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広辞苑の検索結果 (43)
せん【繊】🔗⭐🔉
せん【繊】
1の1000万分の1。
せん‐い【繊維】‥ヰ🔗⭐🔉
せん‐い【繊維】‥ヰ
①一般に、細い糸状の物質。多くは、織物や紙などの原料となる。
②生物体を組織する構造のうち、細い糸状のもの。特に医学では「線維」と書くことが多い。靱皮線維・神経線維など。ファイバー。
⇒せんい‐きょうか‐プラスチック【繊維強化プラスチック】
⇒せんい‐こうぎょう【繊維工業】
⇒せんい‐さいぼう【繊維細胞】
⇒せんい‐さくもつ【繊維作物】
⇒せんい‐しゅ【繊維腫】
⇒せんい‐せいひん【繊維製品】
⇒せんい‐そ【繊維素】
⇒せんいそ‐げん【繊維素原】
⇒せんい‐そしき【繊維組織】
⇒せんい‐ばん【繊維板】
せんい‐こうぎょう【繊維工業】‥ヰ‥ゲフ🔗⭐🔉
せんい‐こうぎょう【繊維工業】‥ヰ‥ゲフ
生糸・人絹・綿糸・毛糸・麻糸・化学繊維などの精製(または合成)、紡績および織物工業の総称。
⇒せん‐い【繊維】
せんい‐さいぼう【繊維細胞】‥ヰ‥バウ🔗⭐🔉
せんい‐さいぼう【繊維細胞】‥ヰ‥バウ
①植物の厚壁細胞の一つで、両端が非常に細長く尖り細胞壁の厚いものをいう。繊維ともいう。
②繊維性結合組織の成分をなす細胞。繊維芽細胞。
⇒せん‐い【繊維】
せんい‐さくもつ【繊維作物】‥ヰ‥🔗⭐🔉
せんい‐さくもつ【繊維作物】‥ヰ‥
織物・紙・綱などの原料繊維を得るために栽培する植物。ワタ・アサ・アマ・カラムシ・コウゾ・ミツマタ・イの類。
⇒せん‐い【繊維】
せんい‐しゅ【繊維腫】🔗⭐🔉
せんい‐しゅ【繊維腫】
結合組織繊維(膠原こうげん線維)の良性腫瘍。硬度により軟性・硬性に分ける。皮膚・皮下・骨膜・筋膜・口腔・卵巣などに見られる。線維腫。
⇒せん‐い【繊維】
せんい‐せいひん【繊維製品】‥ヰ‥🔗⭐🔉
せんい‐せいひん【繊維製品】‥ヰ‥
繊維を原料として製造した品。普通、衣料品をいう。
⇒せん‐い【繊維】
せんいそ‐げん【繊維素原】‥ヰ‥🔗⭐🔉
せんいそ‐げん【繊維素原】‥ヰ‥
(→)フィブリノゲンのこと。
⇒せん‐い【繊維】
せんい‐そしき【繊維組織】‥ヰ‥🔗⭐🔉
せんい‐そしき【繊維組織】‥ヰ‥
繊維細胞から成る組織。
⇒せん‐い【繊維】
せんい‐ばん【繊維板】‥ヰ‥🔗⭐🔉
せんい‐ばん【繊維板】‥ヰ‥
木材・竹などの植物繊維を原料として圧縮成形した板。軟質のものは主に吸音・断熱材として、硬質のものは内装や家具に用いる。ファイバー‐ボード。
⇒せん‐い【繊維】
せん‐えい【繊翳】🔗⭐🔉
せん‐えい【繊翳】
すこしのくもり。ちょっとしたかげ。
せん‐かい【繊芥】🔗⭐🔉
せん‐かい【繊芥】
①こまかいちり。
②いささかのこと。特に、心中にわだかまるごくわずかのことにたとえる。太平記30「将軍兄弟こそ―の隔てもなく」
せん‐ぎり【千切り・繊切り】🔗⭐🔉
せん‐ぎり【千切り・繊切り】
大根などを線状に細かく切ること。また、その切ったもの。繊せん。せんろっぽん。
せん‐げつ【繊月】🔗⭐🔉
せん‐げつ【繊月】
細い形の月。三日月などの称。
せん‐けん【繊妍】🔗⭐🔉
せん‐けん【繊妍】
ほっそりと美しいさま。
せん‐こう【繊巧】‥カウ🔗⭐🔉
せん‐こう【繊巧】‥カウ
こまかで巧みなこと。「―を極めた作品」
せん‐ごう【繊毫】‥ガウ🔗⭐🔉
せん‐ごう【繊毫】‥ガウ
①細かい毛。
②転じて、極めてわずかなこと。
せん‐さい【繊細】🔗⭐🔉
せん‐さい【繊細】
①かぼそく優美なさま。「―な指」
②ちょっとしたことにも感じやすいこと。デリケート。「―な感覚」
