くだされたる/蜻蛉(中)」

さしかけ-がさ【差(し)掛け傘】🔗🔉

さしかけ-がさ [5] 【差(し)掛け傘】 供の者が主人に後方からさしかける長柄の傘。さしかけからかさ。

さしかけ-やね【差(し)掛け屋根】🔗🔉

さしかけ-やね [5] 【差(し)掛け屋根】 母屋へ片流れにさしかけた屋根。さしかけ。下屋(ゲヤ)。

さし-か・ける【差(し)掛ける】🔗🔉

さし-か・ける [0][4] 【差(し)掛ける】 (動カ下一)[文]カ下二 さしか・く (1)物を差し出して,他の物をおおうようにかざす。「傘を―・ける」 (2)おおうように寄りかからせる。もたせかける。「よしずを―・ける」 (3)杯を相手の方に向けて,酒をすすめる。「かはらけを―・けられなどするを/蜻蛉(下)」

さしかけ【差掛け(小屋)】(和英)🔗🔉

さしかけ【差掛け(小屋)】 a penthouse;→英和 a lean-to.

広辞苑+大辞林差掛で始まるの検索結果。