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広辞苑の検索結果 (18)
しょう‐こう【猩紅】シヤウ‥🔗⭐🔉
しょう‐こう【猩紅】シヤウ‥
猩猩緋しょうじょうひの色。
⇒しょうこう‐ねつ【猩紅熱】
しょうこう‐ねつ【猩紅熱】シヤウ‥🔗⭐🔉
しょうこう‐ねつ【猩紅熱】シヤウ‥
A群溶血性連鎖球菌による発疹性感染症。小児に多い。急に発熱し、頭痛・咽頭痛・四肢痛・悪寒おかんが起こり、顔面紅潮し、全身皮膚に紅色小丘疹が出る。発疹は3〜5日で消退、後に落屑らくせつを見る。
⇒しょう‐こう【猩紅】
しょう‐じょう【猩猩】シヤウジヤウ🔗⭐🔉
しょう‐じょう【猩猩】シヤウジヤウ
①㋐中国で、想像上の怪獣。体は狗いぬや猿の如く、声は小児の如く、毛は長く朱紅色で、面貌人に類し、よく人語を解し、酒を好む。「―よく言えども禽獣を離れず」
㋑オラン‐ウータンのこと。
②よく酒を飲む人。大酒家。日葡辞書「アレハシャウジャウヂャ」
③酒・酢などの上に集まる虫。蠁子さし。
⇒しょうじょう‐あし【猩猩足】
⇒しょうじょう‐えび【猩猩蝦】
⇒しょうじょう‐がに【猩猩蟹】
⇒しょうじょう‐こう【猩猩講】
⇒しょうじょう‐すげ【猩猩菅】
⇒しょうじょう‐とんぼ【猩猩蜻蛉】
⇒しょうじょう‐のみ【猩猩飲み】
⇒しょうじょう‐ばえ【猩猩蠅】
⇒しょうじょう‐ばかま【猩猩袴】
⇒しょうじょう‐ひ【猩猩緋】
⇒しょうじょう‐ぼく【猩猩木】
しょうじょう【猩猩】シヤウジヤウ(作品名)🔗⭐🔉
しょうじょう【猩猩】シヤウジヤウ
①能。唐土の潯陽じんよう江にすむ霊獣の猩猩が酒に浮かれて舞を舞い、孝子高風を祝福する。
猩猩
猩猩(面)
撮影:神田佳明(所蔵:堀安右衞門)
『猩猩』(演目)
撮影:神田佳明(シテ:金剛永謹)
②1に取材した歌舞伎舞踊・上方舞・地歌・一中節・山田流箏曲など。
⇒しょうじょう‐こぞう【猩猩小僧】
猩猩(面)
撮影:神田佳明(所蔵:堀安右衞門)
『猩猩』(演目)
撮影:神田佳明(シテ:金剛永謹)
②1に取材した歌舞伎舞踊・上方舞・地歌・一中節・山田流箏曲など。
⇒しょうじょう‐こぞう【猩猩小僧】
しょうじょう‐あし【猩猩足】シヤウジヤウ‥🔗⭐🔉
しょうじょう‐あし【猩猩足】シヤウジヤウ‥
調度などの脚の形状の一つ。曲線状のもので、高さは鷺足さぎあしと猫脚との中間。
猩猩足
⇒しょう‐じょう【猩猩】
⇒しょう‐じょう【猩猩】
しょうじょう‐えび【猩猩蝦】シヤウジヤウ‥🔗⭐🔉
しょうじょう‐えび【猩猩蝦】シヤウジヤウ‥
オキエビ科のエビ。体長約20センチメートル。全身が猩猩緋で美しい。日本では相模湾・駿河湾に産する。発見例は少ないが、太平洋・インド洋・大西洋の深海に広く分布する。
⇒しょう‐じょう【猩猩】
しょうじょう‐がに【猩猩蟹】シヤウジヤウ‥🔗⭐🔉
しょうじょう‐がに【猩猩蟹】シヤウジヤウ‥
(→)アサヒガニの別称。
⇒しょう‐じょう【猩猩】
しょうじょう‐こう【猩猩講】シヤウジヤウカウ🔗⭐🔉
しょうじょう‐こう【猩猩講】シヤウジヤウカウ
大酒飲みの集会。本朝二十不孝「長崎の湊にして―を結び」
⇒しょう‐じょう【猩猩】
しょうじょう‐こぞう【猩猩小僧】シヤウジヤウ‥🔗⭐🔉
しょうじょう‐こぞう【猩猩小僧】シヤウジヤウ‥
玩具の一つ。能に出てくる猩猩の姿形をした小さな人形。富貴・延命の象徴として、からくり細工などに作られ、江戸中期に流行。
⇒しょうじょう【猩猩】
しょうじょう‐すげ【猩猩菅】シヤウジヤウ‥🔗⭐🔉
しょうじょう‐すげ【猩猩菅】シヤウジヤウ‥
スゲの一種。山地に自生。高さ約50センチメートル。茎端に棍棒状の雄花穂をつけ、雌花穂は長柄、長楕円状で茎から側生し、赤褐色。
⇒しょう‐じょう【猩猩】