⇒せんさい‐の‐せいしん【繊細の精神】
せんさい‐の‐せいしん【繊細の精神】🔗⭐🔉
せんさい‐の‐せいしん【繊細の精神】
(esprit de finesse フランス)パスカルの用語。複雑な事象を、論証によらず、直観的・全体的に把握する柔軟性に富む認識能力。↔幾何学的精神
⇒せん‐さい【繊細】
せん‐し【繊指】🔗⭐🔉
せん‐し【繊指】
ほそくしなやかな指。美人の指。
せん‐じゃく【繊弱】🔗⭐🔉
せん‐じゃく【繊弱】
①しなやかなこと。たおやか。
②きゃしゃで弱々しいさま。かよわいこと。「―な体質」
せん‐しゅ【繊手】🔗⭐🔉
せん‐しゅ【繊手】
かぼそい手。しなやかな手。多く、女の手にいう。
せん‐じゅう【繊柔】‥ジウ🔗⭐🔉
せん‐じゅう【繊柔】‥ジウ
①かよわいこと。
②ほそくてやわらかなこと。
せん‐じょう【繊条】‥デウ🔗⭐🔉
せん‐じょう【繊条】‥デウ
①細い線。
②(「線条」とも書く)(→)フィラメントのこと。
せん‐じん【繊塵】‥ヂン🔗⭐🔉
せん‐じん【繊塵】‥ヂン
こまかいちり。繊埃せんあい。
せん‐せん【繊繊】🔗⭐🔉
せん‐せん【繊繊】
①細微のさま。
②ほそくとがって鋭いさま。
③手のほっそりしてしなやかなさま。
せん‐ど【繊度】🔗⭐🔉
せん‐ど【繊度】
糸の太さを表す語。糸1本の一定長の重量、または一定重量の長さに比例する数で表す。綿糸・麻糸・毛糸・紡績絹糸などでは番手ばんて・番号、生糸ではデニールを単位とする。
⇒せんど‐けい【繊度計】
せんど‐けい【繊度計】🔗⭐🔉
せんど‐けい【繊度計】
生糸の太さ(デニール)を計量するはかり。
⇒せん‐ど【繊度】
せん‐ぱく【繊魄】🔗⭐🔉
せん‐ぱく【繊魄】
(「魄」は月の意)細い月。三日月。
せん‐みつ【繊密】🔗⭐🔉
せん‐みつ【繊密】
こまかくくわしいこと。
せん‐もう【繊毛】🔗⭐🔉
せん‐もう【繊毛】
①ほそい毛。
②繊毛虫類やある種の上皮細胞にそなわる微小な毛状の細胞小器官。構造の基本は鞭毛べんもうと同じだが、数が多く短い。広義には感覚細胞にある運動性のないものも含める。→鞭毛。
⇒せんもう‐うんどう【繊毛運動】
⇒せんもうちゅう‐るい【繊毛虫類】
せんもう‐うんどう【繊毛運動】🔗⭐🔉
せんもう‐うんどう【繊毛運動】
繊毛の能動的な運動。ふつう自律性であるが、神経支配を受けることもある。繊毛虫類などでは体の移動・食餌捕獲など、繊毛上皮細胞では異物排除・体液循環などのために行う。
⇒せん‐もう【繊毛】
せんもうちゅう‐るい【繊毛虫類】🔗⭐🔉
せんもうちゅう‐るい【繊毛虫類】
原生動物の一綱。体表の一部または全部に運動・摂食のための多くの繊毛またはその変形物をもつ。淡水・海水中に生息、他物に着生または自由生活を営み、寄生生活するものもある。ゾウリムシ・ラッパムシの類。滴虫類。
⇒せん‐もう【繊毛】
せん‐れい【繊麗】🔗⭐🔉
せん‐れい【繊麗】
ほっそりしてうるわしいこと。
せん‐ろっぽん【繊六本・千六本】‥ロク‥🔗⭐🔉
せん‐ろっぽん【繊六本・千六本】‥ロク‥
(センロフ(繊蘿蔔)の転)大根などを千切りにすること。
せん‐ろふ【繊蘿蔔】🔗⭐🔉
せん‐ろふ【繊蘿蔔】
(「蘿蔔」は大根)大根を細長く刻んだもの。千六本。
ひわず【繊弱】ヒハヅ🔗⭐🔉
ひわず【繊弱】ヒハヅ
弱々しいさま。ひよわいさま。きゃしゃ。源氏物語竹河「いと若う、―なり」
ひわ‐ぼそ【繊弱細】ヒハ‥🔗⭐🔉
ひわ‐ぼそ【繊弱細】ヒハ‥
か弱く細いさま。古事記中「―撓たわや腕がいなを」
ひわ‐やか【繊弱】ヒハ‥🔗⭐🔉
ひわ‐やか【繊弱】ヒハ‥
細くよわいさま。きゃしゃなさま。ひよやか。栄華物語本雫「―に美しうおはします」