しょうじょう‐とんぼ【猩猩蜻蛉】シヤウジヤウ‥🔗⭐🔉
しょうじょう‐とんぼ【猩猩蜻蛉】シヤウジヤウ‥
トンボ科の一種。中形で、胸部は暗赤色、腹部は、雄は鮮赤色、雌は黄赤色。翅は透明で、基部に黄赤色の斑紋がある。
ショウジョウトンボ
提供:ネイチャー・プロダクション
⇒しょう‐じょう【猩猩】
○掌上に運らすしょうじょうにめぐらす
[孟子公孫丑上]手のひらの上で自由にあやつる。思いのままに行う。
⇒しょう‐じょう【掌上】
⇒しょう‐じょう【猩猩】
○掌上に運らすしょうじょうにめぐらす
[孟子公孫丑上]手のひらの上で自由にあやつる。思いのままに行う。
⇒しょう‐じょう【掌上】
しょうじょう‐のみ【猩猩飲み】シヤウジヤウ‥🔗⭐🔉
しょうじょう‐のみ【猩猩飲み】シヤウジヤウ‥
猩猩のように多量の酒を一気に飲むこと。
⇒しょう‐じょう【猩猩】
しょうじょう‐ばえ【猩猩蠅】シヤウジヤウバヘ🔗⭐🔉
しょうじょう‐ばえ【猩猩蠅】シヤウジヤウバヘ
ショウジョウバエ科のハエの総称。小形で、複眼は赤く、体は黄褐ないし黒褐色で種類が多い。体長2〜2.5ミリメートル。家の中、台所、倉庫などで味噌・酒やいたんだ果実などにあつまる。ほとんど全世界に見られ、遺伝学の実験材料に用いる。
きいろしょうじょうばえ
ショウジョウバエ
撮影:海野和男
⇒しょう‐じょう【猩猩】
ショウジョウバエ
撮影:海野和男
⇒しょう‐じょう【猩猩】
しょうじょう‐ばかま【猩猩袴】シヤウジヤウ‥🔗⭐🔉
しょうじょう‐ばかま【猩猩袴】シヤウジヤウ‥
ユリ科の多年草。山地の斜面や湿地に多い。葉は細長く全縁。地面にひろがる根生葉を袴に見立て、花の紅紫色とあわせて命名。早春、6弁の小花を短い総状花序にあつめて開く。観賞用にも栽培。
ショウジョウバカマ
撮影:関戸 勇
⇒しょう‐じょう【猩猩】
⇒しょう‐じょう【猩猩】
しょうじょう‐ひ【猩猩緋】シヤウジヤウ‥🔗⭐🔉
しょうじょう‐ひ【猩猩緋】シヤウジヤウ‥
(猩猩の血をとって染めた色という)黒みを帯びた鮮やかな深紅色。また、その色の舶来の毛織物。「―の陣羽織」
Munsell color system: 7.5R5/14
⇒しょう‐じょう【猩猩】
しょうじょう‐ぼく【猩猩木】シヤウジヤウ‥🔗⭐🔉
しょうじょう‐ぼく【猩猩木】シヤウジヤウ‥
(→)ポインセチアの別称。
⇒しょう‐じょう【猩猩】
せい‐けつ【猩血】🔗⭐🔉
せい‐けつ【猩血】
(ショウケツとも)
①猩猩しょうじょうの血。
②転じて、花などの赤色にたとえる。
[漢]猩🔗⭐🔉
猩 字形
〔犬(犭)部9画/12画/6447・604F〕
〔音〕ショウ〈シャウ〉(呉)
〔犬(犭)部9画/12画/6447・604F〕
〔音〕ショウ〈シャウ〉(呉)
大辞林の検索結果 (17)
しょう-こう【猩紅】🔗⭐🔉
しょう-こう シヤウ― [0] 【猩紅】
深紅色。猩猩緋(シヨウジヨウヒ)。
しょうこう-ねつ【猩紅熱】🔗⭐🔉
しょうこう-ねつ シヤウ― [3] 【猩紅熱】
法定伝染病の一。多くは小児がかかり,秋冬に流行する。病原菌は連鎖球菌。突然発熱し,頭痛・咽頭痛を訴え,やがて全身に赤い発疹ができ,舌はイチゴ状となる。
しょう-じょう【猩猩】🔗⭐🔉
しょう-じょう シヤウジヤウ [3][1] 【猩猩】
(1)オランウータンのこと。または,オランウータン・ゴリラ・チンパンジーをさす。
(2)中国の,想像上の動物。猿に似ているとされ,人の顔と足をもち,人の言葉を解し,酒を好むという。日本では,赤面赤毛とされている。
(3)酒飲みの異名。
(4)能の曲名(別項参照)。
しょうじょう-あし【猩猩足】🔗⭐🔉
しょうじょう-あし シヤウジヤウ― [3] 【猩猩足】
花台・卓などの足の形の一。曲線形で,鷺足(サギアシ)と猫足の中間の高さのもの。