[漢]繊🔗⭐🔉
繊 字形
筆順
〔糸部11画/17画/常用/3301・4121〕
[纖] 字形
〔糸部17画/23画/6989・6579〕
〔音〕セン(呉)(漢)
〔訓〕ほそい
[意味]
①ほそい。こまかい。小さい。「繊維・繊毛・繊細・繊巧」
②ほっそりとしてしなやかである。「繊
せんけん・繊手・繊麗」
③数の単位。一の千万分の一。一微の十分の一。
[解字]
形声。「糸」+音符「
」(=細く切る)。ほそい糸の意。[纎]は異体字。
[下ツキ
化繊・巻繊けんちん・合繊
筆順
〔糸部11画/17画/常用/3301・4121〕
[纖] 字形
〔糸部17画/23画/6989・6579〕
〔音〕セン(呉)(漢)
〔訓〕ほそい
[意味]
①ほそい。こまかい。小さい。「繊維・繊毛・繊細・繊巧」
②ほっそりとしてしなやかである。「繊
せんけん・繊手・繊麗」
③数の単位。一の千万分の一。一微の十分の一。
[解字]
形声。「糸」+音符「
」(=細く切る)。ほそい糸の意。[纎]は異体字。
[下ツキ
化繊・巻繊けんちん・合繊
大辞林の検索結果 (42)
せん【繊】🔗⭐🔉
せん [1] 【繊】
(1)「繊蘿蔔(センロフ)」の略。
(2)数の単位。微(ビ)の一〇分の一,すなわち一千万分の一。[塵劫記]
せん-い【繊維】🔗⭐🔉
せん-い ―
[1] 【繊維】
微細な糸状物質。動物体を構成する神経繊維・筋繊維・弾性繊維,植物体を構成する靭皮(ジンピ)繊維などがあり,鉱物繊維に石綿(イシワタ)がある。また,人工的にも合成される。植物繊維の多くは紡績繊維や紙などの原料となる。
〔医学関係では「線維」の字を用いるとされる〕
→繊維[表]
[1] 【繊維】
微細な糸状物質。動物体を構成する神経繊維・筋繊維・弾性繊維,植物体を構成する靭皮(ジンピ)繊維などがあり,鉱物繊維に石綿(イシワタ)がある。また,人工的にも合成される。植物繊維の多くは紡績繊維や紙などの原料となる。
〔医学関係では「線維」の字を用いるとされる〕
→繊維[表]
せんい-かべ【繊維壁】🔗⭐🔉
せんい-かべ ―
― [3] 【繊維壁】
軟質多孔性の軽量繊維材料を塗った壁。繊維系材料・色土・パーライトなどに混和材料を混ぜて練る。
― [3] 【繊維壁】
軟質多孔性の軽量繊維材料を塗った壁。繊維系材料・色土・パーライトなどに混和材料を混ぜて練る。
せんい-きょうか-プラスチック【繊維強化―】🔗⭐🔉
せんい-きょうか-プラスチック ―
キヤウクワ― [10] 【繊維強化―】
⇒エフ-アール-ピー( FRP )
キヤウクワ― [10] 【繊維強化―】
⇒エフ-アール-ピー( FRP )
せんい-こうぎょう【繊維工業】🔗⭐🔉
せんい-こうぎょう ―
―ゲフ [4] 【繊維工業】
綿糸・毛糸・麻糸・生糸・化学繊維などの紡績および織物の工業。
―ゲフ [4] 【繊維工業】
綿糸・毛糸・麻糸・生糸・化学繊維などの紡績および織物の工業。
せんい-さいぼう【繊維細胞】🔗⭐🔉
せんい-さいぼう ―
―バウ [4] 【繊維細胞】
(1)植物の厚壁細胞のうち細長いもの。繊維組織をつくる。
(2)動物の繊維性結合組織の主要な構成要素である扁平な細胞。繊維芽細胞。
―バウ [4] 【繊維細胞】
(1)植物の厚壁細胞のうち細長いもの。繊維組織をつくる。
(2)動物の繊維性結合組織の主要な構成要素である扁平な細胞。繊維芽細胞。
せんい-さくもつ【繊維作物】🔗⭐🔉
せんい-さくもつ ―
― [5] 【繊維作物】
繊維をとるために栽培する作物の総称。ワタ・アサ・ミツマタ・コウゾ・イなど。
― [5] 【繊維作物】
繊維をとるために栽培する作物の総称。ワタ・アサ・ミツマタ・コウゾ・イなど。
せんい-じょう-たんぱくしつ【繊維状蛋白質】🔗⭐🔉
せんい-じょう-たんぱくしつ ―
ジヤウ― [9] 【繊維状蛋白質】
分子の形が細長いタンパク質の総称。球状タンパク質に対するもので,水や他の溶剤に溶けにくい。コラーゲン・フィブロイン・ケラチン・エラスチンなど。
→球状蛋白(タンパク)質
ジヤウ― [9] 【繊維状蛋白質】
分子の形が細長いタンパク質の総称。球状タンパク質に対するもので,水や他の溶剤に溶けにくい。コラーゲン・フィブロイン・ケラチン・エラスチンなど。
→球状蛋白(タンパク)質
せんい-せいひん【繊維製品】🔗⭐🔉
せんい-せいひん ―
― [4] 【繊維製品】
繊維を原料として製造した品物。織物・衣料など。
― [4] 【繊維製品】
繊維を原料として製造した品物。織物・衣料など。
せんい-そ【繊維素】🔗⭐🔉
せんい-そ ―
― [3] 【繊維素】
(1)セルロースに同じ。
(2)フィブリンに同じ。
― [3] 【繊維素】
(1)セルロースに同じ。
(2)フィブリンに同じ。
せんい-そげん【繊維素原】🔗⭐🔉
せんい-そげん ―
― [4] 【繊維素原】
⇒フィブリノーゲン
― [4] 【繊維素原】
⇒フィブリノーゲン
せんい-そしき【繊維組織】🔗⭐🔉
せんい-そしき ―
― [4] 【繊維組織】
繊維細胞が集まってできた組織。維管束,その他種々の部分に見られる。
― [4] 【繊維組織】
繊維細胞が集まってできた組織。維管束,その他種々の部分に見られる。
せんい-ばん【繊維板】🔗⭐🔉
せんい-ばん ―
― [0] 【繊維板】
繊維を加熱圧縮してつくった板。ファイバーボード。
― [0] 【繊維板】
繊維を加熱圧縮してつくった板。ファイバーボード。
せん-えい【繊翳】🔗⭐🔉
せん-えい [0] 【繊翳】
少しのかげり。わずかなくもり。「春天霽静―も無く/文華秀麗(下)」
せん-かい【繊芥】🔗⭐🔉
せん-かい 【繊芥】
(1)細かいごみ。転じて,ごくわずかなことにいう。「将軍兄弟こそ誠に―の隔もなく/太平記 30」
(2)心中のわずかなわだかまり。
せん-ぎり【千切り・繊切り】🔗⭐🔉
せん-ぎり [0][4] 【千切り・繊切り】
大根などを細長く刻むこと。また,刻んだもの。繊。繊蘿蔔(センロフ)。
せん-げつ【繊月】🔗⭐🔉
せん-げつ [1] 【繊月】
細い形の月。三日月などをいう。
せん-こう【繊巧】🔗⭐🔉
せん-こう ―カウ [0] 【繊巧】 (名・形動)[文]ナリ
こまやかでたくみな・こと(さま)。「―にして奇創なる者あり/獺祭書屋俳話(子規)」
せん-ごう【繊毫】🔗⭐🔉
せん-ごう ―ガウ [0] 【繊毫】
(1)細い毛。
(2)きわめてわずかなこと。また,非常に小さいことのたとえ。
せん-さい【繊細】🔗⭐🔉
せん-さい [0] 【繊細】 (名・形動)[文]ナリ
(1)細く美しい・こと(さま)。「―な指」
(2)感情や感覚がこまやかなこと。微妙なこと。また,そのさま。デリケート。「―な感受性」「―な神経の持ち主」
[派生] ――さ(名)
せんさい-の-せいしん【繊細の精神】🔗⭐🔉
せんさい-の-せいしん 【繊細の精神】
〔(フランス) esprit de finesse〕
〔哲〕 パスカルの考えた人間精神の類型の一。多数のこまかな原理を一挙にとらえるしなやかな精神。
⇔幾何学的精神
せん-じゃく【繊弱】🔗⭐🔉
せん-じゃく [0] 【繊弱】 (名・形動)[文]ナリ
弱々しい・こと(さま)。きゃしゃ。孱弱(センジヤク)。「神経質で―な子供」
せん-しゅ【繊手】🔗⭐🔉
せん-しゅ [1] 【繊手】
かぼそくたおやかな女の手。