しょうじょう-えび【猩猩海老】🔗⭐🔉
しょうじょう-えび シヤウジヤウ― [3] 【猩猩海老】
十脚目の海産のエビ。体長約20センチメートル。全体が真紅色で美しい。頭胸部は大きく,五対の胸脚の内,前の二対は大きく,先端が鋏(ハサミ)状になっている。採集例の少ない珍種。相模湾・駿河湾の深海にすむ。
しょうじょう-がに【猩猩蟹】🔗⭐🔉
しょうじょう-がに シヤウジヤウ― [3] 【猩猩蟹】
アサヒガニの別名。
しょうじょう-こう【猩猩講】🔗⭐🔉
しょうじょう-こう シヤウジヤウカウ 【猩猩講】
大酒飲みの宴会。「長崎の湊にして―を結び/浮世草子・二十不孝 5」
しょうじょう-すげ【猩猩菅】🔗⭐🔉
しょうじょう-すげ シヤウジヤウ― [3] 【猩猩菅】
カヤツリグサ科の多年草。山中に自生。葉は叢生し,線形。四,五月,高さ約20センチメートルの花茎を出し,赤褐色で棍棒状の雄花穂を頂生し,その下に長楕円形の雌花穂を二,三個側生する。
しょうじょう-そう【猩猩草】🔗⭐🔉
しょうじょう-そう シヤウジヤウサウ [0] 【猩猩草】
トウダイグサ科の一年草。北アメリカ原産。観賞用に花壇で栽培する。茎は高さ約60センチメートル。葉は多くは楕円形で,中央に大きなくびれがある。夏,茎頂に緑黄色鐘形の花序が集まってつき,上方の数個の葉が朱赤色になる。花は小さく目立たない。
しょうじょう-とんぼ【猩猩蜻蛉】🔗⭐🔉
しょうじょう-とんぼ シヤウジヤウ― [5] 【猩猩蜻蛉】
トンボの一種。体長約4センチメートル。腹部は平たく幅広い。体は橙黄色で,雄は成熟すると鮮紅色になる。本州以南の日本と東南アジアに分布し,夏の池沼に普通にみられる。
→赤蜻蛉(アカトンボ)
しょうじょう-のみ【猩猩飲み】🔗⭐🔉
しょうじょう-のみ シヤウジヤウ― [0] 【猩猩飲み】
多量の酒を一息に飲むこと。
しょうじょう-ばえ【猩猩蠅】🔗⭐🔉
しょうじょう-ばえ シヤウジヤウバヘ [3] 【猩猩蠅】
ショウジョウバエ科のハエの総称。普通,体長2ミリメートル内外。体色は黄褐色や黒で褐色のものが多い。発酵したものに好んで集まる。キイロショウジョウバエは遺伝学の実験材料として用いられる。
しょうじょう-ばかま【猩猩袴】🔗⭐🔉
しょうじょう-ばかま シヤウジヤウ― [5] 【猩猩袴】
ユリ科の常緑多年草。山中の湿り気の多い斜面や湿原に生える。葉は倒披針形で,根茎上にロゼット状につく。早春,花茎の上方に半開で淡紅色の六弁花を数個つける。
猩猩袴
[図]
[図]
しょうじょう-ひ【猩猩緋】🔗⭐🔉
しょうじょう-ひ シヤウジヤウ― [3] 【猩猩緋】
(1)色の名。わずかに黒みを帯びた,あざやかな赤。
(2){(1)}の色に染めた舶来の毛織物。「毛類は―の百間つづき/浮世草子・永代蔵 6」
しょうじょう-ぼく【猩猩木】🔗⭐🔉
しょうじょう-ぼく シヤウジヤウ― [3] 【猩猩木】
ポインセチアの別名。[季]冬。
しょうじょう【猩猩】🔗⭐🔉
しょうじょう シヤウジヤウ 【猩猩】
(1)能の一。五番目物。作者未詳。唐土の高風という孝行者が,夢のお告げで酒を売り富貴になる。ある月夜潯陽江(シンヨウノエ)に猩猩が現れ,酒を酌(ク)みかわして舞を舞い,高風の孝心をめでて酒の泉を与えるという筋。乱(ミダレ)。
(2)能面の一。童子の面を赤く彩色したもの。「猩猩{(1)}」などに用いる。
(3)能の「猩猩」に題材をとった長唄・地歌・一中節などの曲。
猩猩(2)
[図]
[図]
しょうこうねつ【猩紅熱】(和英)🔗⭐🔉
しょうこうねつ【猩紅熱】
《医》scarlet fever.
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