せん-じょう【繊条】🔗⭐🔉
せん-じょう ―デウ [0] 【繊条】
(1)金属の細い線。
(2)細い糸。
(3)フィラメントのこと。
せん-せん【繊繊】🔗⭐🔉
せん-せん [0] 【繊繊】 (ト|タル)[文]形動タリ
ほっそりとしているさま。かぼそいさま。「―たる細腰に軽綺の長裾を曳き/佳人之奇遇(散士)」
せん-ど【繊度】🔗⭐🔉
せん-ど [1] 【繊度】
繊維の太さを表す語。繊維の一定の長さに対する質量の割合,または一定の質量に対する長さの割合で示され,前者をデニール,後者を番手で表す。
せんど-けい【繊度計】🔗⭐🔉
せんど-けい [0] 【繊度計】
一定の長さの糸の重さからデニール数を読み取る装置。
せん-にく【繊肉】🔗⭐🔉
せん-にく [0] 【繊肉】
牛・豚などのヒレ肉。
せん-び【繊美】🔗⭐🔉
せん-び [1] 【繊美】 (形動)[文]ナリ
繊細で美しいさま。繊麗。
せん-みつ【繊密】🔗⭐🔉
せん-みつ [0] 【繊密】 (名・形動)[文]ナリ
こまかくくわしい・こと(さま)。「―な描写」
せん-もう【繊毛】🔗⭐🔉
せん-もう [0] 【繊毛】
(1)細い毛。
(2)原生動物の繊毛虫類の体表,多くの後生動物の繊毛上皮の細胞などに見られる運動性のある微小な毛状物。基本的構造は鞭毛(ベンモウ)と同じであるが,運動の様式は異なる。
せんもう-うんどう【繊毛運動】🔗⭐🔉
せんもう-うんどう [5] 【繊毛運動】
繊毛虫類や繊毛上皮などにある繊毛の運動。一定の方向に毎秒数回から数十回繰り返される。摂食・呼吸のために水流を起こしたり,動物体の移動や,排出物・生殖産物の移送などに役立つ。
せんもう-じょうひ【繊毛上皮】🔗⭐🔉
せんもう-じょうひ ―ジヤウ― [5] 【繊毛上皮】
上皮組織の一つで繊毛細胞が集まってできたもの。哺乳類の気管・気管支や輸卵管などの内表面,カエルの口内上皮などに見られる。
せんもう-ちゅう-るい【繊毛虫類】🔗⭐🔉
せんもう-ちゅう-るい [5] 【繊毛虫類】
繊毛虫綱の原生動物の総称。単細胞で卵形または楕円形。体長0.01〜3ミリメートル。体表には一生あるいは一時期,繊毛があり,これで運動する。一般に淡水産で遊泳生活をするが,海産の種や動物に寄生する種もある。分裂や出芽による無性生殖と,接合による有性生殖を行う。ゾウリムシ・ツリガネムシ・ラッパムシなどや吸管虫類を含む。有毛虫類。滴虫類。
せん-れい【繊麗】🔗⭐🔉
せん-れい [0] 【繊麗】 (名・形動)[文]ナリ
ほっそりとして美しいこと。しなやかで美しいさま。「他の部分の―な割合に下顎骨の発達した/或る女(武郎)」
せん-ろっぽん【千六本・繊六本】🔗⭐🔉
せん-ろっぽん ―ロクホン [3] 【千六本・繊六本】
〔繊蘿蔔(センロフ)の中国字音の転。蘿蔔とは大根のこと〕
大根を千切りにすること。人参(ニンジン)などにもいう。せんぎり。
せん-ろふ【繊蘿蔔】🔗⭐🔉
せん-ろふ 【繊蘿蔔】
〔「蘿蔔」は大根の意〕
大根を細く薄く刻んだもの。[日葡]
ひわず【繊弱】🔗⭐🔉
ひわず ヒハヅ 【繊弱】 (形動ナリ)
弱々しいさま。ひよわなさま。「いと若う,―なり/源氏(竹河)」
ひわ-やか【繊弱やか】🔗⭐🔉
ひわ-やか ヒハ― 【繊弱やか】 (形動ナリ)
弱々しいさま。なよなよとして上品なさま。「宮いみじう―にめでたくて入らせ給ふ/栄花(音楽)」
せんい【繊維】(和英)🔗⭐🔉
せんもう【繊毛】(和英)🔗⭐🔉
せんもう【繊毛】
thin hair;《動》cilium.
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